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#ntjo組
おろし
12
二次創作
nmmn
本人には一切関係ありません
BL要素が含まれる可能性がありますが、1話目にはありません⚠
kn視点
kn「…」
ものすごく苦しい、
これが体調のせいなのか、
それとも胸の奥から湧き上がる嫉妬なのか
どっちなのかは分からないけど
1週間のうち、木曜日は限界で配信をする日
今日も、一歩一歩重く感じる
それでも、重い体を引きずるようにして椅子に座り、通話に入った
kn「……」
配信が終わって、皆がそれぞれ配信を終わらせてく
kn「……」
この部屋の空気が嫌だから
早く……ミュートをしなきゃ
そう思うのに、指先が強ばってどうしてもボタンが押せない
kn「…っぁ、…ッ」
深呼吸しようとするけれど、うまく空気が吸えない
kn「…ぁ”ッ……ぅう、ッ」
もうミュートをするという単純な動作さえ、今の自分には酷く辛く、重く感じられた
kn「…ッヒュ”ッ…カヒュ”ッ、……」
このまま、誰も気づかれずに終わってくれればいいのに
kn「ぁ”ッ……ひゅ”ッ、」
tr「…かねごん?」
気づかないフリをして欲しかった
お願いだから
これ以上迷惑をかけたくない、変な心配をかけたくない、そうじゃないと、自分の本音を全部吐き出しそうになるから
……なにもかも上手い みんなに嫉妬して、自分だけ置いてかれそうで
そんな黒い嫉妬を
kn「ヒュッ”、ぁ”ッ……ぅッ~、泣」
kn「カヒュ”ッ、やだ”ッ、ちが、ッ”ぅ”、ぁ”っ、、泣」
tr「ちょ、っ、かねごん……ッ!?落ち着いて、っ!」
たらこの声が、どこか遠くで響いてる気がする、
落ち着け、なんて今の自分には、逆立ちしたって無理に決まっていた
みんなもまだ通話に残っている、きっと、この無様な声が聞 こえてるんだろう
けど、今の自分には気にする余裕なんて、どこにもなかった
tr「かねごん!聞こえてる!?息吐いて、ゆっくり!」
スピーカーの向こうから、 たらこの張り詰めた声が響く、いつものおちゃらけている彼の、聞いたこともないような必死な声だった
gj「は、かねごん……?どうした、これ」
gn「おい、たらこ、これ過呼吸じゃねぇの……?」
やっぱり、みんな残ってた
ぐっちぃも、原人さんも、突然のことに困惑し、動揺しているのが声のトーンで伝わってくる
聞かれたくなかった、
こんな情けない姿、見られたくなかったのに
kn「……っ、ふ、……ぅ、あ……っ」
激しく派打つ鼓動が耳の奥がうるさい。喉が引き撃って、吸おうとすればするど酸素が逃げていく
パニックになる俺を蘇るように、たらこがさらに声を上げた
tr「……かねごん、大丈夫だから、俺の声に集中して、吸わなくていい、吐いてゆっくり息を吐き出して!」
tr「スー、ハー、って俺がやるから、真似してほら、スー……ハー……」
たらこは通話マイクの近くで、ゆっくりと大きく自分の呼吸音を響かせてくれる
胸が苦しい、置いてかれるのが怖い、みんなに置いていかれると思う自分が大嫌いだ
そんな黒い闇に飲まれそうになる俺を、たらこの必死な呼吸の音が、必死に原人へと引き戻そうとしていた
kn「…す、…はッ、ぁ……っ、」
tr「そう、そう!上手いよかねごん、そのままゆっくり吐き出して」
gt「……かねごん、無理に喋らなくていい、ゆっくり」
いつも弄り合ってばかりのぐっちぃの、酷く優しくて静かな声が聞こえた、誰も俺を責めて居ない、置いていこうともしていない
その事実に少しだけ胸の強張りが解けて、たらこのリードに合わせて呼吸を繰り返すうちに、少しずつ指先の痺れが引いていった
kn「……はぁ、…っ、ぁ、……たら、こ……ッみんな……」
tr「ぁ、落ち着い……た?……良かったぁ……」
へなへなと安心したように息を漏らすたらこの声を聞いた瞬間、目から一気に涙が溢れ出した
ミュートをし忘れた事への後悔と、暖かいみんなへの申し訳なさと、そしてずっと隠していたドロドロした本音が、今にも口から飛び出してしまいそうだった
コメント
1件
こはく。さん、第1話拝読しました。 苦しさが本当に生々しくて、読んでいるこちらまで息が詰まるようでした……。特に、ミュートを押せない指先の強張り、誰にも気づかれずに終わってほしいと願う心情の描写に、胸が締め付けられました。そんな中で、たらこさんの「落ち着いて」じゃなく「息吐いて」という実践的な声かけや、ぐっちぃさんの優しい言葉に、ああ、この人たちはちゃんとknさんのことを見ているんだな、という温かさを感じました。 最後の「隠していたドロドロした本音が飛び出しそう」という一文が、このタイトルの意味をぐっと深くしてくれていて……続きが気になります。更新、楽しみにしていますね🌷