只今,深夜テンションで筆を走らせております。Mです。
はじめまして
毎度のことながら,自己紹介をしても作品書くのだんだん飽きてくるんで描きません。
こっから先がメインです
今日は入学式だった
小中一貫の学校だったため,ほとんどのひとが
知り合いだった
【私の友達】は,クラスおんなじだといいな,と
その子の友達だと思われる子たちに話している
そんな【私の友達】は,私の方に寄ってくると,
・・・ちゃんも一緒に写真撮ろうよ,
と,優しい声を掛けてくれる。
写真を撮るために並んで
シャッターの音が聞こえ,写真を見る
笑顔が下手な私と比べて
【私の友達】も,その友達も,
にこやかで可愛らしい顔だ
撮り終わった後も,【私の友達】は
その友達に囲まれて楽しそうだった
そこに混ざることもできず,ただただ眺めていた
入学式が終わり,家に帰ることになる
校門の前でも【私の友達】と写真を撮り,
帰ることにした
【私の友達】に,一緒に帰ろうと誘うと
ごめん,・・・ちゃんと一緒に帰るんだ
と断られてしまった
【私の友達】ちゃんと,話しながら帰るんだ
と,楽しげに話すその友達
【私の友達】は,
あなたが話したいようなアイドルなんて
知らないし,話も合わないよ
と言ってやりたかった,
私との方が話が合うし,きっと楽しいはずだって
そんな濁った気持ちを押し込んで,
そっか,と残念そうに言った
【私の友達】はじゃあねと言って手を振った
私もじゃあねと言って手を振りかえした
帰り道,1人で帰りながらつぶやいた
「あーあ,
【私だけの友達】が欲しい」
コメント
1件
独占欲?が強いのかな…