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夏の匂いがする…
〜8月15日 終戦〜
終戦後目の前が真っ暗になり私は、病院に運ばれた。
目が覚めたとき貴方は私のすぐ側に居てくれた
目の下に隈と涙の跡をつけて寝ていた私の足元でね。
私は
泣いてしまった
自然と涙が溢れた
あのときの私はなぜ泣いたのか分からなかった、
いやわかりたくなかったのでしょう
ですが、 今ならわかります。
私は貴方と貴方の国民を沢山に傷つけた、なのに私の側にいてくれたことが、とても
ですが当時の私は、嬉しい反面とても悲しかったのです。
今の私には中国さん、耀さんの隣にはいれない
いて言い訳がないのです。
私は縁を切ろうとしました。
そう思うともっと涙が溢れました。
中国さんが起きたのはすぐ後でした。
私が泣いているのを見て、とても目を丸くしていました。
怒りと嬉しみが混じったような顔で泣いていました。あの顔は今でも忘れられませんね
その後は私を抱きしめてくれた、昔と変わらない力強さとあのあたたかさで。
貴方の背中にある傷は私のせいなのに…
私は泣いた。
赤子のように大声を上げて泣いた
大粒の涙が出てきた、視界が涙でにじんだ
貴方はもっと強く抱きしめてくれた。
耀さんが何か言っていたが聞こえなかった。
自分の声で聞こえなかったのです。
ただ、これだけは聞こえた…
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