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#Snow Man
桃紫 さく🌸
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185
水
138
みーる
192
ある日。
二人の関係を思わせる写真が出た。
今度は、以前よりはっきりしていた。
世間は騒いだ。
「本当に付き合ってたんだ」
「いつから?」
「日本人メンバーと韓国人アイドル?」
祝福する人もいた。
でも。
傷つける言葉もあった。
「外国人だから」
「どっちが利用したの?」
「ジュホがかわいそう」
「ナユが売名したんじゃない?」
ナユは画面を閉じた。
「……私が韓国人だったら」
ぽつりと言う。
ジュホが隣に座った。
「どうして?」
「こんなに言われなかったのかなって」
「ナユ」
「国籍が違うだけで、こんなに難しくなるんですね」
ジュホは黙っていた。
そして。
ナユの手を握った。
「俺が好きになったのは、国籍じゃない」
「……」
「ナユだよ」
「でも」
「ナユが日本人だから好きじゃない」
「……」
「日本人じゃなくても好きだった」
「……はい」
「たぶん、どこの国の人でも」
ナユは泣いた。
「だから、俺の隣にいる理由を国籍にしないで」
その言葉で。
少しだけ前を向けた。
⸻
コメント
1件
ああ、このエピソード、すごく心に沁みました……。国籍っていう目に見えない境界線で傷つくナユの気持ちと、「国籍じゃない、君だから好きだ」と言い切るジュホのまっすぐさ。タイトルの「国籍」にすべてが凝縮されていて、短いのに重みがある。周りの雑音に押しつぶされそうになりながらも、手を握ってくれる人がいるだけで少し前を向ける——そのリアルさが刺さりました。