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次の朝 、 僕が起きるのは早かった 。


朝4時くらいに目が覚めた 。


こんなに早く起きてもどうせやることはないし


あまり見たくなかった


家の前の湖に散歩に行くことにした 。






「 やっぱ 、 綺麗だな 」


まだ朝日が登っていなくて


少し光が差し込んで


その光を湖は綺麗に反射する 。


心が清らかになる 。


草が茂った地面に座って


頭は空っぽ 。


僕は 、 そのままもう一度眠りについた 。








「 おい 、 遅い 」


起きると 、 目の前には研究サークルのみんながいた 。


「 何ここで寝てんだよ 笑 」


「 ごめんごめん 、 つい寝てた 笑  」


僕は立ち上がって 、 リュックを取りに行った 。


リュックを手に取り 、 背中に背負う 。


靴は 、 さっきの湖の所に置いてきてしまって


もう一度湖の所へと向かった 。


「 ふぅ 、 よし 、 じゃあ行こ … 」


僕は 、 みんなに 「 行こう 」 と言おうとしてたのに


僕の目の前には 、 衝撃的なものが映った 。


「 まさか 、 弟 … ? 」


僕は思わずびっくりして 、 腰を抜かしてしまった 。


「 おいおい 、 どうしたんだよ 」


「 まって 、 この子 … 」


「 あの言ってた子 、? 」


「 私にも 、 見 えた 。 」

「 同じく 。  」

「 なんで 、 急に出てくるんだよ …」

僕は 、 目の前にいる弟に伝えたいことが

沢山頭に浮かんできて 、

心がいっぱいになって

目から涙が止まらなくなった 。

「 ごめん 、 ごめん 、 あの時 、 手を伸ば

すのが遅くなってしまって 、 本当に後悔

している 。 本当にごめんなさい 。

お願いだから 、 許してください 。 」

言いたいことがいっぱいで 、言葉が詰まった 。

喉が苦しくて 、 上手く話せなくて

「 大丈夫 、 ゆっくりでいいから 、 話してみな 」

サークルのみんなは 、 そう優しく僕に言ってくれる 。

「 今ここで 、 僕が何回謝ったとしても

弟を死なせてしまったこと 、 もう 、

後戻り出来ないことはわかってます 。

許してって言っても 、 そう簡単に

許してくれないことくらいわかってます 。

僕は必死になって思いを伝えた 。

そうすると 、 弟はこっちに向かってきた 。

この世には存在しない弟が 、 僕にハグをした 。


亡くなったはずなのに 、 弟の匂い 、


抱きしめられた感覚 、 全て感じた 。


すると 、 弟はこう言った 。


「 ずっと空から見てた 。 あの時 、


お兄ちゃんが必死になって僕を助けよう


としてくれたよね 。 覚えてるよ


僕は全然許してる 。 ただ 、 お兄ちゃんが

あの後 、 ずっと心の中の傷が

残ってて 、 僕はどうにかしないとって

思ってたけど 、 どうすることもできなかった 。

もう 、 その心の傷 、 癒して 、 治してね 。

ずっと大好きだよ 。 」

弟はそう言うと 、 僕を抱きしめてたこの手を


離して 、


『 ありがとう 。 』


と言って 、 ゆっくりと消えていった 。


僕は弟に会えた嬉しさと 、 込み上げてくる


さっきの弟の言葉が 、 心に残って


目から滝の涙が出た 。


もう 、 この日は一生忘れられない 。


大好きだよ 、 僕の 弟 。







end .


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