返事はまた後で、
貴女は笑ってそう言ったはずだ。
“はず”と曖昧な言い方なのはきっと
それが数年も前のことだからだろうか
「ん…」
またこの夢かと私mzrは目を覚ます。この頃同じ夢をずっと見ている。その割には、いつも同じところで目が覚めてしまい続きが見れない。
何年も前のような夢だ。私は起きたばかりの重い身体を何とか動かして洗面所へと向かった。
「うわ」
洗面所の鏡を見た途端私は一人声を上げる。顔の色は青白くて如何にも体調不良です。と言ってるようなものだったからだ。
でも、休むという訳にはいかない。社会人になって希望に溢れていたあの時と今とでは温度差が激しく風邪をひきそうだ。
いや今もう風邪ひいてるかもだけど、
でも現実って大体そんなもんだよな、とどこか他人言のように考える。昔はすぐ大人になりたいと思っていたはずなのに、今は学生に戻りたいというジレンマ。最近は自分の趣味の時間だってない。そもそも私ってどういうのが好きだったけ?
…やめよう、きっと虚しくなるだけだ。
自分しかいない部屋にいるのももう慣れた、いつかあの超ブラックな職場も慣れるのだろうか。
現実逃避のように学生の頃を思い出してるのも辛く感じてきた。中学ん時の年中半袖半ズボンのあいつ今も元気かな、THE陽キャだったあいつも今は少し大人しいのだろうか?
私の初恋のあの子も元気なのだろうか
コメント
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おー!!やっぱり百合は最高ですねぇ、!