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訪問するベラルダート村の孤児院は、ベロニカたちの宿泊施設から馬車で二十分ほどの距離にあるらしい。
馬車に揺られる『アダムの補佐・ローズ』姿のベロニカの膝の上には、柳の蔓で編まれたバスケットがあり、そこには手作りクッキーが詰まっている。
アダムには最初何もしなくていいと言われた。
けれどベロニカも子供たちのために何かしたくて、思いついたのがクッキー作りだった。
ランデュシエ王国で侍女をしているとき、城のシェフと一緒にローズへの茶菓子用によく作っていたし、これならと思ったのだ。
突然の思いつきで、相談を持ちかけたアダムも、協力をお願いしたキャシアや村の女性たちも驚かせてしまった。
だがアダムは怪訝そうにしつつも承諾をくれたし、女性陣も快く手を貸してくれて感謝しかない。
ベロニカと同じように家族を失った***********
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