初投稿〜〜🎉🎉
※中也が病みます。
※初投稿なので、なんでもいい人向けです。(下手です。)
それでもいいよって人のみ、お読みください。ちなみにR18はないです。
中也side -
森「太宰くんが失踪した。」
首領から報告を受けた。突然のことだった。
その日は部屋に戻って一日中泣いた。
信じられなかった。太宰が俺に何も言わず、ポートマフィアを抜けるだなんて。
信じたくなかった。太宰にとって、俺がいなくてもいい存在だったなんて。
…俺と太宰は、恋仲だった。本当に好きだった。…少なくとも、俺は。
…太宰に捨てられた。理解したくない現実を理解してしまってから俺は、何も考えず、ある場所へと向かった。俺にとって、思い出の場所。良い思い出も、悪い思い出もある、この場所。
旦那・蘭堂さんの墓。羊に裏切られた場所。ー太宰に助けられた場所。
気づけば俺は、崖の上に立っていた。心底、死にたかったのだろう。本当に死のうと思った。
ーでも、できない。
太宰に恩を返していない。
唯一、俺を認めてくれた人。俺を助けてくれた人。愛情を注いでくれた人。感謝してくれた人。
生きる意味をくれた人。
太宰がいたから、生きようと思えた。太宰がいなければ、とっくに死んでいた。
その太宰を恩を返していない。礼を言っていない。
ーだから、死ねない。
太宰に会い、礼を言うまでは。
その日から俺の生活は一変した。まず、食を絶った。生きる価値のない俺に必要がないと思ったから。
それから、来る日も来る日も仕事だけをこなし、ずっと無理をして過ごした。
そして、それから4年の月日が経過した。
一向に太宰は現れない。現れない、、、現れないなら仕方がない…もう、いいのだろうか。
俺の体は、すでに限界を迎えている。そんなこと分かっている。
もう太宰を4年も待った。もう、いいだろう?
そう考えてからの行動は早かった。俺は、すぐにあの場所へ向かった。
今までそこでたくさんの出来事があった。でも、今は他のことなどどうでもいいほどに太宰のことだけが
頭の中をぐるぐる回っていた。
崖の上に立ち、ここから身を投げてしまおうかと下を見ると、ふと自分の体が目に入った。
4年前と比べてみれば、体は細く痩せ細り、力も弱くなった。
4年前、負け知らずだった体術も弱くなり、体にたくさんの傷がついた。
でも、そんなことは、もうどうでもいい。俺は今、ここで命を落とすのだから。
俺は覚悟を決めた。ここから飛び降りる。たった今そう決めた。
??「中也…?」
ふと、後ろから声がしたような気がした。懐かしい、俺の恋人の声。
幻聴まで聞こえるようになってしまったのか。
後ろを振り向きたくて、そこにあいつがいると信じたくて、たまらなかった。
でもしなかった。俺が決めた決意が、覚悟が、崩れてしまうような気がしたから。
俺は、前を向き直し、ゆっくりと深呼吸をして、
ーそこから身を投げた。
一旦、切ります!
次の話で太宰side書こうと思います。
聞きたいことがあるんですけど、この話、ハピエンとバトエンどっちがいいですか?
希望あれば、コメントで教えて欲しいです。(両方書くことも可)
良かったら、いいねしてくれると嬉しいです。
コメント
5件
両方見たいんですけど両方書いてもらえたりしますか?
ハピエンがいいです!めっちゃいい話ですね!✨️✨