テラーノベル
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――ガシャーンッ!!
勢いよく会議室の扉が蹴り開けられた。
騒然となる連合の男たちの視線が、一斉に入り口へ向く。
そこに立っていたのは、軍服に身を包んだ枢軸の少女たち。
ドイツ(ブーツを鳴らしながら一歩踏み出し、鋭い声)
「……貴様ら、作戦会議の最中に何をしている?」
日本(静かな笑みを浮かべながら扇子を閉じる)
「……国の存亡を賭けた場で、殴り合いとは。実に下劣な“戦略”だな」
フィンランド(おにぎりを片手に、眉を吊り上げ)
「うるさくて食事の邪魔。戦争より幼稚園の方がお似合いなんじゃない?」
イタリア 「…ピッツァ食べたい…」
沈黙する連合の男たち。
アメリカが口を開こうとした瞬間、ドイツが机をドンッ!と叩きつけた。
ドイツ「――口を開くな!聞くだけでも吐き気がする!」
日本 「……覚えておけ。私たちの敵は“強者”ではなく、“騒がしい無能”だということを」
枢軸女子たちの冷たい空気が会議室を支配する。
さっきまで殴り合っていた連合国の男たちは、まるで叱られた子供のように言葉を失い、ただ汗をかいていた。
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