しむねさんの1日1絵の1日目の白さんのイラスト好きすぎて衝動書きしました!笑
しむねさんがある程度の妄想してくれていたおかけで結構書きやすかったです(((
想像してたのと違かったらごめんなさいッッ!!🙏💦
……え、書いても大丈夫でしたか、?((そもそも
白×水︎︎♀
白さんストーカー
💎「……ッ、」
最近、誰かにつけられている気がする。
背後からずっと視線を感じる。 足音も、僕が止まれば止まる。動けばまた、鳴り始める。
怖くて小走りで家まで向かう。
が、あることに気づいた。
💎「…これ、このまま帰ったら家バレるんじゃない、?」
今までは、お出掛けのために駅まで向かう途中だったり、お買い物だったりと家に帰る時につけられるということは無かった。
家がバレる、そんなことを考えるだけで更に恐怖が増してくる。
💎「うぅ…ッ泣」
「しょーさん……ッ」
仲のいい友人に助けてもらおうと、家の周りを歩きながら電話をかける。
🐇「……ッ…ん、?」
「どした?いむちゃん」
💎「あ…ッ!しょーさぁぁんッッ!!!」
🐇「どした?笑」
💎「あのね、あのねッ…!……あれ、?」
……先程まで聞こえていた足音が聞こえない。
電話を始めたからだろうか。まぁ、いずれにしろ去ってくれて良かった。
🐇「……ん、?なに?」
💎「あ、…大丈夫!やっぱり何でもないかも、」
🐇「そう?何かあったらまた言ってな〜?」
💎「うん!ありがとー!」
🐇「じゃ、またな…♪」
💎「うん。またね〜」
今日のところは大丈夫そうだ。
また、足音が聞こえてこないか耳を澄ましながら家へと歩いていたが、今日はもう聞こえてくることは無かった。
ー翌日ー
💎「…ん〜っ!!!…ッはぁ~♪」
今日は天気がよく、日差しが暖かい。
伸びをしながら高校へと向かう。
まだ高校生ということもあり、余計にストーカーなんて怖すぎる。
すると、
💎「…ッ、……またかぁ、」
一体どうやって僕を見つけているのかが知りたいくらいになる。
誰のか分からない足音と共に道を歩いていく。
少し気になり後ろを振り返るが、やはりそこには誰もいない。
💎「しょーさん……〜ッ」
いつになっても足音は消えず、無意識に名前を呼んでしまってた。
🐇「…呼んだ?笑」
💎「ぅえ…ッ?!しょーさん、!」
声がした方を見ると、そこには先程無意識に名前が出ていた「初兎」という男が居た。
しょーさんは僕の昔からの友達で、所謂《いわゆる》幼なじみだ。
🐇「どーしたん?朝から元気無さそうやな〜…?」
💎「聞いてよしょーさん……〜」
心配をかけたくなく今まで相談してこなかったが、流石に怖くなってきているので言ってしまおうと思う。
💎「あのね、最近ずっとつけられてる気がして……」
しょーさんは僕の目を見ながら真剣に話を聞いてくれた。
💎「もー、ほんとに怖くて……」
🐇「うわー…なんやそれ、怖すぎやろ〜……」
💎「助けてよぉ……泣」
🐇「じゃあ、今日から一緒に帰る?」
💎「へ、いいの?! 」
🐇「うん。全然ええで?笑」
「女の子に怖い思いさせたらアカンからな!」
💎「めっちゃ助かるぅ……ありがとぉー」
🐇「いいえ〜笑♪」
なんて優しい人なんだぁ、と改めて実感しながら高校までしょーさんと話しながら行く。
しょーさんが来てくれたことによって、恐怖が和らぐ。
……あれ、そういえばしょーさんと話してて気づかなかったけど、足音消えてるな。 …良かった。
ー約3週間後ー
💎「ん”〜………ッ疲れたぁ、、」
🐇「いむちゃーん!帰ろ〜」
💎「あ、しょーさん。帰ろ〜!」
最近、学校の帰りはしょーさんが居るからか、足音が聞こえない。
まっじで感謝しかない。
まぁ、学校の帰り“は”なんだけど……笑
🐇「な〜、今度一緒に遊び行かへん?」
💎「え、急にどした?」
「でもいいね!最近遊べてなかったし」
急なお誘いに少しびっくりしながらも賛成する。
🐇「…ッし!じゃあ〇日の✕時ぐらいにいむちゃん家凸るわ」
💎「おっけ〜!」
楽しみだなぁ〜、笑
何着てこー♪
ーお出かけ当日ー
💎「え、今日結構上手にメイク出来たくね?」
「うわーッ!テンション上がってきたー!!」
ピンポーン
💎「あ、しょーさんかな」
「はーい!!」
🐇「いむちゃーん!」
「お迎えに来たで〜」
💎「待ってましたー!」
🐇「よし、じゃあ行こか〜!!!」
💎「おぉー!!!」
ーショッピングモールー
💎「わぁ、このキーホルダー可愛いぃぃっっ!!!」
手のひらサイズの狐のぬいぐるみキーホルダー。狐にしては珍しい水色が使われていた。
🐇「あ、これ可愛ええ」
しょーさんが持っていたのは、同じぬいぐるみキーホルダーのうさぎバージョン。
💎「ね、一緒につけよーよ!!」
🐇「ええな!よし、買ってくるわ!」
💎「え、ちょっ…僕は自分で買うからいいよー、?!」
🐇「大丈夫ー!今日は俺から誘ったんやし奢らせてや〜」
💎「えぇ…じゃあお言葉に甘えて、笑」
ほんと、どこまで優しいんだか。
💎「あ、食料品買いたいなー……ボソッ」
🐇「じゃあ買うか?」
💎「へっ、?聞こえてたの、?!」
「大丈夫だよ、せっかく遊びに来たんだし…今日じゃなくても」
🐇「大丈夫やって~♪気遣わんくて」
💎「えぇ、……」
💎「あ、これ安い……」
🐇「いむちゃん、今日はシュークリームとじゃがりこ買わなくてええん?笑」
💎「ん〜、最近食べ過ぎないように調整して……て、…ッ」
しょーさんがニコニコの笑顔を向けて聞いてくる。
だが、言葉の違和感と、こちらに向けられている笑顔からの恐怖に見て見ぬフリが出来なかった。
💎「ねぇ、なんで僕が買い物する時に毎回シュークリームとじゃがりこ買うって知ってるの……?」
「シュークリームはともかく、じゃがりこが好きだってことはしょーさんに言ってないよね、ッ?」
💎「それに、“今日は”って……僕の行動を知ってるような、ッ」
🐇「……笑ニコニコ」
ずっと、笑顔。何を考えているのかわからなくてすごく怖い。
💎「もしかして、しょーさんが…」
「ストーカー、ッ?」
🐇「……………」
…何か、言ってよ。否定、してよ………ッ
🐇「……やっと、気付いたん?笑((ガッ」
💎「…ッ、ひッッ……(サァッ」
血の気が引いたのがわかる。鳥肌もたっている。
僕はしょーさんに勢いよく腕を掴まれた。
しょーさんの力は僕なんかよりずっと強くて、抵抗が出来ない。
生憎、ここには誰も居らず防犯カメラからも死角になっている。
💎「やめ、て……ッ、しょーさんッッ……」
「助けて……ッッ」
🐇「俺な、ず~っと。いむちゃんが好きで、好きで堪らんくて 」
「一生俺の傍に居ってくれへんかな~って思っとったんよ」
「それに、いむちゃん一人暮らしやし?笑」
💎「しょー、さん……、ッッ?」
🐇「やからさ、これからは…これからもずっと、」
「俺の傍に居ってくれへん?♡」
💎「……ッッ、」
こんなしょーさん知らない。怖い。助けて。
なんで、なんで。
しょーさんのこと、
信じてたのに。