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朝になったら君はいなくなっている。それが日常茶飯事だ。まだベットには温もりがある。その温もりでさえ嬉しくて顔をベットにつけ匂いを嗅ぐ。甘くて花のような香り。僕の好きな香り。

メンバーだから事務所で会えるけど、ひとりぼっちの家では少し寂しくて孤独。

涼ちゃんとはフェーズ1から体の関係。

最初は、僕がストレスで体も精神もボロボロだった時、涼ちゃんを呼んで癒してもらうだけだった。でもそれがだんだん足らなくなり体の関係へと発展した。涼ちゃんは優しいから僕の言うことをすぐ聞いちゃう。でも、そこが僕にとって辛い。誰対しても優しくして誰でも好きになっちゃう笑顔をする。


着替えに行こうとベットからおりる。そこに涼ちゃんのシャツがあることに気づいた。涼ちゃんはきっと僕のシャツを着て言ったのかな。僕の方が断然小さいのに……。そんな天然なところも大好き。


「おはようございます〜」

涼ちゃんはいつも僕の次に来る。僕家から事務所が近いのでそこから行けばいいのに涼ちゃんはいちいち家に帰って少し整えてから行く。

「おはよー」

「涼ちゃーんそれ僕のシャツ。」

「まじ!?間違えちゃった!」

「よいしょっと。」

「ちょっ!涼ちゃんここで脱ぐな!」

「別に良くない?ここ楽屋だし。男二人だし」

「僕が良くない!」

「いいじゃんどうせ裸見あってんだから。」

「そうだけど……//」

「照れてる。元貴可愛い。」

涼ちゃんはずるい。こんなこと僕の前でしかしちゃダメだからね。涼ちゃんの体は僕だけのものだから。

君のものになりたい

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