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一寸苺実   完結

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一寸苺実 完結

3 - 第3話 君に"生"を。

♥

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2023年04月07日

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そんな俺の願いは、

叶と共に砕け散った。


あぁ。彼奴の居ない世界より。

叶が殺され続ける世界の方が辛いなぁ。

ったりめぇか。

相棒が。目の前で殺される。

俺に謝りながら。

お前が謝る必要なんてない。

謝らなければいけないのは、俺の方だ。

何度も何度も見殺しにしてッ。

何時も気をつけていれば救えるのに。

俺可笑しくなっちゃった…ッ。

叶…。ははっ。馬鹿馬鹿しい。

いっその事俺がこの世界から消えれば、?

俺が死ねば叶を救える、?

可能性はある。


やろうッ!



最後に連絡するか、。


『叶。俺疲れちまった。』

『じゃーな。』

『また、どっかで会ったら。』


これでいい。

これがこの世界の”正解”だったんだ。

ふーッ。


よしッ!!


やっと俺も死ねる。

何度死を望んだか…ッ!

あー。俺の人生。

否、吸血生か?

最後まで、こんな馬鹿な事考えてんな俺。


まぁ、それだけ悔いのない。

充実した日々だったんだろう。


『そろそろ。』


「葛葉ッ!」


ッ!?

なんで場所ッ!


「…此処マネさんもいる会社だよッ?」

「聞いたら分かるに決まってんじゃんッ。」


あぁ。そっか。


『叶。俺疲れたよッ。』

『もう。お前が死ぬの一回だって見たくない。』

『叶はまだ助かるかもなんてッ』

『もう。…思いたくないッ!』

「ッ?」

『お前は俺に何を与えるッ?』

『俺はお前にッ。手前にッ!』

『何かを与えるなんて事ッ。』

『何も出来ねぇッ!』

『そんな俺がッ!』

『お前に何か与えてもらうなんてッ。』

『そんな事ッ。許されるのかよッ…?』


「僕は葛葉に。」

「色々貰ったよ。」

「だから僕は葛葉に。」


「”生”を与えるよ。」


『…はッ?』


「”死”は”生”の反対じゃない。」

「”生”に元々備わっていた。」

「一つの機能に過ぎない。」



「ご め ん ね 。 葛 葉 。」


「次 は 死 ん だ り し な い か ら 。」



『…あぁ。』

『なんで。』

『お前はッ。』



『ふはっ。』

『ほんっと。』

『叶って。』








一寸苺実__。







苺実の花言葉は_。








あなたは私を喜ばせる__。













______________________

これにて。

《一寸苺実》

完結となります!

ありがとうございました!(´▽`)

多分主は連載長め作れないので向いてないのですが!

まぁ自己満だし。いっか!の思考回路なので!

これからも短いし。下手な!

ウチの小説をよろしくお願いします!

皆様からのいいねやコメント!

ものっっっすごく!

主のモチベになっています!!

ほんとに感謝しかないです!!

こんな奴ですが!

これからもよろしくお願いします!( *´꒳`*)

改めまして!

これにて。

《一寸苺実》

完結となります!

ほんとにありがとうございました!

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コメント

2

ユーザー

連載お疲れ様です、! めっちゃ感動しました

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