さて国民の皆様、お元気ですか。私は全身が痛いです。
それではお茶でも飲みながらお話でもしましょうか。
「ロボロ様、「死神」というのは…」
「五月蠅い、黙れ」
凄く辛そうな顔だった。「心が無い」と言われている彼にも心は在る、と再確認させられた。
「すみません…」
「はあ…。2か月近く此処で過ごすことになるけど、大丈夫か?」
彼の言葉には、疲れが滲み出ている。
「大丈夫です」
「俺は書類書くから、お前は寝てろ」
「わかりました」
????
「残念だ。お前には出来ると思っていたのにな」
「やめて、下さ、い…」
「ふぅん。次は失敗しない?」
「しま、せ、ん…!」
「じゃあ、”今回だけ”見逃してあげるよ。次は殺す」
「ありがと、うご、ざいま、す……!!」
………
これは、夢…?
私にこんな記憶は無い。きっと誰かの記憶だ。
何故?
「…い」
誰だ?
「お…!」
見覚えがある顔。
「おい!」
「…ロボロ?」
「…っ!お前結構魘されとったけど大丈夫か?」
「大丈夫やで。そんなに魘されとったか?」
全く身に覚えが無い。夢なんて見ていただろうか。
「めっちゃ苦しそうやったで。何かあったん」
「いや、何も」
「まあ、何もないならええけど…」
ロボロは何処か不満げだ。
「失礼しまーす」
「おお、ショッピ君。珍しいな」
「先輩に手合わせ頼んだらボコボコにされました」
先輩。コネシマの事だ。二人共同じくらいの能力があるので、どちらが勝ってもそれなりの怪我は負うだろう。
「またか。程々にしとけよ」
「善処しまーす」
そう言って立ち去った。
「死神」
ふと呟いた。何を思ったわけでもなく。ただ、何となく。
何時かに起きた戦争。仲間も、敵も、沢山殺した。
………殺した?
汚れた書類
ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい 私が悪かったから 許さないで 誰も苦しまずに終わらせたい 私は何もやってない やったのは私じゃない 誰だ 私は何もやってない ごめんなさい 許して 彼奴がやったんだ 私は(以下は汚れていて読めない)
毎度どうも。一般人です。更新頻度亀ですが、今後ともどうぞよろしくお願いします。
今回のお話は、いかがだったでしょうか。伏線のふすらないようなペラッペラな文章ですが、少しでも楽しんで頂けたのなら幸いです。
では次のお話で会いましょう。
コメント
1件
( 'ω')ウオオオオオオオイアウオオオオオオオ!!!!!ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!