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学園祭
※学園パロです。
※結構モブが出ます。
※女装要素あり。
※イラスト二枚あります
わてクラス分け図
kn side
何時にも増して賑やかな白尾学園校内。
普段は制服を着てるはずの生徒たちは独創性のあるTシャツにこれまた目を引く看板を持っていて、
道行く人たちへ呼びかけをしている。
屋外は食べ物の屋台が並び美味しそうな匂いを醸し出しているし、
生徒先生以外にも保護者、一般の人までもが学園内を歩いていた。
今日は学園祭だ。
数か月前から考えに考え込まれた成果を発揮するイベント。
俺のクラス2年2組は外の屋台でたこ焼きを出すことになった
屋台の中はサウナのように暑くて、接客担当で本当に良かったと内心思う。作る方だったら絶対倒れてた
交代の時間が来るまでひたすら声を出してたこ焼きを捌く。
kn「いらっしゃいませ~!」
クラスメイト「たこ焼きいかがですか~!」
kr「休憩入りまーす」
kn「後よろしくお願いしまーす」
クラスメイト「うーいお疲れー」
昼時の忙しい時間帯が終わって少し落ち着いたところで他の人と交代する。
同じクラスのきりやんも丁度終わったようだ
kn「きりやんびしゃびしゃw」
kr「ガチきつかったー」
kn「マジすごい」
裏でたこ焼きを製造しまくったきりやんは滝の汗をかいていた
あのクソ暑い中手早く黙々と作る彼の姿は正直バケモンだった
流石飯のエース
kr「立ちっぱだったし座って飯食おうぜ」
kn「だね」
学校の中に入りパンフレットを見ながら行き先を決める
そうしていたら
???「あ!きんときときりやんだ」
???「え、まじ?」
kr「お化け屋敷組じゃん」
kn「ホントだw」
ばったりと出くわしたのは一組の親友、nakamuとスマイルだ。
彼らのクラスの催し物はお化け屋敷みたいで二人とも仮装していた。
nakamuは白衣を着ていて普通だったけど、スマイルがなんと血みどろゾンビ。こわぁ
kn「二人も休憩?」
na「そうそう、ご飯食べようかなーって」
kr「その格好で?」
sm「そうだよ」
nakamuはまだしも、事件性を帯びてそうな特殊メイクをしているスマイルはみんなからチラチラ見られている
…歩き回っちゃダメじゃないか?
kn「スマイルのそれ子供ビビるってw」
sm「メイク落とすなって言われたんだよ」
kr「演出のネタバレじゃない?w」
na「たしかにw」
大胆に装飾された廊下を歩きながら駄弁り合う
二人も見た目とは裏腹に休憩時間らしいので一緒に飯を食うことに
kn「そういえば3組って何出してたんだっけ」
na「喫茶店じゃね?」
kr「おっ丁度いいじゃん、いこいこ」
nakamuが言うに3組は喫茶店を出しているようだ。
パンフレットを覗くと可愛らしいイラストが描かれている
もしかしたら知ってる奴に会えるかもしれないしと思い即決になった
…けど
kn「これ…メイド喫茶じゃね?」
kr「うーわw」
3組のクラスを覗くとメイド服を着た人が接客をしている
美味しくなぁれの掛け声も聞こえてまんまメイド喫茶だ、入るのに勇気いるやつ
sm「えぇ…(困惑)」
na「あの二人wどこにいるんだろw」
まだ姿を見ていない親友のbroooockとシャークん。
メイド喫茶と絶対縁がないだろう二人はなにしてるのか…気になるな
kn「い、行ってみる?w」
na「行こw気になるw」
sm「まあ確かにw」
kr「草」
ガラガラガラ
気は引けるけど教室に入るとメイドさんのあざとめな声が迎えてくれる
聞きなれないからちょっと恥ずかしい
メイドさん「おかえりなさいませ~ご主人さま♡」
メイドさん「お席にご案内いたしますにゃ~」
中へ進むと意外と色んな人たちが食事をしていたりメイドさんと写真を撮ってたりしてた。
繁盛してるようで昼時が過ぎた今でも人で溢れている
kr「…すごいわメイドさん…」
kn「やばぁ…」
sm「…あれbroooockか?」
na,kn,kr「えっ?」
俺らは席に着き項垂れていたが観察眼が鋭いスマイルはbroooockを見つけたようだ
執事のような衣装を纏う高身長の男は優雅に配膳をしている
メイド以外居たんだ
???「お待たせいたしました。こちらアイスコーヒーでございます」
生徒「あ、ありがとうございます//」
生徒「かっこいい…!」
見事に女子の心を掴んでるあいつは…broooockだ
kn「かっこよw」
na「執事かぁ…ちょっと期待しちゃったw」
kr「やだわbroooockのメイドw」
br「…!あっれ~皆様~来てたんですか~」
broooockの方を見ていたら彼は気づいたみたいでこっちに来た
kn「wwバレたw」
sm「よくやってるな」
br「まあね~」
br「最初はどうなるのかなって思ったけど意外と馴染んだねw」
kr「すごー」
na「ならシャケも執事なのかなー」
sm「嫌がりそう」
kn「流石に裏方じゃない?w」
残るは何をしてるのかサッパリ分からないシャケ
broooockがいるのなら彼もまだ働いていそうではあるけど…
br「さあ?どうかしらね~」
アンサーを出す間もなく「それじゃーねw」と言いbroooockは裏の方に引っ込んでった。
kr「まぁ…無難にオムライスかな」
na「例のやつ(萌え萌えキューン)やるんだろなぁw」
メニュー表に大きくプリントされた定番であろうオムライスをチョイス
早速注文しようと近くを通りがかったメイドさんに声をかける
kn「あっすいませーん」
メイドさん「ビクッは、はい」
kn「…?(゜レ゜)」
咄嗟にお盆で顔を隠すメイドさん
びっくりさせちゃったかな…
kn「す、すいません…」
メイドさん「えぇと…大丈夫で…す…ご注文をお伺いします」
おどおどしながらも対応する黒髪ロングのメイドさん
余程緊張しているのか注文を聞いてる間もお盆に顔を埋めている。
メイドさん「かしこまりました…ごゆっくり…どうぞ」
ダッダッダッ
kn「(´・ω・`)」(なんか申し訳ない)
na「気にすんなよきんとき」
kr「…ちょっと待てよ?」
sm「あの声…」
「シャークんじゃね?」
~学園祭数か月前~
sh side
俺のクラスは何故かメイド喫茶をすることになってしまった。
反発してた奴いたのに…。
そういうのとは相容れない俺は取り合えず調理とかやる裏方に入ろうと思った…が
br「www」
生徒「wwシャークん似合ってるよw」
生徒「私たちよりかわいいんじゃない?w」
sh「なんで…俺がメイドに…」
先生「リハーサル見たが…お前は調理場を火の海にしかねないからな」
生徒「絶対ガスコンロ爆発させるからメイドな」
sh「うっ…broooockだけずるい!」
br「え~w君も似合ってるんだからいいじゃんw」
そういう問題じゃないだろ
カツラ長いしスカートは短いしスースーするし恥ずかしい
生徒「まあまあwこういう出し物には付き物じゃん。男子メイド。」
生徒「案外人気出るんじゃない?」
sh「嫌だわ」
先生「じゃあ調理場入れるぐらいにはなれよ」
sh「はい(-“”-)」
~学園祭当日~
来てしまった…
準備期間中も裏方になれるわけなく、なんなら調理場出禁を食らった
そのせいでメイド係確定になりそのまま当日。
br「もう吹っ切ればいいじゃん」
sh「無理だよ…」
生徒「あっお客さん来るよ!」
「お帰りなさいませ~」
sh「…お帰りなさいませー(裏声)」
地声だと目立ちかねないから裏声で押し通す
sh(早く終わってくれぇ)
「あ、あの」
sh「えっ、はい?」
「一緒に写真撮ってもいいですか?」
sh「…い、いいですよ」
始めてから少し経つと写真のお願いをされる。
相手は俺が男とは思ってなさそうで複雑だ
とりあえず当たり障りないピースをする
「はいチーズ!」
しばらくすれば慣れてきた。挨拶や掛け声は恥ずかしいけど…
他にメイドがいるのに俺ばかり指名や写真をせがまれる。なんでだ
sh「ごゆっくりどうぞ」
ガシッ
「ねえ君、かわいいね」
sh「えっ」
注文を聞き終えて調理担当に伝えに行こうとすると誰かに腕を掴まれる
「L○NEとかやってる?」
sh「えぇ…と」
「交代の時間着たら一緒に歩かない?」
sh「…」
うぅわめんどくさそうな客来た…どうしよう
br「すいませ~ん」
「ん?」
br「メイドにはお触り厳禁ですよ~(^_^)」
「あっあぁすんません…」
何も言えずにいたらbroooockが間に入りフォローしてくれた。
良かった助かった…
sh「…ありがと、」
br「いーえーw」
12時の忙しい時間帯が過ぎて13時半頃
後30分で終わる…!
ガラガラガラ
あっお客さん来た
sh「お帰りなs…え」
出入り口の方へ振り返った瞬間、見慣れた彼らを見てしまった
na,kn,sm,kr「~。~~。」
sh(なんで来るんだよ!)
一番この姿を見られたくない奴らが入ってきた
どう切り抜けたらいいんだ…
とりあえずカウンターに避難しよ
…
メイドさん「シャークんこのパフェ5番に持ってってもらっていい?」
sh「え゛…分かった…」
nakamu達のテーブルは4番席…近い…
でも仕方ない、余程じゃなければスルーされるだろ
sh「お待たせいたしましたーイチゴパフェです。」
sh「ごゆっくりどうぞー」
…よし大丈夫だ
kn「あっすいませーん」
sh「ビクッ」
まずい、まずい声かけられた
逃げるわけにもいかないし…お盆で顔隠すか
sh「は、はい」
kn「…す、すいません…」
sh「えぇと…大丈夫で…す…ご注文をお伺いします」
きんときの声が聞こえる。
彼の姿は隠れて見えないけど、俺には気づいてなさそうだ
今まで普通に喋れたのに、うまく声が出ない…落ち着け俺
sh「かしこまりました…ごゆっくり…どうぞ」
一通り終わり足早にカウンターへ戻る。
焦っっった
もう早く終わってくれ!
次回 メイドさんを引きずり回すの巻
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