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𝑬𝒑𝒊𝒔𝒐𝒅𝒆_ 6 【見えない壁】
🎼👑𝒔𝒊𝒅𝒆
あれは、俺がまだ”桜狩り”と呼ばれていたころ。
季節は今と同じ、桜が散り始めた時期。
🎼👑「……おい」
🎼👑「おまえ、何してんだ」
🎼🍵「んー?」
🎼🍵「何って、解剖?」
🎼👑「__ゾッッ」
暗い路地裏。
今日もまた、”復讐”をするために、
よろよろと歩いていた。
そんな中、普通事のように”解剖”という男。
白いスーツに黒いネクタイ。
緑髪の黒メッシュ。
🎼👑「スイカ頭、てめぇの名前は」
🎼🍵「スイカ頭だなんて、失礼だなぁ」
🎼🍵「俺は、綺翠組組長」
🎼🍵「綺翠すちだよ」
🎼👑「……あっそ」
🎼🍵「聞いてきた割に冷たいなぁ」
🎼🍵「君の名前は?」
気色悪い。
こいつを見た時、真っ先に思った。
人の弱みに漬け込んでくるような微笑み。
何も気にしない立ち振る舞い。
でも、その目は笑うことなくて、
一切の妥協を許さない立ち姿。
🎼👑「おまえにだけは言いたくないね」
🎼🍵「……そう」
一瞬、空気が凍る。
その中のすちは、初めて笑っている。
バンッ!
🎼🌸「みことぉお!」
🎼🌸「おまえ、また勝手なことして…!」
🎼👑「……チッ」
🎼🌸「舌打ちすんな!聞こえてんぞ」
🎼👑「痛いっすよ」
🎼🌸「___」
組長の一瞬のためらい。
俺は見逃さなかった。
きっと、すちに対してなにか思ってる。
🎼🌸「おら、帰るぞ」
🎼👑「分かりました」
怖いものなんてないと思っていた、
“桜狩り”
初めて、冷酷な目と不気味な笑顔で、
怖く感じた。
_________
🎼🍵「……みこと、ね」
🎼🍵「俺は、必要なものはどんな手を使ってでも手に入れる」
🎼🍵「たとえ、君以上に大切なものができてもね」
すちは、また冷酷な笑みを浮かべていた。
_________
そのほんの数ヶ月後。
🎼👑「これで終わりだ」
モブ)「ヒッ、やめ__!」
その時。
また聞き覚えのある足音が聞こえてきた。
🎼🍵「それ、うちの獲物なんだけどなぁ」
振り向いて見ると、
そこにはすちがいた。
🎼👑「またおまえか」
🎼🍵「なんだかご縁があるねぇ」
軽く笑う。
その目は、前より人間らしくなっていた。
🎼🍵「それ、返してくれない?」
🎼👑「断る」
🎼🍵「相変わらず、頑固だね」
🎼👑「任務だから、当たり前だ」
🎼🍵「任務、ねぇ…」
🎼🍵「随分とまあ、」
🎼🍵「角が取れたようだッッ"!」
ゴッッ
🎼👑「__ッッ!」
額に少し、血が垂れる。
さっきまでのやつの返り血と、汗が混ざったものなのか。
すちの一撃がかすったのか。
🎼🍵「桜狩り、みこと」
🎼🍵「おまえの大事なものは、俺が壊すよ」
🎼👑「どういうことだ」
ギロッと睨む。
🎼🍵「おぉー、こわーい」
なんとも思っていないような口調。
そのすぐ後に飛んでくる拳。
ドゴッ
🎼👑「ッッ__」
ッーッッ
避けたつもりだった。
それなのに、さっきより額には血が垂れていた。
🎼🍵「そのままの意味だよ」
🎼🍵「いまの君には覇気がない」
🎼🍵「弱いんだよ」
🎼🍵「おれは、君の周りは余すことなく潰してく」
🎼🍵「だから、また強い君を見せてよ」
🎼👑「ッッ、」
🎼🍵「……じゃあ、またどこかで」
俺は、そのとき初めて、人自体が怖いと感じた。
_________
🎼📢「___っと?」
🎼📢「み………?」
🎼📢「みことッッ!」
🎼👑「あぁ、はい」
🎼📢「だいじょうぶ?」
🎼👑「……大丈夫ですよ」
🎼👑「帰りましょうか」
🎼📢「うん…」
俺は、もう何も失わない。
若は、俺が守る。
_________
おかえりなさい!
𝙉𝙚𝙭𝙩 ︎⇝♡200
よろしくお願いします🙏🏻💫
それでは、おつよい~!
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コメント
1件
第7話読んだ。綺翠すち、出てきていきなり雰囲気やばくて草。白スーツに緑髪黒メッシュで「解剖」って平然と言うの、ビジュアルと口調のギャップでゾッとするわ。「大事なものは俺が壊すよ」ってセリフ、ガチで圧ある。あと組長が「みことぉお!」って呼ぶのちょっと可愛くて笑った。みことの過去がじわじわ見えてきて、今の「若を守る」に繋がってるのが熱いな。続き気になる🔥