テラーノベル
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273.15
もし絶対零度より下の温度があったとしたら、どうかな?
肉眼じゃ見えないほど小さい分子が動くことで熱が発生するんだ。
動き早いほど暑い、動きが遅いほど寒い、分かったんじゃないかな。絶対零度は分子が止まってるからそれより下はないって。
最初の仮定に戻ろうか、絶対零度より下があったとしたら、分子の動きを止まるより遅くするんだ。止まるより遅くすることってどういうことだろうね。
それを可能にするのが僕の異神念だ─
「なんだよこれ…」まるで死んだあとみたいだ、周りを見渡しても白い地面、白い空間が水平線みたいにずっと続いてる。自分の影もついていないし手も足も見えない。
「死んでないよな?」記憶を遡っても思い当たらない。
「日本語、聞こえるか?」頭の中に響くように声が聞こえる。
「誰なんだ?」今の非現実的な現状が夢と思うと冷静に誰なのかが疑問だった。
「君たち人間の言う神かな、まぁ僕は魔神なんだけどね」
夢って自分の記憶に残るものが出てくる物なんだよな?実際俺は神について考えたことは無い、信じていないからだ。ならこれが夢じゃないなら?神様はいるってことになるな。
「これは君が見てる夢に入り込んで僕がこの白い空間を作ったんだ夢じゃないといえば夢じゃないね、あと神がいることは信じて欲しい」
「ああ、信じる、心読まれてるのか、聞きたいことが3つあるんだ」
心を読まれていることに動揺、神がいることに興奮混じりに、疑問が浮かんできた。
「神が他にも存在し、魔神がそのうちの一人なのか?あと魔神って具体になんだ?なにをしに来た?」質問責めのようで申し訳ないと思った。
「全部答えられるかなー?ひとつめはね、うんそうだねその通り。
ふたつめ魔神は宇宙をほかの神様と作りました!みっつめ、人類が滅ぼされそうです。
私はいいけど、ほかの神様がねー人類があまりにも神様に見た目とか頭の良さとか似ててね全員滅ぼそうとしてるんだよねー地球を滅ぼす気だ。」
声に抑揚がついていて、理解が早かった。だからといって冷静な訳じゃない、訳の分からない話をされているような感覚だった。
「神様って直接、何かを滅ぼせないんだよ作ることはできるんだけどね。
滅ぼせないのは生物を殺したりするのは代償として自分の力が弱くなるんだ、それも大幅にほかの神様同士でも戦いは起きるから、生物を1人も自分で殺さないんだ。概念、物、生物神様が作れる3つかな。
世界が滅ぼされるのが嫌な神様はね人類に味方して特異点という能力をあげてるみたい。
そこで君にどんな物、空間、人であっても温度をどこまでも変えれる異神念、能力をあげよう。」
「神様はどう滅ぼすつもりだ?!」疑問が多くなって膨らんでいく。
「ま、起きたらわかるよ、この世界がどんなに終わりに近づいているのか…君しか神様が敵なことは知らないだろうね。」
「どういうことなんだ!」
頭が痛い…夢のようで夢じゃないと言ってたのを思い出した。少し不機嫌な自分の顔を洗面所で洗い、一応テレビを見た。
「緊急速報です、東京にブラックホールのようなものから怪物が出ています!近くにいる皆さんできるだけ避難をしてください!アニメや漫画の話CGなのではありません!」
早口で息継ぎをしていないように見える、男性アナウンサーからは肺が心配になるほどに必死さが伝わる。
映像からはブラックホールのような物から怪物出ている自衛隊の銃もそこまで効いていないようだ。戦車など今までのテレビじゃ使っているところは見れなかっただろう。調べると世界各地でこんなこと起こってるらしい。ほかの能力者とかはなにをしてるのだろうか。
20歳、一人暮らしで通ってた大学もこれで終わりかー。電話だ?「もしもし、みだ?」
友達のつかさだ。高校のの友達でたまに遊んだりする仲だ。あ、俺の名前は符楽 みだ。「もしもし…避難なら大丈夫だぞ?」
「能力手に入れたんだよ!」
「え?あそうなのか?」こいつは昔から嘘をつかないのと自分も能力を持っているからあまり驚かなかった。
「みだ…あんまり驚かないな?能力手に入れたのか?」
「まぁそうだな俺はつかさが能力持ってて嬉しいわ一緒に戦ったりできるんじゃない」
「みだ、ごめんね俺殺さなきゃいけないわ」
待て待て、?人類に能力を渡す神は人類の味方だけじゃないのか?世界を滅ぼそうとする神はここまで想定して、人間に能力つけされたのか。
怪物から救おうとする能力者が今殺されているのか?だから能力者が出る情報がまだないのか!
突然大きな地震のような揺れ俺の住むボロいマンションは壊れて俺はマンションの瓦礫に挟まれている。軽傷はしたものの、何とか抜け出せた。ここは東京の八王子市だ。ブラックホール地は東京の23区なら、あの映像でみたおぞましい怪物じゃない。
「みだ?元気か?まぁこれから元気じゃなくなるか」
「まだ使ってないんだよな能力…」覚悟決めるしかない現実から逃れちゃいけない。倒すことしか考えるな。
「みだに言い忘れてたけど言ってやるよ俺の異神念は【磁力】だからな」
突然体が重く骨が潰れるほど痛い。「ぐっ”」痛みを堪えるがどんどん痛みがまして、耐えきれなくなる。きっと地面と俺を磁石のようにしたんだ。
なら─。
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伸びてほしい