私の名前は綾辻鳴
殺人探偵,綾辻行人の妹
私はそんな兄を見習って兄様の事務所で探偵として働いている
今日も今日とて事件を解決していた
しかし其の犯人が異能力者だった
悪あがきで私はその異能力者の異能を喰らってしまった
其の衝撃で私は少しの間気を失った
目を覚ますと見知らぬ禍々しい場所に居た
…なんだ此処は!!!!!!
なんか目の前にデカい城みたいなのがあるんだが…取り敢えず此処が何処かだけ聴くか
ノックで良いだろうか
私は目の前の扉を叩いた
ドンドン!
あ,力強すぎた
?「何方様でしょうか」
此の家の人が出て来た
なんか猫耳と尻尾付けてる…
驚きのあまり思わず私は其の人をガン見し人形を落としかける
?「何か?」
『其の耳と尻尾は飾りか…?』
?「いえ,本物です」
本物だと?ならば…
『異能力者か?』
?「異能力…
貴女もしかして人間ですか?」
何を云ってるんだ此奴
『当たり前だろう
何を云ってるんだ』
?「成る程…入って下さい
立ち話もアレですので」
私が良いのだろうかと思っていると腕を引っ張られ中に入れられる
かなりの豪華具合だ
ふむ,あの感じだと此の人は異能力者では無さそうだ
もしかして此処はヨコハマでは無い?
其れどころか人間界では無い可能性がある
つまり此処は…魔界か
猫耳の人はある部屋の前で止まった
?「サリバン様,失礼します」
猫耳の人は返事を聞かずに中に入った
私も続いて中に入る
中には10代辺りの少年とお爺さんが居た
『突然の訪問失礼した
此処は私の居た人間界では無く魔界と判断した
済まないが,雇って下さい
何でもします』
私はサリバン,と思われるお爺さんに頭を下げた
京極「ほっほっほ,何時もの君とは思えん態度じゃな?」
いきなり京極が出て来た
私は頭を下げ乍ら目線だけを京極に向ける
『煩い糞爺
速く私の前から消え失せろ』
京極「くくっ…
困惑しとるわい」
は?私は困惑など…
其処でハッとして頭を上げた
お爺さんや猫耳の人,少年は困惑していた
『すいません…
私の守護霊(?)がいきなり話しかけて来たもので…つい
御無礼をお許し下さい』
サリバン?「そういう事なら良いよ〜
あと雇らない!僕女の子の孫も欲しかったんだよね!」
『…つまり孫になってほしいと…
宜しいので?』
サリバン?「うん!
僕はサリバン!君は?」
『綾辻鳴といいます
齢は25
其方の少年は私の弟となる仔だろうか』
サリバン「そう!
鈴木入間君!」
『そうか』
私は入間の前に行く
『姉になる鳴だ
宜しくな,入間』
入間「え?!(飲み込むの早い…!?)
よ,宜しくお願いします鳴さん!」
『そんな堅苦しい呼び方と敬語は辞めてくれ
家族になるんだ
タメ口で良いしお姉ちゃん,とでも呼んでくれ』
入間「分かったよ,お姉ちゃん!」
…可愛い
こうして私と入間は血が繋がっておらず義理だが姉弟になった
綾辻鳴
弟獲得
鈴木入間
姉獲得
コメント
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待ってぇ ...可愛いぃ ...! 可愛いと可愛いの絡み!さいこうっ! オペラさん大好き!