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こんちは、主です。
注意事項として、題名やあらすじにも書きましたが、これは「転生林檎」の曲パロです。
nightmare!Sansは今のところ出す予定はありません。
本家Dreamtaleと違う部分がありましたら、遠慮なくお申し付けください。
こういう小説は初めてですので暖かい目で見てくれると嬉しいです。
主人公▶白メア
それではどうぞ
僕の人生は失敗していると思う
ドリームを見ていると、そんな考えがいつも出てしまう。
だって考えてみてよ。いつも皆の前でキラキラしてるドリームと、影で虐めれれてる僕…
ね?…まぁ、僕がネガティブの守護者だからっていうのもあるけど…
「やり直したいなぁ…」
冗談交じりで呟いた。やり直して、人生を成功させてみたい。
ドリームみたいに、皆から好かれたい、笑顔を向けてほしい。
<ゴトッ>
「……?」
音の鳴った方に視線を向けると、感情の木から一つの黒い林檎が落ちていた。
「…これ、誰かに言った方がいいかな…」
とりあえず拾おうとしたとき、林檎から声が聞こえてきた
『人生をやり直したいか?』
「………………え?」
突然の質問に、僕の体はフリーズ。
『黒い林檎を食べれば、転生して人生を成功できるぞ』
「え……それ本当…? 」
嘘だと思っていても、ほんの少しの期待が林檎へと手を伸ばす。
『ただし…成功できるかできないかは貴様次第だ。だが、もう一度林檎をかじればまた転生できる』
「っ…………」
『さぁ、どうする?かじるのか?かじらないのか?』
「…僕は……」
そうだよ。転生して……ドリームみたいに…人気者に…
「……食べる」
『そう言うと思った』
気づけば、僕は黒い林檎を手にしていた。
そして……
1口黒い林檎を頬張っていた。