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「美紀」
「何瑠衣」
携帯電話を覗き込んだ美紀が
「この人誰よ」
「アハ見られた笑っ」
佐藤君。一つ上の先輩だけどね。
ふぅん…
美紀~お手伝いしてよね。はーい。
店、コンビニを経営してる母親、
夕食作るからって離れた。
瑠衣は母親の手伝いしてた。足が悪い。
半年前に自転車で走ってたら車に突っ込まれた。
私の父は交通事故で亡くなってた
世の中は厳しい交通事故で亡くなったからって通報もしてくれない。通報したのは相手の人だった。
22歳になった妹は
「私も店手伝うよ」
「足治ってからで良いから」
母の尚子は妹の為に働いてる店を手放さなかった。
姉の美紀は大学出たからには就職活動してたが手伝いをするようになった。。
諦めるかなでも妹の足を治したいってお洒落もしたいだろなぁ…
フゥー
品物を補助しながら、
ドアが開いた。
「いらっしゃいませ笑っ」
立ち上がり、
慌てて箱をバックヤードに置いた。
「これをお願いいたします」
置かれたお金を見た、
「アメリカドルは使えませんよ。銀行で交換お願いします」
北沢美紀?
顔を見上げた、
「松山さん…笑っ」
「なんだここに勤めてるの」
「私の家で経営してますよ」
「はぁ?…御両親は?…」
松山雅巳二歳上の先輩
これは使える?…
カードですか…
お母さんちょっと来てよ!
「どうしたの?…」
「お客様の前で大きな声出さないのよ。いらっしゃいませ笑っ」
これはクレジットカードですね。
煙草の表示に手を当ててください。
「これか…笑っ」
「いらっしゃいませ」
兄貴未だか…
悪いな待たせて、
お待たせしました。
「袋利用しますか…」
「お願いします笑っ」
「4円いただきます」
「綺麗な人だね笑っ」
「大亮失礼だよ…俺の後輩だよ」
「そうなん?」
「カードお返しします。ペイペイご利用くださいませありがとうございました。」
「向きを変えて、連絡取れるか…」
え…
名刺を置いた。
「取れないなら投げても良いから 笑っ」
「美紀~誰なの?」
「高校の時の先輩だよ…」
「そうなのあなたご飯食べて来なさい」
「お母さん食べたの…」
「未だよ」
名刺をとった企業勤務、松山雅巳、
良いところの息子なの?…
笑っ玉の輿になれるかな美紀…
♪♪…
ドアが開いた。
「いらっしゃいませ笑っ」
「尚子姉さん」
あら久彩子笑っ
姉さんの見合い相手、
また…嫌よ。
「まだ若いから家の主人の会社の役員してるのよ笑っ」
「お母さん会ってみたら」
「美紀…」
「扶養家族いると違うからさいつまでもお父さんの事思ってないでよね!夜中まで営業してて人件費使わないでさ。私より瑠衣がかわいそうだわ。」
落ちた名刺を拾った私
ポケットに入れた。
「美紀ちゃん、瑠衣ちゃん、幸せにしてあげなよ!」
「考えておく…私だって考えてるよ…」
むしゃくしゃする。
缶のチューハイを開けた。
「お姉ちゃん…ごめんね…」
「瑠衣悪くないよ」
抱きしめて泣いてた
エーンエーン
「泣いてるよ…姉さん」
「私だって泣きたい。つらいよ…」
49歳の母の声を聞いた
私を23歳で産んでから働いてきた…