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太中注意
太宰『』中也「」
夏の光は生かすところを無く。
『今年は暑いねぇ〜。
中也は何か…冷たくて気持ち良い』
「だからってベタベタすんな、
此方だって暑いんだよ」
よく言う人は、
此の世界をアイスバースと呼ぶらしい。
誰かがネットに書いた事から
始まった事だ。
『ねぇ中也?
僕達、 アイスとジュース何方何だろうね』
アイスとジュース。
結ばれることは出来ないのに、
惹かれてしまう存在。
そんな事に似た物が、
ケーキバースというらしい。
ネットに書かれるのは綺麗事で、
良い物語しかないが、
ケーキは食べられてしまうだなんて。
「さぁな、
手前はジュースっぽいけどな?」
『確かめようのない方選んだでしょ?
卑怯だよ、中也』
「はっ、 気の所為だろ」
アイスを見分ける方法は存在する。
アイスだけは。
中也は…、 恐らくアイスだ。
アイスを見分ける方法は、体温。
中也もずっと変わらず冷たいまま。
僕は…、
一般人とジュースの見分けが付かない。
『…僕がジュースなら、
中也は 溶けちゃうかもね?』
「其れは、
ジュースとアイスが 結ばれた時だけだろ。
手前なんかと付き合う気ねぇよ」
『失礼だなぁ、
でも…好きにならないようにしなきゃね』
此の気持ちがバレたら…、
此の関係は終わってしまうかもしれない。
『中也は、 僕のこと好き?』
「は、はぁ…?!/// 好きな訳ねぇだろ!!」
『とか言って〜、 顔真っ赤だよ〜?』
「ぅ、うるせぇ…///」
多分でも、
中也は僕のことが…好きだ。
否、好きでいて欲しい_
『ぁ、中也〜
ジュース買って来て』
「ぁ…?
何で俺が買わなきゃなんねぇんだよ」
『はぁ?
君は僕の犬でしょ!』
「んな訳ねぇだろ!
青鯖が空に浮かんだような顔しやがって 」
『なぁに?!
君こそ蛞蝓みたいなヌメヌメした陰湿な
性格してるじゃないか』
中也が僕を嫌っている様な、
此の時が好きだった。
もしかしたら、
君に想いを伝えられると思っていたのかも
しれない。
…君が返事をくれない存在だったら、
拒絶する人だったら…
君は溶けなくて済むのだから。