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ーイッテツSideー
さっきまでの眠気は何処へやら。
もう完全に目が覚めた。
元々、映画見てそのまま寝るつもりはなかったけど。
リトくんにちゅーするぞって言われて期待した。
もう我慢3日目よ?
そりゃあ、続きしないでどうすんのって話。
チュッ…
ベットに戻って来るや否やいきなりキスが降ってくる。
チュッ…チュッ…チュッ…チュッ…
唇が離れてはくっついての繰り返し。
触れるだけの優しいキス。
ペロッ…
唇を舐められる感覚がして反射的に口を開ける。
チュッ…クチュ…クチュ…
「ンッ…ハァ…ンァ…ッ」
リトくんの舌が俺の歯をなぞっていく感覚にゾクゾクする。
相性がいいと唾液が甘く感じると聞いたことがあるが、 どうやら俺とリトくんは相性がいいらしい。
リトくんがどう感じているかは知らないが。
クチュ…クチュ…チュパ…クチュ…チュッ…
そんなことを考えてるのも束の間、大きな手で両耳を塞がれてリトくんと俺の舌が絡み合う音で頭がいっぱいになる。
『テツ…気持ちいい?』
「ん…//気持ち…いい//」
『ん、なら良かった。』
そう言ってふわりと優しく笑った顔があまりにもかっこよくて、俺の心拍数はドンドン上がっていく。
チュッ…ペロッ、クチュ…
そんな俺を他所に、リトくんの舌が厭らしい音を立てて耳に入ってくる。
「ンフ…!!アッ…//」
『いい反応…可愛いじゃん。』
『テツはここが感じるもんな。』
弱いところを攻められて、だんだん下半身に熱が集まる。
『あとは…ここ。』
チュッ…
「アッ…///ソコ…ヤッ…///」
脇の下にもキスをされて思わず声が出る。
『こっちも…な。』
パク…チュパッ
「ッ…!!」
俺の人差し指を咥えて吸われる。
感覚的も視覚的も刺激が強すぎる。
まるでモノを咥えて吸われてるみたい。
チュパ…チュパ…ペロッ…チュパ
「ンン…///ソレ…ゥァ…エッロ…///」
目の前で見せつけるように、吸ったり舐めたりするリトくんの前髪から少しだけ覗く長い睫と伏し目がちな表情に思わず声が漏れる。
人差し指が性感帯なんて思っても見なかった。
たまたま俺の指についたケチャップをリトくんが悪戯に舐めたりするから。
『テツ、今あの時のこと思い出しただろ。』
またバレてるじゃん。
俺ってそんなにわかりやすい?
「…だって、あの時のリトくんがあまりにもかっこよくて… ///」
『あれから、人差し指感じるようになっちゃったもんな。』
人差し指を撫でながらニヤリと満足げに笑ってこっちを見てる。
ヤバイ、お腹がリトくんを求めて疼く。
『テツ、腰と足が動いてるよ?』
「…しょうがないじゃん…///」
リトくんがそんなにエッチなのが悪い。
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