『幸せの終わりはハッピーエンド』
目を開けると謎の楽園が広がっていた。
そこには1つのピアノと、1人の少女がぽつんと孤独にあった。
「あなたも私の曲を聴きに来たの?」と言われたけど、何を言ってるのか意味がわからない。
そもそも僕が望んでいる訳では無いし。
すると突然胡乱のような少女はピアノを弾き始めた。
甘いけど、苦しくて儚い雰囲気をもって自分までもが苦しくなりそうだった。
弾き終わった少女は僕の方を見て、「貧相なあなたにはぴったりなんじゃない?この曲。」と突然揶揄する。
まぁ子供の事だから仕方ないかと我慢をして堪える。
「もう会うことは無いかもね。私は消えてしまうし、この楽園はあなたのもの。だから、目を覚めて。」
その瞬間、目を覚ますと僕は泣いていた。
夢でも見たのかと疲弊していると、突如体に激痛が走る。
きっとあれは少女からの警告だったのだろう。
数日後、僕がこの世からいなくなり、ニュースが世間に報じられる。
【突然死-男女2名。きつく縛ったような跡が小指に男女両方ともにあり、心中自殺ではないかと思われる。】
言ったじゃない。もう私はこの世にいないって。だからこの楽園はあなたに引き継いでほしいの。あなたが本当に愛していた女性とね。
終.
コメント
5件
主人公に愛していた女性がいてその女性との間にいた子供が楽園であった女の子ってまでの設定は分かったんだけどなぁ……、 私はだけど考察するの楽しいから毎回見るの楽しみにしてる!!
意味わからんと思いますw今回のはちょっと設定が複雑なんですけど、主人公には愛している女性がいて結婚までしていた仲だったのですが子供が〇〇してしまいそのショックでしんじゅうしようとしていました。長い間苦しむのは嫌だからと突然タヒにしようと決意しました。楽園で見た女の子は自分達の娘だったはずの子。最後の警告として主人公の目を覚まさせタヒないようにしたのですが、手遅れだったのです。··そんな感じかな!