テラーノベル
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私はもう何も望まない。
笑っていよう。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー宵の明星が来る時までーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
私の母の名前は南十星【なとせ】、双子の妹の名前は明【あかり】、私の名前は【宵】。
母が星好きだったこともあって、金星の別名である明けの明星と宵の明星から名前をとったそうだ。
小さい時から明はいつも家族の輪の中にいた。
周りの人たちはいつも私の噂をした。
「やっぱり名前の通り光を浴びるのはいつも明ちゃんね」
「宵ちゃんは明ちゃんの”引き立て役”のようだわ」
「まさか。引き当て役にもなっていないでしょう」
別にそんな噂にももう慣れた。
だって本当のことだから。御三家の禅院とかいう家にも双子の子供が生まれたらしい。
しかも姉のほうは呪力も術式も持ってないとか。私とおんなじだ。
私は天与呪縛?とかいう特別な体みたいで、呪力がない代わりに身体能力がめっちゃいいとかよくないとか。
別に私の家は禅院家みたいに大きくないからいじめられはしないけどね・・・・・・
15年間私の存在は空気同然だった。いや、空気にもなれてなかったかな・・・・
私の家は京都のほうにあったけど、どうしても京都の高専には行きたくなくて、
家を出て東京の高専に行った。高専には行きたくなかったけど、あの家にいるのはもっといやだから
誰かにとって価値のある人間になりたくて家を出た。
聞いた話によると一年生は私含めて4人らしい(乙骨はまだ)しかもそのうちの1人は呪骸?とかいうのもいるらしく。
まあ、行ってみますか・・・・・
今回はこの辺で終わり。下に主人公たちのプロフィール載せとくね。また見てね~~
名前 星乃 宵 (ほしの よい)
術式 なし 天与呪縛
制服 ↓スカートはひざ下くらいに変更しているということで
名前 星乃 明(ほしの あかり)
術式 流星操術(りゅうせいそうじゅつ)
制服↓
ではでは。またお会いしましょう。