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3作目がもうすぐ終わりをむかえる頃。
アーサーさんと一緒に、泣いたり、笑ったり、応援したり、とても楽しい時間を過ごした。
おつまみで用意したコンビニで買ったビーフジャーキーもすでに無くなっており、二人共お酒のせいで酔いが回っていた。
「…いい話だったな!ジュンが倒された時はどうなるかと思った、」
「分かります、分かります!すごくドキドキしました、!」
「……なぁ、次これ見ねぇか?」
そう言って提案してきた作品はピンクと赤色のパッケージかかったアダルトビデオだった。
完全なやらかしだった。それは、前アルフレッドさんが遊びに来た際に忘れていった物だった。あの職場に移動する前は、皆さんと遊ぶ機会が多かったから、また近々遊べるだろう。その時に返そう。と連絡もせずにとっておいた物だったのだ。
あのまま移動になったから完全に忘れていました……。早く誤解を解かなければ、!
「あの、!それは、」
「……これ、菊に似てるな。そういうのが好きなのか?」
「ち、違いますよ!こんな綺麗な女性が私に似てるなんて……、しかもそれは忘れ物です。」
「………ふーん。」
彼は不機嫌そうな顔をしながらも、余裕な表情を浮かべた。きっと、酒が回ったのがいけなかったんでしょう。私も彼も、冷静な判断が出来なかったんです。
「じゃ、確かめてみるか?」
そう、これは仕方ないことだったんです。
『あっ♡あん♡』
静かな部屋に甲高い喘ぎ声が響いている。
画面には、金髪の眼鏡をかけた男性と黒髪ショートの女性が致している場面が映し出されていた。
正直なんでこんな状況になったかは分からない。アーサーさんは何食わぬ顔でビデオを見ているし、私だけ気まずくなっているような気がして、なんだか居心地が悪かった。
アーサーさんはこういうことに慣れているのでしょうか…。まぁそうですよね、アーサーさんは顔もかっこいいですし、紳士ですし、経験も豊富そうですもんね、こんな爺が意識しちゃって恥ずかしいです………、
沈黙の中、アーサーさんが口を開いた。
「男の方、アルの野郎に似てんな。」
「!?」
「そ、そんな訳無いじゃないですか、既視しすぎてす、」
「……それもそうか。」
「……なぁ菊、」
問いかけながら、彼は私との間の距離を縮めた。
「アーサーさん、?」
心臓の鼓動が早くなる。経験不足のウブな私は流れに任されることしかできなかった。
「いいか…?」
そんな事を言われ、言葉が詰まった。言葉の意味を理解していない訳ではない。こういうのを察するのは日本人だから得意だ。信じられなかった。だって私、アーサーさんが好きだから。
でも、酒の勢いでやるのは少し嫌だった。そういう事はシラフの時にやってほしい。本気で好きだからそう思ったのだ。
「だめです……、」
「……なぁ、菊も期待してんだろ。じゃあ良いんじゃねぇの?俺が幸せにしてやるからさ。」
前言撤回です。駄目です。アーサーさんがイケメンすぎて今にも気絶しちゃいそうです。酒の勢いでもいいです。((
つばを飲み込み、流れるままに唇が触れ合____
こんなことも出来ないのか
それしか言わないじゃん
嫌い
お願い!
国ガチャ失敗
自分の意見も言えないの?
見ちゃ駄目よ
怖いよ
お国様は何をかんがえているの?
なんでこんなことしたの?
すいませんじゃないだろ
国なんだからさぁ、
国が恋するもんじゃないよ
終わりだよこの国
呆れた
私の息子を返してっ!!
こんな国、産まれてこなければ良かった
最低
もういいよ
あり得ない
余計なことをするな
使えない
やる気あるの?
戦争なんてやらなきゃ良かったのに
国なんだからこれぐらいできるだろ
国なんだから国なんだから国なんだから国なんだから国なんだから国なんだから国なんだから国なんだから国なんだから国なんだから国なんだから国なんだから国なんだから国なんだから国なんだから国なんだから国なんだから国なんだから国なんだから国なんだから国なんだから国なんだから国なんだから国なんだから国なんだから国なんだから国なんだから国なんだから国なんだから国なんだから国なんだから国なんだから国なんだから国なんだから国なんだから国なんだから国なんだから国なんだから国なんだから国なんだから国なんだから国なんだから国なんだから国なんだから国なんだから国なんだから国なんだから国なんだから国なんだから
国なんだから。
「っ!」
「に、日本…?」
突然のことだった。悪夢を見たみたいだ。体がぐちゃぐちゃして気持ち悪い。吐き気がする。怖い。なんで。最悪だ。気持ち悪い、気持ち悪い、気持ち悪い………、
「…………………気持ち悪い、」