この作品はいかがでしたか?
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復活です~!!
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倉庫
敦「……本当に此処に現れるんですか?」
困り顔の敦君!尊い!
でも、敦君には笑顔が1番似合うんだよなぁ……
てゆーか君が虎だよ←←
結衣「確かに……太宰さん。本当に現れるんですか?」
知ってます。嘘ついてすんません
太宰「本当だよ。」
太宰「心配いらない。」
そう言いながら完全自殺読本を読んでいる太宰さん。
マジ絵になる←←
太宰「虎が現れても私の敵じゃないよ。
こう見えても武装探偵社の一隅だ。」
敦「ハハ……凄いですね、自信のある人は……
僕なんか孤児院でもずっとダメな奴って言われてて……
そのうえ…今日の寝床も、明日の食い扶持も知れない身で……」
敦「こんな奴が、何処で野垂れ死んだって……
いや…いっそ喰われて死んだ方が___」
結衣「それは違うよ。……この世に死んでいい人なんて1人も居ないんだ。
最も、敦君みたいな優し人は……だからさ?……お願いそんな事言わないで」
敦「……ッッ!」
そう伝えると敦君は、嬉しいような…期待しているような……
それらの感情が混ざりあった、泣きそうな顔をしていた。
やべ……尊い!
太宰さんが一瞬目を見開いていたのも知らずそんな事を考えていた。
太宰「さて、そろそろかな?……」
「何がです?」
知ってます←←
< ガタンッ! >
ついに虎あつぴが見れる!!
敦「今ッ!そこで物音がッ!」
太宰「そうだね。」
敦「きっと奴ですよッ!結衣ちゃんッ!太宰さんッ!!!!」
太宰「風で何か落ちたんだろう。」
敦「ひ、人喰い虎だッ!僕を喰いに来たんだッ!」
結衣「敦君、大丈夫だから!落ち着いて? 」
尊い!!落ち着け私!
太宰「座りたまえよ、敦君
虎はあんな処からは来ない。」
結衣「そうだよ、だから一旦座って落ち着こ?ね?」
敦「ど、どうして判るんですッ!」
パタン 音が鳴った。それは太宰さんが本を閉じた音だった。
そして太宰さんは一息ついて続けた。
太宰「そもそも変なんだよ、敦君。」
太宰「経営が傾いたからって養護施設が自動を追放するかい?
大昔の農村じゃないんだ。
いや…そもそも経営が傾いたんなら1人2人追放したところでどうにもならない。
半分くらい減らして他所の施設に移すのが筋だ。」
敦「だ、太宰さん?何を言って……」
太宰「君が街に来たのが2週間前、虎が街に現れたのも2週間前。
君が鶴見川べりに居たのが4日前、同じ場所で虎が目撃されたのも4日前。」
太宰「国木田君が言っていただろう?
武装探偵社は異能の力を持つ輩の寄り合いだと、
巷間には知られていないが…この世には異能の者が少なからずいる。」
太宰「その力で成功する者もいれば……
力を制御できず、身を滅ぼす者もいる。」
太宰「大方の施設の人は虎の正体を知ってはいたが君には教えなかったのだろう」
太宰「君も異能の者だ、現身に飢獣をおろす月下の能力者……」
敦「ぁ”“ぁ…ッ!」
結衣「あ、敦君……?」
満月を見た瞬間、敦君が悲鳴にも似ている呻き声を上げた、
そこにはもう先程までの敦君の姿は、無かった。
かわりに、普通の虎よりひとまわり大きい白虎の姿があった。
太宰「結衣ちゃん。危ないから其処の箱の裏に隠れてるのだよ?」
結衣「は、はいッ!」
私は隠れた。
白虎になってしまった敦君の攻撃を太宰さんは軽々しく避ける。
ビジュが良すぎる……と場違いな事を考えていたら……
パチ 白虎と目があっちまった。←←
結衣「ん……?」
こっちに向かってる???????
やべ…………小泉結衣、人生終了のお知らせ。
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はいどうも!江戸川ちゃんです!
見ての通り復帰しました!
今日から投稿頑張ります!
実は……書きだめして毎週日曜日に一気に投稿!
と言う案があるんですけど、それでも良いよっ!
と言う方はコメントで教えてくださいぃ!
次回!【 小泉結衣死す !?】結衣ちゃんの代理を発表
また次のお話でお会いしましょう!
コメント
4件
すごく面白いです!フォロワー失礼します!私も乱歩さん推しなんです!だから、その、出来れば仲良くしたいです、、、!
待ってました!今回も面白かった!