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#スリースター
新月 つむり🐌
66
りんごあめ
りすぐみ
97
.
君が好きなのは私だけ ?
そうわかっていても
自覚できていても
君が好きな気持ちが抑えられないの。
会いたいよ
ねえ
聞いてる?
君が 声をはね上げて
私の名前を呼ぶ声が大好きだ。
自分の声なんか好きになれないけど
君が好きだと言ったから好きだ。
あの食べ物なんて嫌いだけど
君が好きだと言ったから食べた。
約束だって沢山した。
叶えるために
いつまでも 生きると心の中で誓った。
誰に言われずとも
日に日に泣かなくなった。
泣いてしまう日もあるけれど
そんな自分を許せるようにだってなった。
今日みたいに
エアコンの風で 指先が冷え切る夜には
必ず君の夢を見るんだ。
起きた時
どうしようもなく虚しくなるんだ。
ねえ
みてる?
羨ましく思うんだ。
君の周りの人のことを、どうしようもなく。
悲しくなるんだ。
自分の無気力さに。
” 逃げてもいい ”
と
いつしか 泣いてばかりの私に君は言った。
” 好き ”
どんな文脈でもいい。
君からのその言葉を待ってた。
ねぇ
読んでる?
あのね
ほんとにね
迷惑な話だよね、ほんと
でもね
君が好きなの。
ごめんね
コメント
3件
片思いが一番楽しいってよく言いますけど、そうじゃないときもありますよね👉👈 この方が片思いなのか両片思いなのかはわかりませんが…、好きって思うのは仕方のないことですよね!好きの力は無限大!🫶💞
気持ちが届くわけない女の子のラブレターみたいなかんじ
うわあ……この詩的なモノローグ、胸に刺さりました。4話目なのにここまで切実な感情の渦に引き込まれるってすごい。特に「君が好きだと言ったから好きだ」「君が好きだと言ったから食べた」って、相手の言葉で自分の好き嫌いすら塗り替えられていく感覚がリアルで。エアコンの風で指先が冷える夜って描写も、孤独と虚しさが静かに滲んでて好きです。最後の「ごめんね」が、もう愛おしさと罪悪感が混ざった叫びみたいだった……。