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読んだその日がバレンタイン
不破視点
今日はバレンタイン。好きで、好きで、大好きで堪らない明那からチョコ貰えるかな。
でも、でもね、明那から[冷蔵庫今日はあんまり開けないで]って言われたし。
俺、偉い。開けてへんし。
昨日のエッチ中に約束したし。俺からはチョコじゃなくてな、首輪を着けた俺。首元がチラチラ見える服をわざと選んだんだぁ。
明那は今、お仕事に出掛けてる。もうすぐ帰ってくるやろか。
ガチャ
「ただいま~」
「ッッ!?」
驚くのも当然だ。首輪つけてる奴が玄関でおすわりしてるんやし。
『あきなぁ♡おかえりぃ///』
「ふわっちぃ!?なにしてッッ」
カチャカチャ
「ちょっ、!?」
『うわぁ♡おっきいなぁ♡』
『いただきま~ッ♡///』
「ちょ、ちょ、待って」
『??』
「ちょっと待って、て」
『??』
「待て」
『ッッ♡♡』
明那から、待て、だってぇ。お腹の奥がきゅんきゅんするね。なんで待てなんやろか。
俺の作戦は、明那の舐めて、喜んでもらう、なんやけど。明那が喜ぶだけじゃなく、俺も明那でいっぱいになるしなぁ。
『なんでぇ?』
「なんでじゃないでしょ!?」
スンスン
ぅえ?明那が俺の匂いかんでくる!!なんでや!!俺が嗅ぎたいのに!!!
「あっ!!」
「ふわっちお酒飲んだでしょッッ!!」
あぇ……飲んだっけ?覚えて無いから飲んで無いのと一緒や!!
『覚えて無いから飲んでない!!』
『と思うぅ…』
「記憶がとぶ位飲んだんでしょ!?」
『……覚えて無いもん』
ふいっと明那から顔を反らした。でも明那の顔が気になるからすぐ元に戻った。
明那は口に手をあててワナワナしとる。なんでやろなぁ。
「ん゛可愛い過ぎるでしょ……」
『??』
「まぁいっか…リビング行こ!!!寒いでしょ!!」
『リビングかぁ……』
明那がスタスタとリビングに行っちゃた。ベッドが良いって言ったらダメやろか。
昨日したから我慢するかぁ?
いや、誘えばどうにかなるやろ!!!
「…………」
三枝視点
いつもより露出の多い服を纏ったふわっち。
うーんえろい。色気閉まってくれよ。
しかも相当酔ってて、頬が赤く、行動一つ一つがゆっくりで無駄にえろい。まじで。
過去最高にえろい連発したかもしれん。
まず、チョコ渡さないといけなかったわ。チョコでもないけどな。
「ふわっちぃー!!」
『なぁにぃ~?』
「俺からのチョコ、でもないけど!!!」
「受け取って下さい!」
『うわぁ!!』
『かあぇぇ!!』
『明那大好きや!!!』
ボフッ
「うぉ」
『んへへ~///』
抱きついてきた。お酒の匂いがするけど、ふわっちの匂いが際立ってる。ごめん嘘。
ふわっちの匂いが良い匂いすぎて酒の匂いが中和されてるわ。保存出来ないかな。
「ふわっち、食べよ、」
ギュゥゥ
「苦しいって」
パッ
「ぉぉ……」
『ぅん!!明那と食べる!!』
「切り替えはや……」
『バームクーヘン?』
「おん」
「バームクーヘンにキャラメルとかなんかがコーティングされたやつ」
『おおぉ✨✨』
カチャカチャ
「食べよぉ!?」
「って、えっ!?」
「なにしてんの!?」
『なにしてって?』
「なんで俺の咥えようとしてんの?ゑ??」
パク
『むごもご』
「ぇ…ぅあ゛♡ぅぅ♡♡」
チュッンチュ
「~ッ///♡♡」
ビュルル
『!?///』
「あ、ごめ、ペっして」
口に出してしまった。ヤバい。ヤバい。ふわっちに嫌われる。
ゴクン
『あへぇ゛♡』
『もぉ、らぁい///』
「ッッ///!!」
『あきなぁ♡おれぇ、♡えっち、したい♡♡♡』
にへらぁ、と笑って見せるふわっち。目にハートが見えそうだよ。
でも、こっちだって限界なんだよ。
「♡♡」
パチュパチュ
『あ゛ひゃぁッ♡』
「ふ、なにその喘ぎ声♡」
『ぅ゛あ///?♡♡』
ズンッ
『あ///は”ぁッッ゛♡♡!?』
「まじ可愛いッッ♡」
『ちゅ///、したぁ、ぃ゛♡♡♡』
「ん゛いい、よ♡♡」
チュヂュクチュ
プハァ
『ぁ゛♡ぇッ?』
「絶対チカチカしてるやろ…」
『あき、なぁ゛♡』
「ん?」
『これから、も♡だぁいすきっ♡///』
コテッ
「俺もだよ、って寝た!?」
「まだ」
「入ってるんデスケド、?」
END
読んだその日がバレンタイン
読んだその日がバレンタイン
読んだその日がバレンタイン
だから今日はバレンタイン
sino