続きです
永久 「、、、」
ボールを遠くへ飛ばすには風を使う。
50m走は雪と風を混ぜて後ろから押すことで追い風で早くなる。
立ち幅跳びも風を使う、、
体温が下がる心配はなさそうだと思ったので、カイロなどはグラウンドの隅に置いておく。
、、、持久走、、
他人への妨害がいけないとは言ってなかったし、、雨でも降らしてグラウンド、、びちょびちょにしちゃお。
相澤 「、、次、、敵愛。ボールを投げろ。」
、、順番来た。
相澤 「チャンスは二回、好きなタイミングで、」
永久 「、、、」
風にうまく乗せるイメージで、、
永久 「、、、ぶっとべ、!」
上鳴 「はぁ!?!?」
轟 「!」
瀬呂 「おいおい、、やばすぎ!!!」
爆豪 「、、こんぐらい、、ったりめぇだろ、」
緑谷 「と、、わちゃん、、すごい、、」
相澤 「なかなか、、だな。、、986.2m。」
永久 「、、及第点。」
自分的には1000m行けると思ったんやけど、、
相澤 「、、もう一回。」
永久 「、、次こそ、、」
相澤 「!、、1012.3m。」
永久 「、、っし、、」
上鳴 「敵愛!!おま、、え、、まじ、、」
瀬呂 「レベチ、、」
相澤 「さすがだな。特待生さんは。」
「特待生制度など聞いたことございませんわ!」
「推薦以外でそんなのもあったのか?」
上鳴 「、、あ、でも!一般入試受けてたろ?!」
永久 「、、一般入試受けた、、特別待遇なだけ、」
「はぁ?!?」
「んだよそれ!すげー!!」
爆豪 「、、おい。」
永久 「!、、何。」
爆豪 「合格したかどうかはまだしも、、っんで、俺になんも言わねぇんだよ!」
永久 「、、は__?」
爆豪 「特待生ってこと、重要じゃねぇか、一般生じゃねぇんだろ、、」
永久 「、、なんで勝己に言わなきゃいけないの。」
爆豪 「は?、、なんでって、、
(なんでって、、
俺ら幼馴染だろ、、少しぐらい話せるだろうが、、
連絡先も持ってんだ、、教えてくれたって、、)」
永久 「、、、」
爆豪 「、、、」
心なしか、相澤先生がこちらをにらんでる気がしたので驚いている連中を無視して、
次の測定所に向かおうとした。が、次は無個性のデクの番だと気づいた。
、能力もないのにどうすんだろ
デクの投球を見ていると、、
一回目は50m前後、、
二回目は、、どうせ、最下位でしょ、、と思っていたら、、
能力なしでは考えられないほどの威力でボールを遠くまで飛ばした。
相澤先生の不敵な笑みとともに私と勝己はデクの方へ飛び出していた。
爆豪 「どーいうことだコラ!ワケを言いやがれデクテメェ!」
永久 「、、だましてたん?、、無個性って言ってたやろ。」
緑谷 「え、、ぁ、」
永久 「、、嘘ついてたんか。無個性って、」
爆豪 「!永久も、、知らないのか?」
永久 「知らない。、、デク、嘘ついてたん?」
イラつく私の周りには冷気が漂っており、
勝己の手からは少し爆破している。
すると、相澤先生が布を飛ばし、私と勝己を拘束してきた。
爆豪 「あぁ!?んだこれ、!」
永久 「ッ、、」
相澤 「何度も個性使わせるなよ、、俺はドライアイなんだ。」
幼馴染の一人のデクに裏切られたってこと、、
無個性だとだまされ、とことん、馬鹿にしていたのを裏ではあざ笑ってたのか、
そんな想像が頭の中に巡る。
爆豪 「ッ、、無個性、、っつってたじゃねぇかっ、、、」
この様子じゃ、私と勝己をだましてたんだ、、
持久走までの結果はっぴょーーーーー!!!!
握力 43㎏
立ち幅跳び 340㎝
長座体前屈 59㎝
ボール投げ 1012.3m
反復横跳び 58回
上体起こし 32回
50m走 4.32秒
相澤 「最終競技が、、持久走だ。位置につけ、」
爆豪 「、、、」
緑谷 「ッ、、」
よーい、、はじめ。
私はグラウンドに大雨を降らす。
上鳴 「は?!雨!?!さっきまで晴れて、、」
■■ 「なんで?!」
爆豪 「チッ、、、(雨のせいで、、ニトロが出にくい、、)」
そして、強風で飛び、グラウンドを回る。
■■■ 「ッ、、バイクがうまく動きませんわ、、」
瀬呂 「テープもひっかけられねぇ!走るしかねー!!!」
■■ 「男ならぁ!!!雨でも走りきる!!!」
相澤 「周りの記録を落とすだけでなく、
雨を活用することで自分のスピードを上げる、、酷く合理的。
(だが、ヒーロー志望として仲間を踏みにじる行為、、問題だな。)」
あ、、やっば、、
体冷える、、さっむ!!!
相澤 「敵愛ゴール。記録42.3秒」
永久 「、、ふぅ、、、」
相澤 「まだ誰もゴールしてないから言うが、ヒーロー志望なのに味方を蹴落とす考えは、」
永久 「誰が敵かわかりません。、ライバルですし、」
相澤 「、、まぁ持久走だから多少は見逃すが気をつけろ、」
永久 「、、はい。」
そのあと、私はデクのことや勝己のことを考えて一日を終えた。
、、、やっぱり、
騙されたとしか考えようがない。勝己だって、そう思ってる。
無個性の、デクが、、嘘をついた。としか、
はいどうでしたか!
2341文字!終わります。
コメント
9件
面白かったです! 続き待ってます!!
面白かったです♪ 続き楽しみです。
1コメ!? 今回も良かったよ!次回も楽しみにしとるね〜! 最初のURLみたいなの何〜?