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バレンタイン

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バレンタイン

1 - バレンタイン

♥

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2024年02月16日

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読んだその日がバレンタイン


不破視点

今日はバレンタイン。好きで、好きで、大好きで堪らない明那からチョコ貰えるかな。

でも、でもね、明那から[冷蔵庫今日はあんまり開けないで]って言われたし。

俺、偉い。開けてへんし。

昨日のエッチ中に約束したし。俺からはチョコじゃなくてな、首輪を着けた俺。首元がチラチラ見える服をわざと選んだんだぁ。

明那は今、お仕事に出掛けてる。もうすぐ帰ってくるやろか。

ガチャ

「ただいま~」

「ッッ!?」

驚くのも当然だ。首輪つけてる奴が玄関でおすわりしてるんやし。

『あきなぁ♡おかえりぃ///』

「ふわっちぃ!?なにしてッッ」

カチャカチャ

「ちょっ、!?」

『うわぁ♡おっきいなぁ♡』

『いただきま~ッ♡///』

「ちょ、ちょ、待って」

『??』

「ちょっと待って、て」

『??』

「待て」

『ッッ♡♡』

明那から、待て、だってぇ。お腹の奥がきゅんきゅんするね。なんで待てなんやろか。

俺の作戦は、明那の舐めて、喜んでもらう、なんやけど。明那が喜ぶだけじゃなく、俺も明那でいっぱいになるしなぁ。

『なんでぇ?』

「なんでじゃないでしょ!?」

スンスン

ぅえ?明那が俺の匂いかんでくる!!なんでや!!俺が嗅ぎたいのに!!!

「あっ!!」

「ふわっちお酒飲んだでしょッッ!!」

あぇ……飲んだっけ?覚えて無いから飲んで無いのと一緒や!!

『覚えて無いから飲んでない!!』

『と思うぅ…』

「記憶がとぶ位飲んだんでしょ!?」

『……覚えて無いもん』

ふいっと明那から顔を反らした。でも明那の顔が気になるからすぐ元に戻った。

明那は口に手をあててワナワナしとる。なんでやろなぁ。

「ん゛可愛い過ぎるでしょ……」

『??』

「まぁいっか…リビング行こ!!!寒いでしょ!!」


『リビングかぁ……』

明那がスタスタとリビングに行っちゃた。ベッドが良いって言ったらダメやろか。

昨日したから我慢するかぁ?

いや、誘えばどうにかなるやろ!!!


「…………」




三枝視点

いつもより露出の多い服を纏ったふわっち。

うーんえろい。色気閉まってくれよ。

しかも相当酔ってて、頬が赤く、行動一つ一つがゆっくりで無駄にえろい。まじで。

過去最高にえろい連発したかもしれん。

まず、チョコ渡さないといけなかったわ。チョコでもないけどな。


「ふわっちぃー!!」

『なぁにぃ~?』

「俺からのチョコ、でもないけど!!!」

「受け取って下さい!」

『うわぁ!!』

『かあぇぇ!!』

『明那大好きや!!!』

ボフッ

「うぉ」

『んへへ~///』

抱きついてきた。お酒の匂いがするけど、ふわっちの匂いが際立ってる。ごめん嘘。

ふわっちの匂いが良い匂いすぎて酒の匂いが中和されてるわ。保存出来ないかな。

「ふわっち、食べよ、」

ギュゥゥ

「苦しいって」

パッ

「ぉぉ……」

『ぅん!!明那と食べる!!』

「切り替えはや……」


『バームクーヘン?』

「おん」

「バームクーヘンにキャラメルとかなんかがコーティングされたやつ」

『おおぉ✨✨』

カチャカチャ

「食べよぉ!?」

「って、えっ!?」

「なにしてんの!?」

『なにしてって?』

「なんで俺の咥えようとしてんの?ゑ??」

パク

『むごもご』

「ぇ…ぅあ゛♡ぅぅ♡♡」

チュッンチュ

「~ッ///♡♡」

ビュルル

『!?///』

「あ、ごめ、ペっして」

口に出してしまった。ヤバい。ヤバい。ふわっちに嫌われる。

ゴクン

『あへぇ゛♡』

『もぉ、らぁい///』

「ッッ///!!」

『あきなぁ♡おれぇ、♡えっち、したい♡♡♡』

にへらぁ、と笑って見せるふわっち。目にハートが見えそうだよ。

でも、こっちだって限界なんだよ。

「♡♡」


パチュパチュ

『あ゛ひゃぁッ♡』

「ふ、なにその喘ぎ声♡」

『ぅ゛あ///?♡♡』

ズンッ

『あ///は”ぁッッ゛♡♡!?』

「まじ可愛いッッ♡」

『ちゅ///、したぁ、ぃ゛♡♡♡』

「ん゛いい、よ♡♡」

チュヂュクチュ

プハァ

『ぁ゛♡ぇッ?』

「絶対チカチカしてるやろ…」

『あき、なぁ゛♡』

「ん?」

『これから、も♡だぁいすきっ♡///』

コテッ

「俺もだよ、って寝た!?」

「まだ」

「入ってるんデスケド、?」



END


読んだその日がバレンタイン

読んだその日がバレンタイン

読んだその日がバレンタイン

だから今日はバレンタイン

sino

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