ネロ→→→→→→→→→→→→→→→←レオナードって感じです。レオナードからネロへ←付いてるけど気持ちとしては生徒として好きみたいな…。一応自分は推し総受けなので…。カプ名はネロレオです。誰かの性癖にぶっ刺され!!!!!!!!!
自作品お馴染みの推し贔屓(ひいき)多々あり。贔屓って言うか推しの自分に都合が良い解釈、です。レオナードとモニカの関係は恋人ではないって信じてます。レオナードは、(って言うか自分の推しは)恋愛経験少ない(ってよりは無い)と言う解釈が自分の中にあります。余談ですがレオナードの身長は百七十前半だと思います。ネロは百三十前半だと…。
ネロは人間で、レオナードは吸血鬼で、あまりにも寿命が違いすぎるから。(ネロが恋愛について悩みまくってるし、その恋は叶わないし、ネロがレオナードにベタ惚れだし。)
自分は小説を終わらせるのが苦手です。終盤はかなりおかしい文章となっております。
マギアデイズの二次創作品となっております。
ご本人様に迷惑のかからないようにしてください。
「ネロ」と名前を呼ばれる度に嬉しくなって、心が弾んで、日に日にその感情が大きくなっていっている事に気がついたのは何時だったか。第一印象は「全体的に細い」だった。似合わないスーツを着ていて身体のラインがよく見えた。そして、体育館に入ってステージに視線を移した時の距離から見えた身体のラインは自分が知っている成人男性とはほど遠く、成人女性が憧れるように細かった。第二印象は「イケメン」で、ステージの階段を登り、ステージ上に立ち「何処で止まればいいんだろう」と顔を上げた時にレオナードが少し微笑んだ。その顔が酷く美しく、数秒間見惚れてしまった事はネロの秘密だ。第三印象は、「可愛い」。順番に自己紹介をしていく時の進行をレオナードが務めていて、マリアの本名を言ってしまいマリアが爆発魔法を放った、その時の驚いたような、恐怖を感じたような顔が幼くて可愛いと思った。第四印象は「ダメ吸血鬼」。生徒の自己紹介の後の担任の自己紹介。そこでギャンブルが好きで、借金をしていると知った。小さく、呆れたような溜息を吐いたが何故かレオナードのギャンブルと借金は許せてしまった。
完全に自分の気持ちに気付いたのは入学式の四ヶ月後…夏休み中盤の時だった。早めに宿題を終え、けれど自主学習は欠かさず。序盤より幾らか暇な時が増え、考え事をするようになった。それは魔法の事だったり、夏休みの予定の事だったり、友達の事だったり。そして、恋愛の事だったり。その、恋愛の事を考えている時に気付いてしまったのだ。レオナードが近付いてくると嬉しくなり、レオナードを目で追ってしまい、レオナードに呼ばれると嬉しくなり、レオナードの事を考えると頬が緩む。これは、恋だと。最初は否定から入った。だって、そうだろう。クラスメイトを好きになる事はあり得るが、クラス担任を好きになるなんて言う禁断の恋をしてしまったのだ、ネロは。しかも相手は同性で、二百歳で、ダメ吸血鬼で。好きだなんて思わないだろう。けれど、レオナードに恋人が出来たら、悲しいと感じてしまった。ああ、これは完全に__恋だ。
夏休み明け、教室に入るとレオナードが教卓に伏せて寝ていた。腕を組み枕の代わりを果たし、顔は窓の方を向いている為ドアから顔は見えなかった。おはようございます。と小さく放ち、ランドセルを置いて準備もせずにレオナードに近付く。顔を覗き込むと白い肌と長い睫毛が見える。目線を合わせ顔をジッと見つめる。いつもの警戒を怠らない固い表情は緩くなっていて、通常より下げられた眉が可愛い。口に視線を移せば、薄い唇と少し開けられた口、尖った牙が見える。そう言えば、先生が人間の血を吸ってる姿見た事無いな、と考え、もう一度口へ視線を戻す。その吸血鬼特有の白い肌の中で存在する紅い唇。そこになぜかキスをしたいと考えてしまった。これは、きっと恋をする者の、雄の本能である。そしてその本能を理性で抑え付けたまま唇を見ると頭でキスシーンが浮かんできて恥ずかしくなり、顔に血が昇る。けれども、妄想のキスシーンでネロが突然キスしてきて驚き、行動を理解した先生が赤くなった姿は…可愛かった。
夏休みが終わり、冬休みまでの二学期。そこでネロは沢山の恋愛知識を覚えた。キスにもう一段階上のキスがある事や、子供の作り方までも覚えてしまった。そして、男同士の恋愛の仕方も、男同士の子作りの仕方も。ーーこの知識(男同士は知らないとしても)を回りの、大人や友達が知っていると考えると少し見える世界が変わった気がする。ーーそして、何度も恋愛の相手がレオナードである所を想像した。その度胸が高まって、嬉しくなった。いつか、この気持ちを伝えたいと思った。
そして、二学期が終わり冬休みだ。二学期は特に何も起きず起こせず、自分の気持ちの再確認が出来ただけだ。結果は言わずともyes。やはりネロはレオナードが好きだった。そして、ネロは今悩んでいた。自分の気持ちをいつ伝えるか、と言う事だ。ネロが通っている学園は少し変わっていて、担任が辞めない限り担任も変わらず、クラスメイトも変わらないのだ。なので時間はあると言ったらあるのだが…、レオナードの借金のせいでいつジャスティスに連れ去られるか分からない為早めに伝えておきたいのだ。そして、その伝える日をいつにするかを悩んでいた。今の所レオナードからネロに対し恋愛感情はなさそうなのできっとこの告白が成功することは零(ゼロ)に等しい。だからこそ、悩んでいる。両思いであったならば良いフンイキにしてロマンチックな告白にして思い出にする事が出来るが、片思いでそれをやったら準備を頑張った末振られると言う最悪な展開になる。それはやめておきたいので、出来る限り普段のワンシーンでやりたかった。普段のワンシーンで、告白しやすい場面と言ったら……毎年開催される行事…だろうか。運動会とか、そう言うのではなく。海の日とか、そう言うものだ。冬の行事……。と考え、あ。と声が出る。告白によくて、日常のワンシーンで、告白しやすくて、毎年開催される行事。そう、バレンタインだ。そうと決まったら早速告白するシチュエーションを決めなくては。と、思い、ネロはバレンタインの日に手作りチョコと一緒に告白する事にしたのだ。
そして、今、バレンタインの日の放課後である。ネロは作ったチョコをランドセルにいれたままレオナードの所へ向かう。レオナードは今五時間目の授業で使った器具を片付けに理科室のいる筈だ。と、足を理科室へ向け歩いていく。そして理科室のドアを開けると予想通り器具を片付けているレオナードがいた。「ん?ああ、ネロか。どうした?」と、器具を片付けるのを中断し、ネロの方へ向かってくる。生徒想いの先生だ。「あ、あの…。これ、渡すのと…」と言って、ネロはランドセルからチョコを出し渡す。「! これチョコか?」と言って目を輝かせるその姿はとても可愛い。「はい。手作りなので味の保証はしませんけど…。」「ネロが作ったんならうまいだろ」と微笑みながら言われるので惚れてしまう。「…、。あと、その……」「ん?」小さく呟かれた言葉に反応してくれる、そんな優しい所にもネロは惚れたのだろう。「…。先生。」「お、おう」ネロがあまりにも真剣な声色で言うのでレオナードは少し驚いたような反応をする。「…先生」「なんだ?」「…、、好きです」深呼吸の後に言われた言葉にレオナードは目を見開いてしまう。そしてそのあとに悩んだような困り眉になる。「…ん?ん……ありがと、な?」「先生、僕は本気ですよ」最初が言えたなら、とネロはどんどん言葉を放つ。「僕は、恋愛感情としての好きを今先生に伝えました。」「……ネロ、」「……。はい」レオナードの声色が穏やかで、優しいものに変わる。そして、今から振られるのだとネロは感じた。「ネロ、あのな。オレは確かにネロの事が好きだけど、それは恋愛としてではない。同性愛が駄目とも思わないし、年が離れすぎてるから駄目とも思わない。そして、種族が違うから駄目とも、思ってない。けど、けどな。」不意にレオナードの手がネロの頭に乗る。その手は吸血鬼が故に冷たく。細く、いつもの頼りになるレオナードとは違って酷くか弱く感じた。「ネロは人間で、オレは吸血鬼だ。寿命が、違いすぎるんだよ。オレはな、大切なやつに先に死んで欲しくないんだよ」その声が、少し震えていた。
ふられちゃったなぁ。先生に。寿命が違いすぎる、かぁ……。……僕も吸血鬼になればいいかな。……。うん。僕、先生を諦めきれないや。例え寿命が違くたって、長生きして先生より先に死なないようにすればいいもんね。…うん、よし!僕、先生が僕に惚れるようにカッコいい大人になるぞ!!
コメント
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第三者みたいな書き方すっき…☆ 最高ぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ☆ 流石せんさんっ☆今回も最高過ぎて死んじまいそうだぁぁぁぁぁぁぁぁぁ☆ 最高だったぜ☆