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しまじろう
2
#冴潔
#潔嫌われ
しまじろう
2,029
#冴潔
蒼猫
10,902
注意 カイ潔 文才ナッシング キャラ崩壊
ギャグ オメガバ 誤字脱字きっとあります
潔 オメガ
ザー アルファ
それでもいいよーって方のみどうぞ。
アイツと初めて会ったのは、いつだったか。
夏だったか、冬だったか。もしかすると秋かもしれない。
何せ青い監獄の名だけあって、外の状況なんて知らなかったし、見えなかった。
見ようともしなかったし、知ろうともしなかったからよく分からない。
話は逸れたが、初めて会ったアイツは、
お世辞にもいい人だとは言えなかった。
いつもニヤニヤして俺を罵ってくる。
俺はそれに反抗して、俺とアイツは拗れまくっていた。
まあその怒りを利用してアイツに一泡吹かせることができたが。
何が言いたいかって言うと、第一印象は最悪だった。
こんな奴と仲良くしたくないし、アイツも
俺と仲良くしたいとは思っていないと思う。
だって、初対面にも関わらずアイツから俺の手を握ったくせに、
手を離した途端目の前で手を拭くし、
道化だの何だのと罵詈雑言を吐いてきた奴だ。そんな奴と今、俺は____
「おい、何やってる。撫でろ。」
こんな奴と付き合っている。
「撫でろっつってんだろ」
何故?と画面の前の君も言いたいだろう。
俺も言いたい。何なら俺が一番言いたい。
「おい聞いてんのか」
なにやら煩いが無視を決め込もうと思う。
拗ねたところで可愛いだけだ。
まあこんな奴に可愛い…!と母性をくすぐられている俺も俺だが。いや父性か?
「なにニヤけてんだお前」
「お前って言うな」
俺はカイザーの頬をつねった。
ぬ゛という間抜けな声がカイザーから聞こえた。
数年前は、
「おい間抜け面、すっぴんが道化みたいだぞ」
「あ?喧嘩売ってんのか」
「なんだよ、怒ってんのか?
世一は本当お子ちゃまねぇ」
「お前だけは100死ね」
だったのが今では
「あとニヤけてないだろ」
「鏡を見ろ。可愛い顔がクソ可愛くなってんぞ」
「目腐ってんじゃねえの?」
「ベビーフェイスなのに妙な色気があるのは何故だ?」
「お前だけには言われたくない」
これだ。
すんごいBeforeAfter。匠も吃驚だ。
事実カイザーと俺だったらカイザーの方が色気はある。ベビーフェイスか、と問われれば…まあ、うん。
「俺はベビーフェイスじゃない」
案の定である。
「というか世一」
「ん?」
「そろそろ発情期だろ、ヤるか?」
「色気もクソもねぇな。てかその内子供できるぞ」
「俺はお前との子供が欲しい」
「何人欲しいんだよ?」
「11人」
「サッカーチーム組もうとすな」
他愛もない話だった。なにげにこういう時が一番幸せかもしれない。
コメント
1件
第1話、読了しました…!いやもう、最高です。最悪な第一印象から今のイチャイチャまでのギャップがたまらなくて、最初からニヤニヤが止まらなかったです(笑)。「撫でろ」って拗ねるカイザーと、つねる潔のやりとり、めちゃくちゃ可愛い。そして「11人」でサッカーチーム組もうとする発想、カイザーらしさ全開で笑いました。このふたりの他愛ない会話が一番の幸せっていう潔の気持ち、すごく分かります。続きが気になるし、もっと甘々なシーンを読みたい…!素敵な話をありがとうございます、平成さん。