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名前/ヴィオレット・アッシェンハウフェン性別/男
性格/
自身を唯一神だと演じ、全ての者は自分の下につくべきだと考えている非常に傲慢な人物。彼は「全ての者を救済する」という信念の元動いているが、その信念は好奇心の前だけには揺らぎやすく、その者の願いを叶え幸福にすることなのか、それとも死によって救済と見なすのか、その時々によって変わりがちで、いつの間にか歪みがちである。
彼の異常性はありあまる好奇心と、それを実行してしまう行動力。その好奇心がなりを潜めている時は規律、礼儀作法に厳しい人物へと変わる。だが、その膨大な好奇心を一度煽ってしまうような反抗的な立ち振る舞いをすれば彼はいつの間にかこちらの動向を把握していたり、様々な振る舞いをしてその反応を記録するといった研究を勝手に行うことがある。生き物で表すのならば猫、もしくは蛾の幼虫、寄生バチの幼虫という表現が正しい。また、彼の他者を支配しようとする言動、態度はデフォルトである。
つい先程まで擦り寄っていた相手が使えないと判断すればすぐに切り捨ててしまう合理的な人物でもあり、それにカリスマ性を見出してか彼について行く者も少なくはなく、それが故に人心掌握が得意である。彼の周りにはいつも誰かしら取り巻きがついて回っているようだ。
彼は貴族を嫌い、平民の暮らしに非常に興味を示し、貴族社会などない暮らしに憧れているが、もし平民に生まれ育っていたら貴族に憧れていたのだろう。
相手を「ダーリン」「マイディア」「恋人さん」などとまるで親しい間柄のように呼び、口づけやハグなどの愛情表現をするが、自然体で接しているか、また「ここでこうしたらどうなるのだろう」という好奇心から来ているものであり、彼自身に「全ての人間を救済する」という独自の正義以外に特別な執着は存在しない。
学年/3
所属寮/カルミゼリア
開花/「血の宿る結実」
自身の身体を切り裂く、または傷付けられるなどの外傷が加わった際発動する。その傷口や飛び散った血液、肉片はその姿をアジサイのような花へと変化させる。この花弁の香りは水臭い、青臭さを嗅いだものに感じさせる。この開花は主にみっつの能力を宿すことが彼の研究により明らかになった。
元は細胞となるものの集合体なので広範囲を殲滅する火炎放射に弱い。
アジサイの花束を模したもの、複数の目を持つ巨大な蛾などの怪物の形を取った場合は「レギオン」と呼び、周囲を破壊する為だけに動く。炎に触れると即座に炭化、周囲に燃え広がり活動を停止する。
「芽吹きゆく蕾」
撒かれた血肉もとい花弁らを操り、個々は小さくともそれらが一斉に集まることで攻撃を受け流す装甲となる盾や人ならざる怪物を作り出すことができる。
装甲とした場合の名称は「レイヤード」と言い、飛散した小さな花弁の数々が磁石のように引き合い幾重にも連なった高密度な装甲を即座に形成する。炎以外の攻撃を受けると外側の装甲が砕け散りダメージを分散するため瞬間的な衝撃に対してめっぽう強い。炎に触れた場合は即座に炭化し、使いものにならなくなる。
「綻んだ香り」
花弁が発した花粉を吸い込んだ者の心情を操る能力。心情とは言っても、自身よりも精神性が強固であったり、喜怒哀楽を操ることはできず、せいぜい「この人を守りたい」という好意を植え付ける程度。また、効果は10〜30分ほど。
「萌え出る災禍」
相手につけた浅い傷や、吸い込ませた花粉を通じて相手の血流や皮膚の深部に自身の細胞を送り込み、一斉に花を開かせることで内部から攻撃を仕掛けることができる。ただし、成功率はいまだに極度に低く、相手の体温でその細胞が死滅してしまうことが多々ある。
武器/処刑人の剣
刃渡り1.3メートル、柄の長さは27センチほどある、切っ先の丸い剣。鍔元に「正義の剣」と彫刻が施されている。
肉弾戦で相手を無力化するため面で鈍器として振り下ろす、一部分を丸ごと切断するなどといった使い方をするが、普段は手首を切り裂き開花を発動させる媒体に使う程度である。
戦い方/
主に開花を使用しての戦い、もしくは指揮や後衛を好み、肉弾戦を避ける傾向にある。
肉弾戦を嫌うのは「恐怖」からではなく、「自分が手を下すまでもない」「指揮者として高みから観察したい」という優越感から。
戦闘開始時、彼は鍔元の「正義の剣」という刻印を撫でながら、重い刃を自らの手首に滑らせる。
深く切り裂かれた手首から溢れ出る血はそのままアジサイの花弁へと姿を変え、周囲を青臭く、水臭い香りで満たし、レイヤードやレギオンといった開花を使用し戦闘を続行する。
外見的特徴/
顔は人中から上が火傷や傷跡に覆われているが、長いまつげ、鼻の高さ、目の大きさ、顔の小ささから元は目を見張るほどの美形だったのだろうと予測できる。例えると亡国顔。目は左が紫色、右が焦点の合わない白色(失明している)だが、角度や光の当たり方により青色、桃色、赤色にも見えることがある。
髪や肌は絹のように柔らかで白い。床につきそうなほど髪が長く、また前髪も長く顔の多くを隠している。
約2メートルもある長身で、猫背なせいか実際より小さく見えることがしばしば。また、体重も軽く痩せぎすで薄い筋肉が浮き出ている。
一人称/俺
二人称/あんた、お前、あなた、呼び捨て、ダーリン、マイディア、恋人さん
三人称/あいつ、こいつ、やつら、彼ら
得意教科/攻撃・術、開花、開花・応用、基礎魔術
苦手教科/攻撃・物、運動
好き/平民社会、自身に歯向かうもの、変化
苦手/貴族、退屈
詳細/
通り名は【うつろいの明星】または【神躯】。明星と呼ばれるのは外見の神々しさから。うつろいは他人をすぐに切り捨てる変わり身の早さと彼のモチーフであるアジサイから。
愛称はヴィオレ。
彼は神を信仰し、その血を絶やさないため近新婚を繰り返す伝統的な貴族、アッシェンハウフェン家に生まれ、そこで育つ。その外見の美しさから神の化身と信じられ、幼いながらに教祖として信者や一族の寵愛を受けた。そんな彼の出自は父親が自分の娘に対し性的暴行を加え産まれた子。一族の寵愛を横取りする彼を妬んだ兄弟姉妹らは彼の出自を明かし、ヴィオレットは自身が産まれた経緯を知ることになる。また、その頃から実の父親による性的虐待を加えられていたため性的な行為やそれにまつわる言葉に無知であり、認識した際にはひどいトラウマの症状を引き起こすようになった。その腐った身内の影響もあるが、貴族の礼法や歴史を学ぶうちに彼は貴族を将来的に粛清してやると思うほどに忌み嫌い、呪うようになる。彼が15の頃、アルヴェシアに入学。16の頃に蕾から開花になり、自身に歯向かってきた上級生を次々と打ち倒し、異名がついた。
また、彼の特徴的な顔の火傷についてだが、彼がわずか10の頃に自身で熱湯を浴び、顔の皮膚を剥がしたものである。その際右目は完全に失明し、また左目も元々弱視であったがほとんど見えていない状態となっている。
彼を崇める取り巻きには、彼が嫌悪する「家柄や外面にすがる無能な貴族」と、彼の気まぐれな救済に救われた「すがりつくしかない平民生徒」が混ざっている。
カルミゼリア寮内では、比較的好奇心が落ち着いている時は誰よりも規律と礼儀に厳しい優等生・指導者として振る舞い、別寮の者に対してもそう振る舞う。
16歳で開花した際、彼に反発して打ち倒された上級生たちのように、自分に媚びず殺意や怒りを向けてくる相手には目を輝かせる。
右目は失明、左目も弱視なため、周囲の人間を「体温」「心音の速さ」「匂い」で認識・観察している。相手に急接近して頬を寄せたりハグをしたりするのは、視力の低さを補って観察するための癖でもある。
誰かを抱き寄せたり触れることには抵抗がないが、ヴィオレットは幼少期のトラウマから他者に触れられることを極端に恐れ嫌い、剣を抜こうとするなど護身をしようとする。
貴族的な豪華で整った料理には一切の執着がなく、むしろ退屈を感じる。一方で、城下街やスラムで売られているような不格好で味の濃い食べ物に興味を示すことがある(ただし基本的に食にも無頓着である)。
2メートル近い長身とはいえ、痩せぎすで運動が苦手な彼が、重い鉄塊である処刑人の剣をどう扱っているのか。腕力で力任せに振るうのではなく、「剣自体の重さと遠心力」「猫背から一気に上体を伸ばす体重移動」だけで、面を叩きつけるように振り下ろしている。そのため、彼が剣を振るう姿は舞のようにも見え、力みがないからこそ読みにくく、至近距離に入り込んだ相手に予測不能な重撃を見せる。
彼の才能は非凡と凡人の中間、凡人の前では無類の強さを発揮するが非凡人の前では歯が立たない。身体能力は低く、今の体術を主とした戦術は努力で手に入れている。
サンプルボイス/
「敬礼!そこ、背筋をきっちり伸ばせ。よくできたからご褒美をあげようか。名前を教えてやる。俺はカルミゼリアのヴィオレット。みなは俺を【うつろいの明星】とよく呼び恐れる……勝手に呼び名を決められるのは不愉快だが、許容範囲内だ。この俺がこれしきで癇癪を起こすわけがないだろう?」
「ねえ、マイディア。名前を教えてくれるか?へえ、そう……つまらないな。どうしてそんなに見た目通りつまらない名前なんだ?ねえ、素晴らしいアイデアを思いついたんだ。ダーリンと呼んでも?俺の口に出すのに恥ずかしくない呼び方だろう?」
「そんなに死にそうな顔をしてどうしたんだ?助けがいるか?ああ、元から?それならばよかった。いやはや、坊やが生ゴミや道端に生え散らかった雑草をクソほど食べてクソみたいに野垂れ死にしたいのにできない様子だから、この剣で首を断ち切ろうかと思ってしまったよ。」
「あら……俺の手を振り払ってしまうとは。どうしてそんなにわがままなのか理解できないな?ああ、その目だ。いい犬の目をしている……ねえ、あんたのその目は爪を何枚剥がされたら飼い慣らせるんだ?」
「立ち姿がなっていないな。背筋を伸ばしなさい。……そう、完璧だ。神の前では常に美しくあれ。この俺が教導してあげたのだから、感謝するといい。」
「どうしたんだ?そんなに身体を強ばらせて……どうやら、恋人さんは俺の愛情表現が怖いようだ。こうして抱きしめているだけで鼓動の速さが伝わってくるものだから、面白いよ?ダーリン。」
「俺の身体に傷をつけたね?マイディア〜。褒めてあげよう。だけど残念。もしかしてまだ俺が蕾ごときの凡人だと思っていたんじゃなかろうな?手の内を明かしてみようか。」
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@Lemo_nade777様より
コメント
5件
ごめんなさい、開花は1つであってほしくて…… ひとつに絞れたりしますか…?(応用はいくつあっても大丈夫なのですが……)
OKです!
えっと、ヴィオレットの設定めっちゃ細かくて読み応えあった…!!「うつろいの明星」って異名、カッコよすぎでしょ😭💕 自分で熱湯浴びて顔の皮膚を剥がした過去とか、目の見えなさを補うために体温や心音で相手を観察してるところ、めっちゃエモいし傷が深い…。開花の能力もアジサイモチーフで統一されてて世界観しっかりしてるし、サンプルボイスすでにキャラ立ちがやばい!もっと本編読みたくなったよ🌸