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「涼ちゃーん?」
今日はおかしかった。どこを探しても涼ちゃんが見つからない。家にも事務所にもトイレにもいつもの公園にも。でももしかしたらと、若井の家に行く。
「 んあ゛っ……。りょおかぁ♡ 」
「若井……♡」
予想どうりだった。
僕らは付き合っている訳では無い。
きっと本命は若井。叶わない恋だとわかっている。でも僕を抱く時”好き”と言ってくれたり僕に甘えてくれたりそんなことに期待してしまう。
若井はいいな涼ちゃんに大切にされていて
僕は真っ暗な路地をとぼとぼ歩く。いつもは隣に涼ちゃんが一緒にいて手を繋いでくれる。たまに頭を撫でてくれたり抱きついてくれたりしてくれてるのに。
寂しい。辛いな。
「涼ちゃん……好きだよ……」
僕の声は思ったよりかすれていて涙声だった。
.....
NEXT.50♡
初めてやってみる。
なんか嫌いなんだよねこれ。笑 ︎