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こんにちは!さんちゃんです。
昨日の夜、自転車に乗りながらふざけていたら、指を柵にぶつけてしまいました。
安心してください。私が住んでいるのは田舎です。
夜に歩いてる人なんか外にいないので!
そして、今日、指を見たところ、薬指が腫れていました!そして、とっても痛いんです。
利き手ではないのでご安心を!
親に、自転車はしばらく乗るな!と怒られてしまいました😭
すいません、長くなってしまいました!
では、読んでいってください!
朝ごはんを準備する為にキッチンへ向かう。
「けちゃ、今日の天気は?」俺はスピーカーに問いかけた。
「はい。本日の天気予報では、午後から降水確率が六十パーセントとなっています。」
完璧な答えだった。
けちゃだったら「わかんないなー、ゲリラ豪雨だと思う!…大切なのは勘だから!」
なんて言うだろう。
そして何故か当たる。
でも、そんなことは言えず、ただ感謝を伝えるしかないのが俺。
「…ありがとう。けちゃ」
『どういたしまして。まぜ太さん』
会社から帰ってくるなり、ソファへ寝転んだ。スピーカーに目をやる。
「ねぇけちゃ、会社頑張ってきたよ。」
『頑張りましたね。今日もお疲れ様です。』
けちゃの声色はいつもより優しい気がした。
…それは、俺がそう思いたかっただけかもしれないのに。
…今ならけちゃ、前みたいに話を聞いてくれるかな?
「ねぇけちゃ…」
『はい。なんでしょう』
「俺、けちゃが居なくなってから・・・前向けてる?」
『・・・すいません。質問の意図がわかりませんでした。』
胸がズキンと痛んだ。
「そうだよな。」
俺はそっと呟いた。別に期待していたわけじゃない。でも、もしかしたら、って考えてた。
でも、これはけちゃじゃない。人工知能なんだ。
「ごめんな…」
何に謝ったのかも、なぜ謝ったのかもわからない。
『――』
その瞬間、スピーカーにノイズが走る。
俺は立ち上がっていた。
「け、けちゃ…?」
『まぜち…』
呼び方も、前のけちゃと一緒。
それに、少し、抑揚というか、発音が、前のけちゃに似ていた。
『すみません。…通常操作には問題ありません。』
淡々とした声に戻った。
さっきのは聞き間違いだ。そう言い聞かせて気持ちを落ち着かせる。
「じゃあ風呂入ってくる。…けちゃ。」
『はい。』
洗面所の扉を閉めた瞬間、部屋の中は静寂に包まれる。
誰もいない部屋で、スピーカーのランプだけが、微かに光っていた。
ーーまるで、何かを言いかけるみたいに。