またまたサン武です!
武道視点で話進みます。
⚠武道、春千夜、というか登場人物全員、成人設定です。
⚠思いつきで書いたんで、内容が雑です。
⚠微エロって書いたんですけど、武道が結構喘いでます。
⚠誤字脱字等は見逃してください。
⚠会話文、誰が喋ってるか書いてないので、察してくだせぇ!
それでも大丈夫って方はどぞ!
✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽
ドサ……
「え、えっと……?」
見上げた先には、天井と、俺に跨がって、こちらを見つめる“男”……
ん?…どうしてこうなった?!
____時は一時間前に遡る……
4月某日。俺、花垣武道は、久々に溝中五人衆で集まって、居酒屋で飲み会をしていた。
すでに、飲み初めてから一時間ほど経つが、話が尽きる気配はなく、未だ昔の話に花を咲かせていた。
ほどよく酔いが回り始めた頃、突然、
王様ゲームしよう!
と提案したのは、山岸だったか、マコトだったか…
よく覚えていないが、皆結構ノリ気だったと思う。割り箸もアックンがすぐに準備してくれた。
提案から一分という早い時間で始まった王様ゲーム。流石の連携だ!最初の方の命令は、秘密暴露など軽いものだった。(まぁ、それも内容によっては、軽くはないけれど…)
そして、そんな秘密暴露の刑に処された山岸は、どうやら相当ダメージが大きかったらしく、一気に酒を煽った。内容は『昔好きだった人』というありきたりなものだったけど…
「やめとけって!」
そんな俺たちの制止の声は残念ながら山岸の耳には届かず、酒を飲み干した山岸は完全に出来上がった。
そして、まさかの、いや、誰もが心の何処かで想像していたとおり、王様のくじは山岸の手に渡った。
山岸以外のこの場にいる全員が嫌な予感を感じとり、固唾をのんで彼の口が開かれるのを待った。
「あの人、すっげぇ美人だなぁ……」
「「「「は?」」」」
山岸がようやく口にした予想外の言葉に、俺ら四人の声が重なった。
「そうだぁ!えっと、命令はぁ、2番がぁ、あの人をナンパぁ!」
「「「「……………」」」」
『せーので見よう…』…そんな会話を目でしあい、俺らは自分の手元のくじの番号を確認した。
どうか、違っててくれぇ…、
…………。
そんな期待も虚しく、俺の手元のくじには『2』と書かれていた。
嘘だろぉぉお?!
ラッキー、俺1番っ!とか、そんな声が聞こえてくる中、俺のテンションはだだ下がりだ。
「ってことは、2番って武道?」
ドンマイとでも言いたげな、憐れんだ目を向けるなら、変わってくれよぉ、タクヤ…
「いっちょ潔くフラれてこい!」
そんな言葉を背に受けながら、俺は渋々重たい腰を上げた。嫌だ、と拒否ったところで、“王様の命令はぜったーい!”とか言われるのは目に見えているので、俺は腹をくくった。
よし!キレイにフラれてこよう!
そう決意を固めたのも束の間、
ヒャハハハハ…あははっ…これ武道、完全に黒歴史だよなぁ…かわいそー!俺じゃなくてマジでよかったわ!ハハッ
……居酒屋にアイツらの笑い声が響き渡った
アイツら、他人事だと思って、すっげぇ楽しんでやがる!この薄情者っ!店員さんに注意でもされとけっ!
脳内で悪態をつきながら、ゆっくり、美女の元へと向かう…
「あ、あの、」
緊張して、不自然な感じで話しかけてしまった。俺の言葉に反応し、こちらを向いたその人は、長い睫毛に、綺麗なエメラルドグリーンの瞳、そしてサラサラのピンク色の長髪…近くで見ると、余計美人さが際立っていた。
突然話しかけられたことに驚いたのか、キョトン、と小首を傾げるその仕草でさえ、彼女がやると、様になっていた。
ただ、待っても待っても彼女から返事はなかった。
………え、俺って喋るのすら嫌がられてんの?!流石にショックすぎるんだけど?!
「あ〜!ごめんねぇ…コイツ訳あって喋れねぇんだよ」
二人の間にしばらくの沈黙が流れる中、それを破ったのは男の声だった。
声のした方を見てみると、そこには紫と黒の混ざりあった派手な髪色の二人組の男がいた。しかも、両方イケメンだ。彼女しか目に入ってなくて、同席者がいたことに全然気づかなかった。
……彼氏とか?でも、二人って…
「俺ら、コイツの同僚なんだよねー」
なるほど…
ねぇねぇ、そう髪の短い方に呼ばれてそちらに近づいてみると、耳元でそっと、
「コイツ、三途春千夜っていうんだけど、お前のこと気になってるらしくてさ、」
ん”?まさかの脈アリ?!
てか、『三途春千夜』って名前まで美しいじゃん……
「だから、コイツと大人のホテルにでも行ってきなよコソ」
ブフォッ
急に投下された爆弾発言に、俺は思わず吹いてしまった。だが、とんでもない爆弾発言をした張本人は、うわ〜、なに?どうしたの?、などと呑気にそんなことをほざいている。
いや、え…はッ?コイツは突然何を言ってるんだ?!
バッ、と左を向くと、彼はヘラヘラ笑っていた。ふざけてんのか?
一応、チラリと彼女の方を見てみると、髪の長い方が彼女になにか耳打ちをして、彼女は顔を真っ赤にさせていた。
これホントに脈アリなのかも……彼女の反応に俺も少しそんな気がしてきた。
結局、彼ら二人になんだかんだ流されて、俺と彼女はホテルに行くことになってしまった。
そのことを山岸たちに伝えに行くと、アイツらは、まさかナンパが成功するとは夢にも思ってなかったため、口をあんぐり開けていた。正直、俺もまだ信じられないけど、馬鹿にしてきていたアイツらを見返せたから、いい気味だ。
4人でタクシーに乗って、ホテルへと向かった。部屋が空いてなきゃこの話はなくなる、そう思ったものの、部屋はちゃんと空いていた。案内された部屋につくと、短髪が彼女の耳元でなにかを呟いた。何言ったんだろ…?彼女との距離は離れていて、よく聞き取れなかった。
「じゃあ、邪魔者の俺らはもう帰るから、あとは二人でごゆっくり〜」
そう言って、初めて来たこの場所に内心パニックをおこしてる俺を残して、彼らは部屋を出て行ってしまった。そのため、俺はとうとう彼女とふたりきりになってしまったのだ…そして、何故か今、手と手が触れる距離で、ベッドに並んで座っている。
え、これホントに大丈夫なのかな…?
チラリと彼女の方を見つめるものの、彼女との視線は合わない…ただ、彼女の耳は薄くだが、赤く染まっていた。
あれ、これ、俺とうとう童〇卒業しちゃう感じ…?こんな美人で卒業しちゃうとか最高すぎない…?
え、そういう雰囲気だよね?
あの人たちも、彼女が俺に脈アリだって言ってたし……いけるかも…
酒のせいでうまく働かない頭で、強引にその考えに至った俺は、一つ深呼吸をして、彼女の肩を軽く押し、ベッドに押し倒した……
……はずだった。
押し倒したと思った途端、俺の視界はぐるりと回転し、今、目の前にあるのはベッドではなく、天井だった。
「オマエさ、オレのことマジで女だと思ってんのかよ?笑」
“オレは男だわ、バーカ!”
「へ…?」
初めて、聞いた美女の声は明らかに低く、彼女(?)が男だということを証明していた。見た目は美女にしか見えないけれど、自分で男だって言ってたし…
いや、え…?どゆこと?
「クソ兄弟に罰ゲームで女の格好させられてただけだわッ!」
クソ兄弟…?もしかして、あのときの…?罰ゲームで女装…?いろんな情報が次々と入ってきて頭がパンクしそうだ。
「テメェみてぇなヘドロに着いてきたのも、全部命令されたからだわ」
ガーン…
そんな音が俺の頭の中に鳴り響いた。
「てかよ、テメェみたいなヘドロが、オレのことを組み敷けるわけねぇだろがァ?あ”?」
こ、怖ぇよぉ……美人の怒った顔ほど怖いってホントだったんだな……
「……それにしても、オマエそんなにオレとそういうことしたかったのかよ?」
「いや、え、もう…だいじょ」
男だとわかったら、もうそういう気分はなくなっていた。
「……オマエから誘ってきたんだからな…?」
そう言うと、だんだん三途くんの綺麗な顔が近づいてきて、俺は思わずギュッと目を閉じた。
ちゅ♡
そんなかわいらしい音と共に、唇に柔らかい感触がした。
そして、ただただ唇を喰むだけの優しいキスがしばらく続いた。でもこれ、いくらなんでも長すぎないっ?
……くるし、…これ、もう息つづかな…
「……ッぷはぁ///」
ぢゅる♡
「ん”ん?!」
舌…?入って、…、酸素を取り込もうと、口を開けると、三途くんの熱い舌が俺の口内に侵入してきた。
「ちゅ…ぅあ♡んッ…//はぁ…♡ぢゅ…//ケホッ」
俺が咳き込むと、ようやく三途くんの口が離れていった。
「はぁ……はぁ……///」
ツーっと、二人の間に銀色の糸がのびた。俺の視線の先で、三途くんはこちらをじっと見つめながら、ペロリ、と自分の唇をわざとらしく舐めた。
、……う”っ…エロい///
ダメだ…これ以上ここにいると、いろいろ失っちゃう気がするッ…
早く逃げなきゃ…でも腕は頭の上に拘束されてて身動き取れないし…、どうしよ…
そのときだった…三途くんが、自分の服を脱ごうと、片手が外したため、俺の腕の拘束が緩んだ。
……今だ!
そう思い、ベッドの上に散乱していた自分の服を急いでかき集めて、ベッドから降りた…、
否、降りようとした…
グイッ
「へ…?」
ベッドから降りようとしたとき、肩を掴まれ、後ろに体重が傾き、再びベッドの上に逆戻り。
「あ、ははは…」
「逃さねーぞ?だって、オマエから誘ってきたもんなァ?誘った本人が逃げるわけねぇよなァ?」
誤解です!誤解なんですッ!!あなたが男だなんて知らなかったんですッ!あのときの俺のバカッ……いや、命令したの山岸じゃねぇか?!山岸マジふざけんなよッ!
「そ、それは間違いでっ…」
「じゃあ、オマエのソレなんだよ?」
ソレ…?三途くんの指が指している方を見てみると、俺の息子が俺のズボンを押し上げていた。
嘘、嘘……なんで俺…?
「こ、これは、ちがく、て…ッ」
「違わねぇだろ?」
「安心しろよ。絶対ェ、キモチよくしてやっからニヤ」
「む、無理だからァァア………んぁっ♡」
三途くんが急に俺の息子をズボン越しに擦ったきたから、変な声が出てしまった。
バッ、…慌てて口を抑えたものの時すでに遅し……。恐る恐る三途くんの方を見てみると、三途くんは口元を手で隠し、目をギラつかせていた。
「ゾクゾク…っは、そんな声も出んのかよ…?オマエ、やっぱキモチいいんじゃねぇか?」
グイ…
俺の服をシャツと一緒に一気に捲りあげ、三途くんは俺の胸に手をのばした。
……え?なになに…?
ぎゅっ…♡
「……へ?」
そして、三途くんは突然俺の乳首をつかんだ。
クリッ♡グリィ…グリッ、グリッ♡
「い”、いひゃ…はな”、し…てよ”ッ」
怖い…痛い…やだ…やだ、やだッ……
やめて、と必死に頼んでも、三途くんの指が止まることはなくて、逆にだんだん激しく動き始めた。
「っあ…///ぅあ♡……あ”あッ♡ッや”らぁ…」
「嫌じゃなくて、いいんだろ?」
そんな無茶苦茶なことを言って、三途くんは指を止めてはくれなかった。
「指、や”らぁ…//」
「………わかった」
そう言うと、指が離れ、やめてくれるのかと安心したのも束の間、すぐに三途くんの顔が俺の方に近づいてきた。
……なに?
カプッ♡チュパッ…ちゅうっ…♡
三途くんは、指でさっきまでいじっていた俺の乳首を吸った。
「…あッ♡はぁッ……ん”んぅッ」
………やばい…これイッちゃ、…
ピタ……
「んぇ?にゃ、んで…?」
「やっぱ、キモチよかったのかよ?」
「ッはぁ……はぁ…////」
なにこれ……こんなの知らない…///頭、ボーっとして、何も考えられない…
でも、これ、きもちい、………。
……って、は?!俺なに考えちゃってんの?
ガンガンガン、危険信号が頭の中で鳴り響く。これ以上はホントにだめだ。俺が俺じゃな、…
「楽しもーな?“武道”」
そう言って、ニヤリと嗤う三途くんの目は完全に雄の目で、あのときの優しい柔らかな眼差しは、もうそこにはなかった。なんで、俺の名前を知っているのかなんて考える余裕は今の俺にはなかった。
あ、終わった
ただただ本能的にそう感じた。
羊が狼に変わるとき
✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽
これ微エロなのかな…?
結構ガッツリ書いちまったゼ……
コメント
8件