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まだ満開にならない桜の木。
明るい日差しによって、それがステンドグラスのように鮮やかに地面を照らす。
恋と友情について悩んだことはあるだろうか。
学生はあるかもしれない。
大事な人ほど、傍にいて、ずっと一緒にはいられない。
自分の傍で生きていて欲しいというのはただの願望だ。
時には悩んで躓いてしまう。
部活の試合に負ける。
テストの点が悪かった。
大事な人が離れてしまう。
告白して失敗してしまう。
親友と喧嘩した。
大人と同じくらい、苦しい思いをして、大人と同じくらい悩んでいる。
たった三年間でも、それは儚く切ない一つの物語。
この物語は、三月、卒業した中学生たちに贈る物語である。
大人になった時、この物語を読み返してほしい。
きっと、懐かしい気持ちになれるから。
【予告】
皆さんこんにちは。雪葉です。
今週いっぱいで、今日から活動休止します。
3月15日。この『叫ばせろ』を投稿します。
今進路に悩んでいる中学生。
進路に向けて勉強している中学生。
親友とともに目指す場所がある中学生。
恋をしている中学生。
これを読んでいる中三の皆さんが卒業したとき、これを投稿します。
勉強頑張ってください。応援します。
3月15日まで、待っていてください。
『叫ばせろ』
3/15 22時に前編投稿。
3/16 22時に後編投稿。
卒業したすべての中学生に送る作品。
※多少の投稿時間のズレはご了承下さい。
from雪葉