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操り人形、、、辛い、あとちょっと!頑張って頑張って、、!!
ーーー学園(昼休み)ーーー
桃「………………」
勉強……
青「姫、お昼たべよ?」
桃「………………」
青「姫!」
桃「ビクッ…………」
青「お昼」
桃「………………」
青「来て」
ーーー生徒会室ーーー
橙「来たやんな」
黄「食べましょうか」
桃「………………」
青「桃くん食べよ?」
紫「ねぇ、前より痩せてない?」
桃「………………」
(勉強道具を出す)
勉強……しなきゃ……
黄「え?何やってるんですか?」
桃「………………」カキカキ
赤「桃ちゃん!お弁当は!?」
桃「………………」カキカキ
青「……桃くんこっち向いて」
桃「…………」カキカキ
青「桃くん!!!!」
桃「…………」
青「こっち向けって言ってんの」
桃「…………」(向く)
青「口開けて」
桃「…………」(開ける)
青「…………」(サンドイッチを口に入れる)
桃「ムグッ!?」
青「食べて」
桃「………………」モグモグ
橙「無理やりやん……」
青「そうしないと食べない」
黄「隈もできてます……」
赤「ちゃんと寝てる?」
桃「…………」モグモグ
紫「…………」
今思うのもなんだけど……なんか桃くん可愛い……食べるの遅い……
青「桃くん、上の服脱いでもらってもいい?」
桃「…………」モグモグ
黄「え、脱がせるんですか?」
青「確認しておきたいから」
桃「…………ゴクン」
青「いい?」
桃「………………」カキカキ
橙「無視やん」
青「腕めくるよ?」
桃「…………」カキカキ
青「もう一回口開けて!!」
桃「…………」(開ける)
青「ふんっ!食べて!」
(サンドイッチを食べさせる)
桃「…………」モグモグ
赤「なんか……お人形さんみたい……」
黄「そう……ですね……」
青「これで捲りやすくなった」(袖をまくる)
赤「なっ……!!!」
黄「これは…………」
青「桃くん……」
桃「………………」モグモグ
橙「痣だらけやん……」
赤「もしかして……身体中に?」
黄「これもう……警察沙汰ですよ……」
桃「…………」モグモグ
紫「今日桃くんの家行こっか」
桃「…………」モグモグ
青「うん……警察も呼ぼ」
紫「赤くんが言ってたことあってるかも」
赤「え?」
紫「桃くんがお人形さん見たいって言ったよね?」
赤「うん……」
紫「もし、めんどくさがり屋の桃くんが、ずっと虐待を受けてて、こんなに痣があるんだとしたら多分、反抗するのが面倒くさくなったからやられるがままになってたとしたら?」
赤「ずっと……やられてる……」
紫「そのぐらいの痣の量だよね?しかも最近話すことが無くなった」
橙「じゃぁ……今あまり話さなくなってきたのって」
紫「話すのがめんどくさくなったからじゃない?今の桃くん見てよ。はいも、いいえも言わない」
黄「確かに…青ちゃんの言うこと聞いてるだけでした……」
青「っ……」
紫「だからもし親に何かをしろって言われたら抵抗なくやるだろうね……今の桃くんは」
橙「そんなの……操り人形やん……」
紫「早くしないと……本当に桃くんが壊れてしまう」
青「紫くん!!前の作戦は!?」
紫「あともうちょっと」
赤「桃くん、あとちょっと、ちょっとだから……こわれないでっ……」