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没ろうとしたやつ。
cp 赤×紫 黄桃×赤 緑水×紫
−LANSide−
今日、うちのクラスに転校生が来るらしい、
しかも、2人も。…あ、来た
茶髪でピンを付けてる奴と、紫髪で黄色い目をしてる奴。
茶髪の方が声を出した。
「暇奈津で~す、よろしく」
「……」
もう1人のほうが声を出さない。
「あ~…、此奴は紫原いるま。人と話すのちょっと苦手なんすよ、」
『暇と紫原は…あそこにいる、藍って奴の隣の、空いてる席に座ってくれ』
先生がそう言った。
え、隣…?
「ん、え〜っと、らんくん、であってる?」
あ、声掛けられた…。
「あ…うん」
「よろしくな、(笑」
「ッ…!よ、よろしく…!」
…可愛い。
−放課後−
−こさめSide−
「ふぅ~…やっと終わったぁ…!」
そういえば、転校生の子…声掛けてみようかな。
あれ、もう居ないッ!?帰るの早ぁ…。
「こさめちゃん」
「あ、すっちー!!」
「一緒に帰ろ?」
「いーよぉっ!!」
「…あれ…?こさめちゃん、あの子」
「あ、転校生の子だ~っ! 紫原くんと暇くんだよね! 」
「多分、そうだよね」
「…なんか、雰囲気違くない?」
「なつッなつッ!今日ど〜する?」
「ん~、俺ん家来る?」
「行きたいッ!!」
「おっけ、てか学校ど〜よ」
「ん~…いろんな奴に声掛けられて面倒だった…
昼休みなつと話せなかったもん…」
「まぁな、笑」
「てかなつ…クラスのやつと距離近い…!あと半径20メートルは離してもらわないと…!」
「それもう会話出来ねぇだろ、笑」
「別にいいじゃ~ん、!!」
「か…可愛い… 」
「こ、こさめちゃ〜ん…?」
「だってだって!紫原くん…学校の時と全然違うじゃん…!ギャップ的な…?」
「あはは…でも、なんか…暇さん…って人、羨ましいかも…」
「だよねだよねッ!!明日声掛けてみよ!!」
−次の日−
紫原くん…まだかなぁ~…?
「あっ来た!!」
「…また暇さんと一緒だね…しかも、めちゃめちゃくっついてる…。」
「ね~、仲良さそう…」
よ~し、声掛けてみよ!!
「ねね…紫原くん!だよね!!」
「ぇ…あ…はい」
「こさめ達君と話してみたくて!!」
「あぁ…」
何言えば良いんだ…?
「…ねぇねぇいるま~!」
「ん、?どしたの…? 」
「ちょっとこっち来な?」
「ん…」
と…取られた。
てか暇くん…こさめ達の事見てニヤっとしてなかった!?
「…こさめちゃん…昼休みに話そ?」
「…だね…!!」
絶対負けない…!!
−みことSide−
はぁ…転校してきた子と話してみたいけど…
色んな人と話してて話し掛けるタイミングない…。
「あ、ねぇ」
って暇くん…!?、声掛けられちゃった…!!
「ペン、落としたよ 」
「ぅ、あ、ありがと…!!」
「何その反応…笑」
「ぁぁ…え〜っとぉ…」
「お前面白、笑」
話せて嬉しい…けど!!どうしよ…
「なつ、」
「ぁ、今行く」
と…取られた…!
…あれ、取られたって…俺、そんな…
「みこと」
「ぁらんらん…! 」
「暇なつ…可愛くない?」
「…わかる」
「だよな~、声掛けるにも、紫原が睨んでくるんだよな…。 」
「うぇ…そなん…?」
「今みこと睨まれてたよ…?」
「えぇぇ… 」
あの2人…仲良いんやな…。
「やっぱ、暇と話したいんなら…紫原を攻略しないとだよな~…」
「こ、攻略…?」
「そうそう、彼奴と仲良くなんないと…多分一生無理だろ…」
ま、まぁ…確かに。
よ~し、頑張るぞぉ…!!
−昼休み−
−すちSide−
「暇くーん!!」
「暇さん…!」
「何、?てか…なつで良いよ、」
「じゃあなつくん!!」
俺どうしよ…いとま…なつ…ひま…なつ…
「…ひまちゃん…」
「なんでひまちゃん…?笑」
「いとまだから…ひまちゃん…」
「ぁ~…、ま、いいや…で、何…?」
「こさめ達ね!紫原くんと仲良くなりたいの!!」
「…いるまと…?」
…急に目つきが変わった。
「…なんで」
「なんでって、このクラスにせっかく来てくれたんだから…話してみたいんだよね」
「…いるま人と関わるの苦手だから」
「…理由にならないよ、結局君とも仲良くなってるじゃん」
「いるまは“俺にだけ”だから」
「なんかずるい!!こさめ達も仲良くなりたい!」
「悪いけど、俺は絶対無理だから。
いるまが俺以外に心許すとか…マジで無理。」
…随分重いなぁ。
「むむむむむ…!!」
「な~つ、」
「ぁ…いるま、」
「何してんの、弁当食い行こ?」
「あ…ねぇねぇ!紫原くん!!」
「…いるまで良いけど」
「……」
うわぁ…ひまちゃんすっごい嫌そう。
「わかった!いるまくん!!こさめ達も一緒に食べてもい〜い?!」
「…なつが良いなら」
「俺別の奴と食う、」
「…ぇ…、なんで…ッ?」
「…じゃあ良いよね!!行こいるまくん!!」
…ひまちゃんはらんらんとみこちゃんと一緒に食べに行ってた。
−屋上−
「…」
気まずいなぁ…。
「2人共!おかず交換しよ~よ!!」
いるまちゃんのおかず、美味しそう…。
「…やだ」
「えぇ~、なんで?」
「…なつが作ったやつだから」
「ひまちゃんと…仲良いの?」
「ひまちゃん…?」
「あー、なつくんの事だよ!!」
「…あだ名呼び…」
…羨ましそうな顔してる。どんだけひまちゃんの事好きなんだ。
「…仲良い、よ」
「なつくんとどんな感じなの?」
「…いっつも一緒に居る、最近は居ないときのほうが圧倒的に少ないと思う…」
…いいなぁ、俺も一緒に居たい。
「はぁ…なんで別の奴と…今までそんな事なかったのに…」
やっぱりそれかぁ。
「多分こさめ達のせいだなぁ…」
「…は?」
「いやッなんでもない!!」
…まぁ、そりゃそうだよね…。
−LANSide−
マジでラッキー。暇が自分から俺とみことに
「弁当一緒に食わん?」って言ってきてくれた。
「わぁ!なっちゃんの美味しそうやね!!」
「…そりゃ、いるまが作ったやつだし 」
やっぱ此奴の名前は出てくるよな。
「…てか、暇…紫原と食べなくて良いの?」
喧嘩でもしたんかな…チャンス…。
いや、それは良くないか。
「…別の呼び方ねーの、?」
「じゃあなつ」
「それはやだ」
「なんでッ!?…まいいや、なっちゃん」
いや本当になんで…??
ま、此奴の事だし、どうせ紫原がそう呼んでるから~とかだろうな。
「…で、なんでいるまと食べないかって?」
「うん」
「彼奴もたまには俺以外と一緒に居たほうがいいやん、」
「な、なるほどな…!」
此奴はそんな事言う感じじゃない…、 昨日会ったばっかだけど…絶対嘘だ。みことは分かって無さそうだけど。
まぁ良いや、もっとなっちゃんの事知れる話…。
無いかな。
「あ!!らんくん!!みこちゃん!!」
…この声、こさめだ。
後ろを見るとすちと紫原も居た。
「あ、こさめちゃん達…と、紫原くん…?」
「…あ、はい」
「せっかくなら一緒に食べようよ~!!」
「いいやんっ!!」
みことが賛同してる…。
もうちょっとなっちゃんの話聞きたかったな。
−みことSide−
一緒に食べれるのは嬉しいけど…。
なっちゃん遠くなっちゃったな…、しかも、紫原くんの隣だし!!紫原くん…別の呼び方無いかな…。
「…いるまくんでえぇ?」
「…へ…?」
あ、びっくりさせちゃった。
「…何間抜けな声出してんだよ、いるま」
なっちゃんのいるまくんに対しての話す時の声…俺等に対してと違うなぁ…。
って、今それじゃなくて…!!
「急にいるまくんで良い?って言われても…
あ、呼び方?」
「あ、そう!!」
「良いよ、それで」
「てか今のいるまちゃんの声可愛かったね 」
「こさめ録音したかったな~!!」
「…あっそ…/」
照れてる…なっちゃんがこの顔したらどうなるんやろ…。見てみたいな。
…俺なっちゃんの事ばっか考えちゃうな…。
えぇ…恋って言うんかな。
−放課後−
−こさめSide−
いるまくん誘ってどっか行きたいな~♪
「いるまくん!!…って居ない…。」
「いるまちゃんならもう行っちゃったよ、終わった瞬間にひまちゃんと帰ってった… 」
「は、早…!!」
なんか昨日もこんな感じだったなぁ…。
「…らんみこも誘って、4人でどっか行く?」
「そうしよっか」
−デパート−
「…って、あそこにいるのあの2人じゃない…?」
「そ、そうやん…!」
…やっぱ雰囲気違う!!!
「…つけてみない…?」
「らんくんナイスアイデア!!」
いや…ナイス、なのか?まぁいいや…!!
2人はカフェに入っていった。
なのでこさめ達も入ります!!
「ここなら…会話ばっちり聞こえるね。」
「い~るま、」
「なに? 」
「…彼奴らと距離近い」
「なつに言われたくないしぃ…?
てか何でお昼俺と食べてくれなかったの…!!」
「だってお前が俺が良いならとか言うから…いいよって言うの癪だし、駄目って言うのもなんか…」
「ぇ~…めんどくさ、」
「後、あの間抜けな声!!俺以外の前で出すなし…!襲うよ…??」
「…こっわぁ…、 出したくて出したわけじゃないもん…!」
「それはわかるけどさぁ…?」
「独占欲の塊め…」
「嫌なん?、笑」
「いやじゃないけどさ…」
「てか、独占欲強いのはいるまもやん」
「俺はなつに悪い虫が付かないようにしてるだけです~!」
「じゃあ俺もそうって事で」
「むぅ…」
「…可愛い事すんなや…♡」
「なつ喜ぶかな~って、♡」
−LANSide
「_ッッ…!?」
寒気がした…。何、今の…。
…いるまに勝てる気、しないな…。
ま、負けないけど。