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ひじきさんだよ
210
#なんでも許せる人向け
歯科医
563
❅雪華❅
163
続き未定 もしかしたら1話だけ書いて失踪するかも知れません
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ 🙂視点
『おはようございます、マスター。 』
彼は俺の所有する人形のピヤノ。あの日ゴミ捨て場に廃棄するように捨てられたのを見て人形師としてのプライドが働いて拾わざるを得なかった。かなり見た目が人間に近いし何故か自我がある。
「…毎日、俺のことは呼び捨てでいいと言っているだろう。それとも名前を覚えていないか?スマイルだ。覚えろ。」
『覚えてますけど…。でも、やっぱり僕にはマスターを呼び捨てするような権利なんてないから、もう少しだけこう呼ばせてください』
ㅤ⠀
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『えっと…。お茶とか、入れてきましょうか?』
「…お言葉に甘える」
…本当はここまで過保護にするはずではなかったけど、悪くはないかもしれない
『ふふ…マスター、机に突っ伏したまま寝てますね。人形作るのが大変なのはわかりますけど…風邪、引いちゃいますよ』(ブランケットをかける
「………(嘘。本当は起きてるが確かめるため眠るふりをした)」
『寝てるし…寝顔の学習、しようかな』
『表情筋は少し緩んで、口角はこうで…』
「(???)」
『…こう、かな。いやいや、全然違う。あっ、うるさくしたらマスターが起きてしまいます…!お、起きないで〜…!』
ああ、本当に 従順な人形。
ある日、彼に聞いてみた。
「人形は…人のように眠るのか」
『寝ようと思えば寝れますけど寝なくても大丈夫ですかね』
「少し睡眠についての研究を行わせてほしい。数分だけで大丈夫だ」
数分後。彼は深く眠りについた…はずだが
『ぎっ゛…ぁあッ…!冷たい…!お願いだから…お願いだからお願いします本当に死んじゃうやめてくださいお願いしますお願いしますお願いします…………。』
「…これは。」
『…ゆめ、ですか。ほんとに、夢なんですか。』(がばり、と起き上がり
「…断片的な記憶を脳が記録している…、ならその記憶は誰のものなのか調べる必要がある」
『…ごめんなさい、マスターにこんなことは言いたくないけれど…』
『踏み込まないで。お願いします。』
人形は-120℃の夢を見る。