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ども、Rossです
前回の作品でハート39個も頂きました
ほんとにありがとうございます!!
初めての作品をこんなに読んでくれるなんて、めっちゃくちゃ嬉しいです。
さて、私は体調不良を書きたいなって思ったので書きます
kyngとめちゃつえーの話
※愛されです
めちゃつえーと言ってますが、今回はkyngとinmしかでないです
ここから伏せ字はあんまりないです
守りたいからね
kyng side
目を覚ますと、全身を震わせるような寒さに襲われる。
夏の暑さに似合わないようなその寒気に、嫌な気配を感じ脇に体温計を挟み込む。
ピピピッ
「……げっ。」
38度6分。
しっかり熱が出ていた。
自分は風邪をひいたのか。
そう自覚してしまったらもう遅く、今までなりを潜めていた症状がひっきりなしにやってくる。
頭痛だのダルさだのその他諸々。
まぁ、寝てれば治るだろう。
もう一度布団へと戻ろうとしたとき、急な目眩に襲われる。
立っていられないほどの症状に、部屋のど真ん中で蹲る。
パニックになって、どうすればいいか分からない。
ゆっくりと呼吸は浅く弱くなるとは真逆に、心臓の鼓動は早く強くなる。
「たすけ…」
そんなことを言ったって、現在拠点には俺しかいない。
任務に大学、そんでもって仕事。
みんなが頑張ってる中で、拠点で寝てただけの俺が弱音を吐くわけにはいかない。
…でも、少しばかり恋しい。
薄れゆく意識の中で浮かんだのは、やっぱりアイツらのことばかり。
…弱くなったな、俺も。
そうしていつしか目の前が真っ暗になった。
inm side
最近、小柳の調子が少しおかしい。
いつもはすぐに気がつくような気配に気づかないってのもけど、なにより、顔色が圧倒的に悪い。
顔色に関してはいつもよりも白い。
小柳を抜かしためちゃつえーの7人は、いつも以上に見守りを強化していた。
俺らが手塩にかけて育てあげた狼、ということもあり、ほんとにこちらへの警戒心は全くといっていいほどない。
仲のよい先輩にも、…もちろん俺らにも。
尻尾を振って駆け寄ってくる。
全員激重感情を向けているのに、何も気づかない。
それくらい彼はメンバー内では十分すぎる程であるが、外でもありえないほど愛される、いわゆる”愛されすぎる”男であった。
そんな男が現在、拠点に1人ぼっち。
そうなると『やっぱり構ってやるしかないでしょ』、と息巻いた俺は1人帰路に着いていた。
「ただいま〜」
いつもならば返ってくるであろう返事がない。
『なにかがおかしい。』
出かけるのならば、連絡の1つや2つは寄越すだろう。
もしかすると、忘れているだけかもしれない。
いや、そんなはずない。
俺らが教え込んだことを破るわけがない。
なんだかんだきっちりとした男だから。
ということは、いる?
…だとしたら、相当ヤバい。
あの顔色だったのだから、倒れているんじゃないのか。
全速力で部屋中をくまなく探した。
リビングに脱衣所、衣服が入った棚の中まで。
最後に辿り着いたのは、彼の自室。
「とりあえず、ノックか…?」
コンコンコン
……反応がない。
寝てるのかもしれない。
それでも…、強行突破で行ってしまおう。
「ロウ〜……えっ? 」
ドアを開けると、倒れ伏す人影があった。
すいません、1回ここで切ります。
明日には続きをあげます。
ここまで読んでくださって、
ありがとうございました!