テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
⚠️ 注意 ⚠️
私がXで見つけた好きなポストの内容です 。( @iku_m_n さんのポストです 。)
みかのい ( のいみか ) 注意
『 我爱你の日 』
夜の配信は 、少し気の抜けた雰囲気だった 。
ゲームのロード画面がゆっくり回っている 。
帝は椅子の背もたれにだらっと身体を預けていて 、雷は頬杖をつきながら画面を見ている 。
乃依はコメント欄を流し見しながら 、気になったものを拾っていた 。
乃依 「 『 乃依くん今日眠そう 』 … 眠くないし 」
帝「 寝てたじゃん 、配信前 」
帝が笑う 。
乃依 「 寝てない 。目閉じてただけ 」
帝 「 それ寝てるって言うんだよ 」
乃依 「 違うし ~ 」
いつものやり取りに 、コメントも笑いの反応で流れていく 。
乃依はむっとした顔のまま 、また画面に目を落とした 。
乃依 「 あ 」
指が止まる
帝 「 なになに ? 」
帝が横から覗き込む 。
乃依 「 えーと … 、 「 乃依ちゃん帝様と雷様に我爱你 ( ウォ ー アイニ ー ) って言って ~ 」」
読み上げた瞬間だった 。
帝の肩がぴくっと震えた 。
雷は一瞬だけ目を上げて乃依を見たあと 、何事もなかったかみたいに視線を戻す 。
乃依だけが眉を上げた 。
乃依 「 …… 何その反応 」
帝 「 いや ? 」
帝の口元が完全に笑っている 。
乃依 「 絶対なんかある 」
帝 「 気のせい気のせい 」
コメント欄はもう盛り上がり始めていた 。
『 言って ー ! 』
『 乃依くんお願い 』
『 見たいw 』
『 帝様笑ってる 』
『 雷様も知ってるな ~ 』
乃依は嫌そうな顔をしたあと 、小さくため息をつく 。
乃依 「 …… 1回だけだからね 」
そして帝を見る
乃依 「 帝 、ウォ ー アイニ ー 」
数秒 。帝は急にニヤつきだした 。
帝 「 ん ~ 、我知道」
乃依 「 …… え ? 」
乃依が目を瞬かせる 。
乃依 「 なにそれ 」
帝 「 ふふ」
帝は笑ってるだけだった 。
乃依がさらに怪しい顔をしながら 、今度は雷の方を見る 。
乃依 「 …… 雷も 」
そしてなにも知らない顔のまま 、
乃依 「 ウォ ー アイニ ー 」
雷は乃依を見た 。
ほんの少しだけ目を細めて 、落ち着いた声で返す 。
雷 「 謝謝 、我也是 」
静かな声だった 。
乃依は止まる 。
乃依 「 …… ?? 」
コメント欄が一気に爆速になった 。
『 待ってwww 』
『 乃依ちゃん何もわかってないの可愛いな …… 』
『 雷くんの愛してる → 俺もやばい 』
『 雷様の 「知ってる」も草 』
乃依の視線がコメントを追う 。
二行 。三行 。
そして 、ぴたりと止まった 。
乃依 「 …… え ? 」
ゆっくり顔を上げる 。
帝はもう机に突っ伏して笑っている 。
雷は何事もなかったみたいな顔で座っている 。
乃依だけが 、二人を交互に見て 。
乃依 「 …… 待って 」
少しづつ耳が赤くなる 。
乃依 「 待って待って待って 」
そして数秒後 。
乃依 「 さ 、さいっあく … ! 最低 !! 罠に嵌められた … !! 」
その日の配信は 、帝の笑い声が止まらなかったらしい 。
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
475
17
10