TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

sxfnノベル短編集🎼

一覧ページ

「sxfnノベル短編集🎼」のメインビジュアル

sxfnノベル短編集🎼

3 - 第3話 赤紫、桃黄×赤 水緑×紫

♥

266

2024年12月31日

シェアするシェアする
報告する

没ろうとしたやつ。


cp 赤×紫 黄桃×赤 緑水×紫














−LANSide−




今日、うちのクラスに転校生が来るらしい、


しかも、2人も。…あ、来た


茶髪でピンを付けてる奴と、紫髪で黄色い目をしてる奴。


茶髪の方が声を出した。


「暇奈津で~す、よろしく」


「……」


もう1人のほうが声を出さない。


「あ~…、此奴は紫原いるま。人と話すのちょっと苦手なんすよ、」


『暇と紫原は…あそこにいる、藍って奴の隣の、空いてる席に座ってくれ』


先生がそう言った。


え、隣…?


「ん、え〜っと、らんくん、であってる?」


あ、声掛けられた…。


「あ…うん」


「よろしくな、(笑」


「ッ…!よ、よろしく…!」


…可愛い。




−放課後−


−こさめSide−




「ふぅ~…やっと終わったぁ…!」


そういえば、転校生の子…声掛けてみようかな。


あれ、もう居ないッ!?帰るの早ぁ…。


「こさめちゃん」


「あ、すっちー!!」


「一緒に帰ろ?」


「いーよぉっ!!」






「…あれ…?こさめちゃん、あの子」


「あ、転校生の子だ~っ! 紫原くんと暇くんだよね! 」


「多分、そうだよね」


「…なんか、雰囲気違くない?」






「なつッなつッ!今日ど〜する?」


「ん~、俺ん家来る?」


「行きたいッ!!」


「おっけ、てか学校ど〜よ」


「ん~…いろんな奴に声掛けられて面倒だった…


昼休みなつと話せなかったもん…」


「まぁな、笑」


「てかなつ…クラスのやつと距離近い…!あと半径20メートルは離してもらわないと…!」


「それもう会話出来ねぇだろ、笑」


「別にいいじゃ~ん、!!」






「か…可愛い… 」


「こ、こさめちゃ〜ん…?」


「だってだって!紫原くん…学校の時と全然違うじゃん…!ギャップ的な…?」


「あはは…でも、なんか…暇さん…って人、羨ましいかも…」


「だよねだよねッ!!明日声掛けてみよ!!」




−次の日−




紫原くん…まだかなぁ~…?


「あっ来た!!」


「…また暇さんと一緒だね…しかも、めちゃめちゃくっついてる…。」


「ね~、仲良さそう…」


よ~し、声掛けてみよ!!


「ねね…紫原くん!だよね!!」


「ぇ…あ…はい」


「こさめ達君と話してみたくて!!」


「あぁ…」


何言えば良いんだ…?


「…ねぇねぇいるま~!」


「ん、?どしたの…? 」


「ちょっとこっち来な?」


「ん…」


と…取られた。


てか暇くん…こさめ達の事見てニヤっとしてなかった!?


「…こさめちゃん…昼休みに話そ?」


「…だね…!!」


絶対負けない…!!




−みことSide−




はぁ…転校してきた子と話してみたいけど…


色んな人と話してて話し掛けるタイミングない…。


「あ、ねぇ」


って暇くん…!?、声掛けられちゃった…!!


「ペン、落としたよ 」


「ぅ、あ、ありがと…!!」


「何その反応…笑」


「ぁぁ…え〜っとぉ…」


「お前面白、笑」


話せて嬉しい…けど!!どうしよ…


「なつ、」


「ぁ、今行く」


と…取られた…!


…あれ、取られたって…俺、そんな…


「みこと」


「ぁらんらん…! 」


「暇なつ…可愛くない?」


「…わかる」


「だよな~、声掛けるにも、紫原が睨んでくるんだよな…。 」


「うぇ…そなん…?」


「今みこと睨まれてたよ…?」


「えぇぇ… 」


あの2人…仲良いんやな…。


「やっぱ、暇と話したいんなら…紫原を攻略しないとだよな~…」


「こ、攻略…?」


「そうそう、彼奴と仲良くなんないと…多分一生無理だろ…」


ま、まぁ…確かに。


よ~し、頑張るぞぉ…!!




−昼休み−


−すちSide−




「暇くーん!!」


「暇さん…!」


「何、?てか…なつで良いよ、」


「じゃあなつくん!!」


俺どうしよ…いとま…なつ…ひま…なつ…


「…ひまちゃん…」


「なんでひまちゃん…?笑」


「いとまだから…ひまちゃん…」


「ぁ~…、ま、いいや…で、何…?」


「こさめ達ね!紫原くんと仲良くなりたいの!!」


「…いるまと…?」


…急に目つきが変わった。


「…なんで」


「なんでって、このクラスにせっかく来てくれたんだから…話してみたいんだよね」


「…いるま人と関わるの苦手だから」


「…理由にならないよ、結局君とも仲良くなってるじゃん」


「いるまは“俺にだけ”だから」


「なんかずるい!!こさめ達も仲良くなりたい!」


「悪いけど、俺は絶対無理だから。


いるまが俺以外に心許すとか…マジで無理。」


…随分重いなぁ。


「むむむむむ…!!」


「な~つ、」


「ぁ…いるま、」


「何してんの、弁当食い行こ?」


「あ…ねぇねぇ!紫原くん!!」


「…いるまで良いけど」


「……」


うわぁ…ひまちゃんすっごい嫌そう。


「わかった!いるまくん!!こさめ達も一緒に食べてもい〜い?!」


「…なつが良いなら」


「俺別の奴と食う、」


「…ぇ…、なんで…ッ?」


「…じゃあ良いよね!!行こいるまくん!!」


…ひまちゃんはらんらんとみこちゃんと一緒に食べに行ってた。




−屋上−


「…」


気まずいなぁ…。


「2人共!おかず交換しよ~よ!!」


いるまちゃんのおかず、美味しそう…。


「…やだ」


「えぇ~、なんで?」


「…なつが作ったやつだから」


「ひまちゃんと…仲良いの?」


「ひまちゃん…?」


「あー、なつくんの事だよ!!」


「…あだ名呼び…」


…羨ましそうな顔してる。どんだけひまちゃんの事好きなんだ。


「…仲良い、よ」


「なつくんとどんな感じなの?」


「…いっつも一緒に居る、最近は居ないときのほうが圧倒的に少ないと思う…」


…いいなぁ、俺も一緒に居たい。


「はぁ…なんで別の奴と…今までそんな事なかったのに…」


やっぱりそれかぁ。


「多分こさめ達のせいだなぁ…」


「…は?」


「いやッなんでもない!!」


…まぁ、そりゃそうだよね…。






−LANSide−




マジでラッキー。暇が自分から俺とみことに


「弁当一緒に食わん?」って言ってきてくれた。


「わぁ!なっちゃんの美味しそうやね!!」


「…そりゃ、いるまが作ったやつだし 」


やっぱ此奴の名前は出てくるよな。


「…てか、暇…紫原と食べなくて良いの?」


喧嘩でもしたんかな…チャンス…。


いや、それは良くないか。


「…別の呼び方ねーの、?」


「じゃあなつ」


「それはやだ」


「なんでッ!?…まいいや、なっちゃん」


いや本当になんで…??


ま、此奴の事だし、どうせ紫原がそう呼んでるから~とかだろうな。


「…で、なんでいるまと食べないかって?」


「うん」


「彼奴もたまには俺以外と一緒に居たほうがいいやん、」


「な、なるほどな…!」


此奴はそんな事言う感じじゃない…、 昨日会ったばっかだけど…絶対嘘だ。みことは分かって無さそうだけど。


まぁ良いや、もっとなっちゃんの事知れる話…。


無いかな。


「あ!!らんくん!!みこちゃん!!」


…この声、こさめだ。


後ろを見るとすちと紫原も居た。


「あ、こさめちゃん達…と、紫原くん…?」


「…あ、はい」


「せっかくなら一緒に食べようよ~!!」


「いいやんっ!!」


みことが賛同してる…。


もうちょっとなっちゃんの話聞きたかったな。






−みことSide−




一緒に食べれるのは嬉しいけど…。


なっちゃん遠くなっちゃったな…、しかも、紫原くんの隣だし!!紫原くん…別の呼び方無いかな…。


「…いるまくんでえぇ?」


「…へ…?」


あ、びっくりさせちゃった。


「…何間抜けな声出してんだよ、いるま」


なっちゃんのいるまくんに対しての話す時の声…俺等に対してと違うなぁ…。


って、今それじゃなくて…!!


「急にいるまくんで良い?って言われても…


あ、呼び方?」


「あ、そう!!」


「良いよ、それで」


「てか今のいるまちゃんの声可愛かったね 」


「こさめ録音したかったな~!!」


「…あっそ…/」


照れてる…なっちゃんがこの顔したらどうなるんやろ…。見てみたいな。


…俺なっちゃんの事ばっか考えちゃうな…。


えぇ…恋って言うんかな。






−放課後−


−こさめSide−




いるまくん誘ってどっか行きたいな~♪


「いるまくん!!…って居ない…。」


「いるまちゃんならもう行っちゃったよ、終わった瞬間にひまちゃんと帰ってった… 」


「は、早…!!」


なんか昨日もこんな感じだったなぁ…。


「…らんみこも誘って、4人でどっか行く?」


「そうしよっか」






−デパート−




「…って、あそこにいるのあの2人じゃない…?」


「そ、そうやん…!」


…やっぱ雰囲気違う!!!


「…つけてみない…?」


「らんくんナイスアイデア!!」


いや…ナイス、なのか?まぁいいや…!!




2人はカフェに入っていった。


なのでこさめ達も入ります!!


「ここなら…会話ばっちり聞こえるね。」






「い~るま、」


「なに? 」


「…彼奴らと距離近い」


「なつに言われたくないしぃ…?


てか何でお昼俺と食べてくれなかったの…!!」


「だってお前が俺が良いならとか言うから…いいよって言うの癪だし、駄目って言うのもなんか…」


「ぇ~…めんどくさ、」


「後、あの間抜けな声!!俺以外の前で出すなし…!襲うよ…??」


「…こっわぁ…、 出したくて出したわけじゃないもん…!」


「それはわかるけどさぁ…?」


「独占欲の塊め…」


「嫌なん?、笑」


「いやじゃないけどさ…」


「てか、独占欲強いのはいるまもやん」


「俺はなつに悪い虫が付かないようにしてるだけです~!」


「じゃあ俺もそうって事で」


「むぅ…」


「…可愛い事すんなや…♡」


「なつ喜ぶかな~って、♡」






−LANSide


「_ッッ…!?」


寒気がした…。何、今の…。


…いるまに勝てる気、しないな…。


ま、負けないけど。

sxfnノベル短編集🎼

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

266

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚