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■事務所様、ご本人様、関係者様とは全く関係ございません。
□ネガティブに入る tt は可愛い。今まで気づかなかったけど、もしかして受けが不安になるの好きなのか自分…?
□rutt から tt 右好きになったのに気付いたら wntt が一番好きになってました。いや、ずるいよね…あの wn 「かわいいなぁ」の言い方がとにかくやばいですよね。はい。
□tt の表情がめちゃくちゃ好きです。どの顔も好きなんですけど特に笑ってる顔と、目を瞑ってる顔が本当に可愛い。
最近、テツの様子がおかしい。
案件とか関係なく配信で一緒になった時はすごくニコニコ笑ってくれるし、声もかけてくれるし、構ってくれるし問題無い。
問題は無いんだけど、それ以外の時が…なんか、こう…避けられてる気がして。
僕、何かしたっけ?
本人に直接聞くのが早いか。
「で、僕はテツに何かした?」
というわけで壁ドンしてみました~。
テツの両サイドに手を置いて、足の間に僕の片足を突っ込んでやった。
「えっ!?えっ!えっ、えっ!?何!?何この状況!?」
目の前でパニック状態になるテツをじっと眺める。
いや、本当に面白いし可愛い反応してくれるよな~なんて思いながら。
多分これをロウきゅんに話したら「趣味悪すぎ」って返ってくるだろうな。
いや、案外「分かる」って言ってくれるか?
多分こっちかも。
「何この状況!?…じゃないだろ流石に~。最近の僕に対するテツの様子を思い出してみな~?」
「えっ、じ、地味に難しいこと言ってるの分かってる?ウェン君?」
「何が難しいのさ」
「認識してるものもあれば、無意識のうちにやってるものもあるから結構難しくないって話なんだけど…」
とかなんとか言ってるけど例のパッシブスキルが出てますよイッテツさん。
絶対に分かってんじゃん。
絶対に何のこと言ってるか理解してるじゃん。
言いたいことがあるなら言ってくれていいと思うんですけど~!?
「僕のこと嫌いにでもなった?」
「いや!それは絶対ない!!」
おぉ、食い気味。
なるほど、嫌われた心配は無さそうだ。
「何でそんなこと言うの?って反応が出ないってことは、僕が何のことを言ってるか分かってんだね」
「えっ、あ………あっ!?」
「怪我を隠すのはムカつくくらい上手いのに、こういうの隠すのは本当に下手だよね~」
「そ、そんなに分かりやすいかな?ウェン君がよく人を見ているってだけじゃなくて?」
よく分かんないみたいな反応が可愛くて仕方ない。
まぁそれでも追及はやめないんだけどさ。
「それで?ここまで出たら話してくれていいんじゃないの?」
「………」
本題に戻れば、テツが言い辛そうに視線を彷徨わせて口をもごもごと動かす。
怖がらせたいわけでもないし、急かすことはしない。
惚れた弱味というものですから、何時間でも付き合ってやろうじゃないか。
「じ、自分なりの調整のつもりで…」
「何の?」
「ウェン君の時間、俺が取っちゃうの…困るよなって…だから、自分から離れてしまえば、その…」
「はぁ~?」
え、何?
どういうこと?
「誰かに何か言われた?」
「いやいやいやいや!誰にも何も言われてないよ!本当に俺が勝手にやってるだけだから!他の人が何か言ってきたとかそういうわけではないから!」
必死なテツも可愛いな~。
あくまで自分の責任ですって言いたいんだろうなぁ。
「分かった分かった。じゃあ聞かせて?」
「えっ」
「どうしてそう思うようになったのか、距離をとるようになってしまったのか」
本題に戻すとやっぱりテツは口をもごもごとさせた。
そんなに言いにくいことなのかな~。
「そ、その…ウェン君ってさぁ…」
「うん?」
「僕と一緒にいるより…その…ロウ君と一緒にいる方が楽しい、でしょ?っていうか楽しい、よね?」
思わぬ言葉に一瞬時が止まったような気がした。
何も言わない僕に何を思ったのか、テツがあわあわと手を動かしながら言葉を続ける。
「あ、いやね!?分かってるんだよ!ウェン君が僕のこと好きなままでいてくれてるっていうのはすっごく分かってんのよ!ただ、ただね!?ほら、やっぱりそのーなんていうの?僕と一緒にいる時よりも目がキラキラしてるっていうか、楽しそうっていうか声も弾んでいるというか!あ、そのウェン君やロウ君のことを酷く言いたいわけでは全然なくて!二人のこと大好きだし、二人が仲良くしてるの見てるの好きだし!!」
あー…これは…ちょ~っとネガティブ発生しちゃってる感じ?
テツは自分のせいだって言いたいかもしれないけど、こんな状況に持ち込んでしまった元凶は俺じゃんね。
未だに止まりそうにないテツの口。
とりあえずしっかり話がしたいからキスして止めてやった。
「…………えぇ?」
「テツ、まずは知らない内に悲しませてごめん」
「え゛っ!?いや、だからウェン君は全然…」
「悪いでしょ。ネガティブ出るくらい傷つけてんだから。一人称も僕になっちゃってるし」
僕の言葉に納得がいかないのか、テツは「違うって言ってるのに」と小さな声で呟く。
どうして自分で抱え込もうとするのかなぁ。
いつもは自分のことちゃんと大事にできる子なのにね。
「あのさぁ、テツ。テツは少し勘違いしてない?」
「…勘違い?」
「僕とテツはさ、恋人同士だよね?」
「う、うん…」
恋人という言葉にテツが頬を赤らめて視線を彷徨わせる。
まだ慣れてないのか~この言い方~かぁいいなぁ~!
「そりゃあさ、僕たちは子供みたいなことばかりして騒いでるけど子供ではないから。我慢しないといけないこと、沢山あると思う」
「……うん?」
「仲間内とか友達内とかでもそうで、そうでない人達の前でなんて特に多いと思う」
「…うん」
「でもさ、さっきも言ったように僕とテツって仲間と友達に加えて『恋人』なんだよ」
不安そうに、でもまだ分かっていないというように首を傾げるテツ。
少し見下ろされながらのこれでも可愛いから、今度座ってる時に強襲してみようかな。
テツの上目遣いとか絶対可愛い…いや可愛いんだよなぁ~。
やばいやばい脱線しちゃうとこだった。
「『恋人』はさ、言いたいこと言うべきだと思うんだよね。いやね、それぞれの形もあると思うから絶対とは言い切れないんだけどさ。でも僕にはちゃんと言いたいことを言ってほしい。不安なことは全部教えてほしい」
「…でも、めんどくせ~とかならない?それ?」
「内容によってはなるね」
「じゃあ言えないじゃん!じゃあ言いたくないじゃん!!」
「でも嫌いにはならないよ」
全てに対して寛容になれる人間なんて存在しないんだよ。
でもその中で『嫌いにならない』と確証が持てるって、言い切ることができるって素敵じゃない?
「素直にテツが思ってることを伝えてほしいね、僕は」
「……素直に…」
「色々思ってて伝えにくいとか思っちゃうなら簡潔にまとめてもいい」
「……」
テツが目を伏せる。
きっと、どう伝えようか悩んでいるのだろう。
その表情がとにかく真剣で、僕のことをしっかり想ってくれているのが伝わってきて
「…可愛いなぁ」
「……は!?ちょ、今めっちゃ真剣に考えてるんだから茶化すのやめてね!?」
おっと、思わず口から出てしまった。
でもあまりにも愛おしくて可愛いもんだから言っちゃうのは仕方ないよね。
「…本当にさぁ、言っても良いの…?」
「いいよ。テツだから許す」
「……ウェン君が、ロウ君のこと大好きなのは分かってるし、僕…俺もそれを見ているのが好きだから何かを変えたりとか、そういうのは望んでなくて…」
「うんうん」
「ただ…」
「ただ?」
テツが申し訳なさそうに、でも強請るように、頬を赤らめて僕に視線を合わせる。
「俺に夢中になってくれる時間も増やしてほしい…かも」
くっっっっっっっっ…
「それは可愛すぎるだろテツゥ~~~~!!!!」
思わず抱き締めちゃう。
こんな可愛い恋人のお願いに『嫌です』なんて言えないだろって~~~~!!
「今から夢中になりたい。もうね、今の僕の視界はテツ専用にしちゃうから」
「えっ、でも何か用事とかあるんじゃないの?」
「あるとしたら『テツに夢中になる』予定だから」
「何それ!あはは!じゃあ、お言葉に甘えてウェンくんに夢中になってもらっちゃおうかな~!?」
目の前で楽しそうに子供みたいに嬉しそうに笑うテツ。
可愛い可愛い思ってもそれを更に越える可愛いが返ってくるの本当に罪深すぎんだろ。
少しだけ高い位置にある彼の唇を奪う。
「うえっ!?ウェンくっ…」
「テツも僕だけに夢中になってね」
今度ロウきゅんに自慢してやろ。
鬱陶しそうな反応が返ってきそうな気しかしないけど。
「…はは!俺はいつだってウェン君に夢中だよ」
絶対自慢してやろ~~~~~~!!!!!