よし、ハピエンかくぞー!
ハッピーって一筋縄じゃいかないよね?
ハピエンってルート改変するの、意外と大変…
内容
〜多分ソナチのNL〜
〜〜アテンション〜〜
・ソナチ
・設定ガバガバ
・✗18ないよ
・NL
・普通に下手
・🔰
・自 殺未遂表現有り
・政治的意図、戦争賛美等ありません。
前回の2人の会話部分から始まります。
卍「…なんだ、ソ連か…」
目の前に立っている大柄な男がこちらを見ながら鼻で笑うように言う
☭️「よぉ、ナチス・ドイツ。無様な姿だな。残念だが戦いはお前の負けだ。さっさと降伏した方が身のた…め…」
ソ連の片目が大きく見開かれかる
その目は胸元につけていた、あのチェーンネックレスに釘付けになっていた
戦闘が激しくてしまっていたはずが、いつの間にか外に出ていたようだ
戦いでアクセサリーをつけているのが、そんなにおかしい事なのだろうか
卍「なんだよ…別に悪いわけじゃないだろ」
☭️「いや、…それを…一体どこで?」
卍「そんなの…どこだってい」
☭️「仮面舞踏会でか?」
驚きのあまり彼の顔を凝視する
どうしてそのことを?
あの時庭園には他に誰もいなかったはず
…いや、1人だけいた
私以外に…1人だけ
あの時のように風が吹く
風はソ連の帽子の耳当てを持ち上げ、その下に私が彼に渡した耳飾りが光っていた
それが答えだろう
卍「私とダンスを踊った彼は…」
☭️「俺だな。俺がガゼボの中で踊ったのはあの時が最初で最後だ」
あの時の彼はソ連だった。こんな形で会えるとは思っても見なかったが
卍「そう…よかった、最後に会えて」
☭️「?…最後?」
持っていた銃をゆっくりとこめかみにあてる
彼と分かっても敵であることに変わりない
降伏することは上司が許さないだろう
であれば、死ぬしかない
目を瞑り引き金に手を添える
卍「さよなら…」
☭️「!!ナチ!!」
ガチッ・・・
ドサッ
発砲音がしない
それにいつまで経っても痛みが襲ってこない
弾切れしていたのか…
痛みのかわりに押し倒され、持っていた銃は取り上げられた
結局死ぬことはできなかった
目を開けると顔のすぐ近くにソ連の顔があった
何故かソ連は今にも泣き出しそうな、悲しい目をしている
☭️「お願いだから…死のうとしないでくれ…ナチ」
何故ソ連がそんなこと言うのだろう
卍「どう…して?」
☭️「…好きだからだよ」
卍「え?」
☭️「ナチ、初めて会ったあの時から、ずっと好きだった」
ここで告白とは…一瞬時が止まったような気がした
仮面舞踏会で仮面を付けた私に恋をした…か
身元の分からない人を一目見ただけで好きになるなんて…危険な綱渡りをするようなものだ
…自分が言えた口ではないが
☭️「だから…その…俺と、付き合ってくれ」
ソ連が少し不安げに、でもしっかりとした声で私に言う
やっぱりこの場で言うことじゃないな…
でも、気持ちを伝えてくれてとっても嬉しかった
そっと唇を重ねる
返事はこれだけでもいいが、気持ちは直接伝えたい
卍「…私も、貴方のことが好き」
☭️「!!それって…」
ツンツン
🇷🇺「ねぇねぇ…お母さん寝ちゃったの?」
卍「ん?寝てないわよ。お父さんと初めて出会った時のことを思い出してたの」
🇷🇺「お父さんと?いつ出会ったの?」
卍「昔にね」
🇷🇺「昔?お話長くなる?」
ガチャ
☭️「ただいま〜」
🇷🇺「おかえり!お父さん!」
☭️「ロシア!元気にしてたか?母さんに迷惑かけてないか?」
🇷🇺「うん! めーわくかけてないよ!」
卍「おかえりなさい、ソ連。」
☭️「ただいま、ナチ。体調に変わりはないか?お腹の子の様子はどうだ?」
卍「えぇ、悪阻も収まったしもう大丈夫よ。」
🇷🇺「あと4ヶ月で生まれるって!生まれたら僕お兄ちゃんだからたくさん遊んであげるの!」
☭️「そうかそうか。ロシアはえらいな」ナデナデ
🇷🇺「えへへ〜。ねぇ、お父さん! お母さん!2人が初めて出会った時の話してよ!」
☭️「ああ、いいぞ。」
卍「私たちが初めて出会ったのはね…」
戦争が終わった先には、笑い合える平和な暮らしがあった。
この幸せがいつまでも…
〜HAPPY END〜
「幸せな未来を」
終わったな〜… なんか悲しい…でも!
本作これで完・結!
道のりめっちゃ長かった…
でも終わり良ければ全て良しってことで!
番外編はちゃんと作ります。
ご愛読(?)ありがとうございました!
コメント
23件
リクエストとか受けてませんかね?
お腹の子はウクライナ?ベラルーシ?
初コメ失礼 普通にすこ ちょっと私お墓に行ってきます!