そんな俺の願いは、
叶と共に砕け散った。
あぁ。彼奴の居ない世界より。
叶が殺され続ける世界の方が辛いなぁ。
ったりめぇか。
相棒が。目の前で殺される。
俺に謝りながら。
お前が謝る必要なんてない。
謝らなければいけないのは、俺の方だ。
何度も何度も見殺しにしてッ。
何時も気をつけていれば救えるのに。
俺可笑しくなっちゃった…ッ。
叶…。ははっ。馬鹿馬鹿しい。
いっその事俺がこの世界から消えれば、?
俺が死ねば叶を救える、?
可能性はある。
やろうッ!
最後に連絡するか、。
『叶。俺疲れちまった。』
『じゃーな。』
『また、どっかで会ったら。』
これでいい。
これがこの世界の”正解”だったんだ。
ふーッ。
よしッ!!
やっと俺も死ねる。
何度死を望んだか…ッ!
あー。俺の人生。
否、吸血生か?
最後まで、こんな馬鹿な事考えてんな俺。
まぁ、それだけ悔いのない。
充実した日々だったんだろう。
『そろそろ。』
「葛葉ッ!」
ッ!?
なんで場所ッ!
「…此処マネさんもいる会社だよッ?」
「聞いたら分かるに決まってんじゃんッ。」
あぁ。そっか。
『叶。俺疲れたよッ。』
『もう。お前が死ぬの一回だって見たくない。』
『叶はまだ助かるかもなんてッ』
『もう。…思いたくないッ!』
「ッ?」
『お前は俺に何を与えるッ?』
『俺はお前にッ。手前にッ!』
『何かを与えるなんて事ッ。』
『何も出来ねぇッ!』
『そんな俺がッ!』
『お前に何か与えてもらうなんてッ。』
『そんな事ッ。許されるのかよッ…?』
「僕は葛葉に。」
「色々貰ったよ。」
「だから僕は葛葉に。」
「”生”を与えるよ。」
『…はッ?』
「”死”は”生”の反対じゃない。」
「”生”に元々備わっていた。」
「一つの機能に過ぎない。」
「ご め ん ね 。 葛 葉 。」
「次 は 死 ん だ り し な い か ら 。」
『…あぁ。』
『なんで。』
『お前はッ。』
『ふはっ。』
『ほんっと。』
『叶って。』
一寸苺実__。
苺実の花言葉は_。
あなたは私を喜ばせる__。
______________________
これにて。
《一寸苺実》
完結となります!
ありがとうございました!(´▽`)
多分主は連載長め作れないので向いてないのですが!
まぁ自己満だし。いっか!の思考回路なので!
これからも短いし。下手な!
ウチの小説をよろしくお願いします!
皆様からのいいねやコメント!
ものっっっすごく!
主のモチベになっています!!
ほんとに感謝しかないです!!
こんな奴ですが!
これからもよろしくお願いします!( *´꒳`*)
改めまして!
これにて。
《一寸苺実》
完結となります!
ほんとにありがとうございました!