初恋は唐突に
第1話ー夏草に隠れてー
ATTENTIONー
・百合です
・俺の初恋を書いただけ。
・ただの駄文。
・俺がいつもの俺じゃない!ってなるけど期にしないで呼んで下さい。
・俺の名前は都合上……になってます。スマヌ。
・リア友にネタにされそうです。
▽すべて許せる人はどうぞ
❏❏❏
からりと晴れた夏の訪れをの感じさせる日。私達はそこで出会った──。
ガアガアと鴨が鳴いている小池の近く。ガマや背の高い草などが蒼蒼と生えていた。
少し日陰で休もうと草陰の方へと歩み寄っていくと今までとはまた違う小池と出会う。するとそこには水遊びをする君が居た。
今思えば一目惚れだったのかも知れない。
黒い髪を靡かせてパシャリと水で遊ぶ君はどこか儚く見えた。
「……」
暑さなんて知らないように、健気に。
…画になるなぁと、瞳が吸い込まれていく。すると気づいたのかスカートをゆらし、こちらへと歩み寄ってくる。しまった…バレた。
「あの──どうかしたの、?」
少女の可愛らしい声が聞こえた。
「あっいや、な、何でも…暑くて少しボーっと、」
咄嗟に言い訳をした。でも少女は疑問にも思わず一緒に水遊びしようと声をかけてくれた。
「…最近暑いもんね、参っちゃうよぉ」
「冷っこくて気持ちいいでしょ?」
少女は私に幾度も話しかけてくれた。まぁそんなに良い返答はできなかったんだけどさ。
「あ、名前聞いてない!私は星歌!あなたは?」
そう言いにこりと微笑む。
「あ、私は──……!」
「…ちゃん、!良い名前〜!」
瞳をキラリと輝かせ星歌ちゃんは微笑んだ。
それから少し経った頃。私達は遊び疲れて少し木陰の方で休んでいた。
「ねぇ、……ちゃん、これ、拾ったんだ、あげるね!」
星歌ちゃんの手には小さいながらも輝きを纏う貝殻があった。
「…綺麗──ありがとう」
自然と口元が綻ぶ。私は貝殻を大切に掌で包みこんだ。
「──もう、暗くなってきちゃった、寂しいけどさよならだね。」
「あ、うん…また会えるよね。」
「会えるよ!またここで会おう!」
大丈夫!と私の手を掴んで言った。
「うん─じゃあ、また、会おうね」
「うん、ばいばい──」
どこか儚く感じるようなそんな声。
「っ、ちょっとま…いや、嘘。」
嗚呼、やはり気付いてしまった。自分の気持ちに。
「恋…かぁ、」
また会う日のことを思って、私はこの地にさようならを告げた。
また、会えると良いな。
そんなある日の私の恋のお話。
続け!
コメント
4件
エモい(((
好きです(??)なんかええなぁ… 私の恋か…書いてみようかな…(掛け餅だぞ)