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若井side
俺が入院する日が迫ってきた。明日だって。
元貴には病院を伝えてないから俺が死ぬまで会うことはないだろう。
元貴、、
インスタのアカウントも削除した、辞退を発表した、やり残すことはない。
そう思ったのも束の間、誰かがチャイムを鳴らした。
ピンポーン
「はーい、今行きます。」
「元、、、、貴、?」
「うん。そう元貴」
「何?今更。俺もう辞めたし。」
俺は関わってくんなと言わんばかりに冷たく突き放した
「これだけ渡そうと思って」
「なにこれ?」
「俺が逝った後開けて」
「、、は?」
「またね」
元貴が突然俺の家の前の塀を登った
『若井の部屋にその絵画を飾って欲しい』
笑顔ででも少し寂しそうな顔をし、この地から飛び立った。
俺は取り残された
どうすればいい?どうすればいい?
ねぇ元貴、どうすればいいをどうすればいい?
涼ちゃん、腐ったこの身を飾ってよ。
神様、、、
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