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キーンコーンカーンコーン
雨の中下校のチャイムが鳴り響く
私も帰ろう
…upはいないよね?
確認してから、扉を引いた
屋上から3階へ降りる時、誰かに見られている気がした
「うわっ…!」
やば、転んじゃった…
今度からは気をつけないと
「…君、大丈夫?」
誰かに聞かれて気づいた
動けない…結構高いところから落ちたのかな
「いやいや〜この子7段目から落ちてましたわよ〜結構痛いんじゃないですか〜?」
「…痛い」
「歩ける?」
頭を横に振った
「gnms、運べる?」
「ん〜多分?」
ようやく目を開けた
褐色肌の女性と、謎に顔に紙が貼ってあった女性だった
1年生では見た事ないから…先輩かな
「よっこらしょっと」
「htmnさ〜んわたしの荷物持って〜」
「ンマッ」
疲れた私は…眠りについた
次に目が覚めたのは、保健室だった
「先生…」
「足はどう?」
足を見ると、包帯が巻かれていた
「htmnさんとgnmsさんが運んでくれたのよ」
「名前…」
「…あの二人よくサボって保健室来るから」
「生徒達から他の2人と合わせて、四大問題児って言われているのよ」
「…問題児には、見えませんでした」
「あ、あと」
「歩ける?」
「…難しいです」
「そう、じゃあここ泊まる?」
「さっき確認したんだけど、あなた寮生でしょう」
「…そうします」
「それじゃあ、私は寮生の方に行ってくるから」
「はい…」
ようやくのんびりできる…
そう思ったのも束の間
「失礼します」
目を見開いた
その声は、upの声だったから