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ゼロさん、第7話読みました…! 志摩くん、プレゼントいっぱいもらってもどこか物足りなさそうだったのに、伊吹からのハンカチで“俺の色”って自然に笑顔になるところ、すごく良かったです🥀 後輩に「相棒からのプレゼント」って得意げに言っちゃうのも尊すぎて…犬の刺繍、お揃いっぽくて可愛いですね🤍 また別のお話、楽しみにしてます!
今日は俺、志摩一未の誕生日。だからと言ってどう、とはしないけども。
「志摩」
「志摩さん」
「おい、志摩」
「志摩先輩」
…気づいたら両手がプレゼントでふさがっていた。
いや、ありがたい限りだが、…なぜか物足りないような気もする。
時は過ぎ、もう業務終了時間だ。
皆もう帰ったので俺も帰ろうとすると、急に誰かに手首を掴まれる。
振り向くと伊吹だった。
「やっと捕まえたぁ」
「伊吹」
「志摩ちゃんたら、人気者すぎるでしょ〜」
「にん…?ああ、これか」
両手にはプレゼントでパンパンの紙袋。
「志摩、誕生日おめでと」
伊吹はそう言って青い包装の袋を渡す。
渡す手には藍色の時計が光っている。
「ありがとう」
「開けてみて!」
包装を解くと、ハンカチだった。
赤みを帯びた黒色の生地に犬の刺繍が施されている。
赤色。俺の色。
今日もらったどの贈り物より、自然と頬が緩んでしまう。
「…犬」
「あ、それね志摩に似てたからさ〜」
「ふ、ありがとうな」
翌日、後輩が志摩のハンカチを見て「かっこいいですね」と言うと、
「だろ?俺の相棒からのプレゼントなんだ」
少し得意げに言った志摩を見て「そんなに嬉しかったんですね」と後輩は意外そうにした。
その言葉に志摩は何も答えず、丁寧にポケットにそのハンカチをしまった。
ーーそれはまた別のお話。
南雲(久住精神安定剤)
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