雪兎side
あれから佐野くんと正門さんに連れられてシェアハウスに。
正「ここが俺らのシェアハウスやで!」
佐「さ、どうぞ上がって!」
『お邪魔しまーす、』
小「おかえり〜早かったなぁ……は、!?」
『えっ!?小島!なんでいるの!?』
小「なんやねん雪兎、自分の家におったらあかんのか!笑」
『自分の家?…ってことは、小島もこのシェアハウスの住人ってこと!?』
正「なんや、こじけんと知り合いやったん?笑」
『てかシェアハウスしてたとか知らなかったんだけど、!』
小「そりゃ聞かれへんかったからな笑」
佐「てか小島くん雪兎さんのこと呼び捨てなんですか、!?」
小「そうやけど、何?佐野もしかして雪兎のこと好きなん?笑」
佐「っ!?ちゃ、ちゃいますって…!//」
小/正「(分かりやす…笑)」
『何言ってんの小島、佐野くんは可愛い弟みたいなもんだよ?笑』
佐「そ、そうですよね、!あはは、笑」
正「(佐野ちゃんこれは不憫やなぁ…笑)」
小「とりあえず住める場所見つかって良かったやん、笑」
『まぁね、それにこんな優しい人たちばっかりならすごい安心かも笑』
そんな話をしていたらまたシェアハウスに誰かが帰ってきた。
草「ただいま〜。なんか人増えた?」
『…あ!!』
草「あれ、雪兎なんでここにおるん、!?』
佐「えっ、リチャくんも呼び捨て…!?(小声)」
『色々あって今日からシェアハウスに住むことになったの、笑』
『まさかリチャくんもここの住人だなんて知らなかったよ〜笑』
佐「あ、あの、2人も知り合いなん?」
草「そうやねん、雪兎とは幼馴染でな、」
佐「あ、幼馴染…!」
佐「(え、もしかして恋のライバル多い…!?)」
正「なら知ってる人ばっかりやし雪兎さんも安心やな!」
正「あと、まだここにはおらへんけどもう1人末澤っていう住人がおるんやけどな…?」
小「誠也くんは結構チャラい人やから中々帰って来んのよな、笑」
佐「いつも女の人と遊んでて酷い時は朝まで帰って来ないんです、」
『へぇ、そんな人本当にいるんだ…笑』
草「まぁ悪い人って訳やないし、会ったら挨拶してあげてな、」
その後シェアハウスを案内して貰い、みんなとごはんを食べてテレビを見ながらリラックスタイム。
『末澤さんってどんな人なんですか?』
正「こじけんが誠也くんはチャラい人って言っとったけど、根は優しいし面白い人なんやで?笑」
佐「それにちっちゃいですしね、笑」
佐「このシェアハウスで最年長やのに163cmしかないんです、可愛いでしょ?笑」
小「まぁ、小型犬みたいなもんやろ笑」
ガチャッ
正「あ、帰ってきた!」
正「誠也くん、おかえりなさい!」
末「おう、」
末「…そいつ誰?」
佐「そいつって、口悪いですよ誠也くん!」
佐「今日からシェアハウスに住むことになった雪兎さん!」
『あ、初めまして、!如月雪兎です!』
末「あ、あぁ、どうも。」
『今日からお世話になります、よろしくお願いします!』
末「こちらこそ。」
末澤さんは会釈するとそそくさと自分の部屋に帰って行ってしまった。
『私末澤さんになんかまずいことしちゃったかな…』
草「全然、むしろあれ照れてるんやろ笑」
『え、そうなの?』
草「だって末澤の耳真っ赤やったで?笑」
小「誠也くんが照れてるの久々に見たわ、笑」
佐「誠也くんももうちょっと素直になったら良いのに、笑」
正「とりあえず誠也くんとも仲良くなれそうやね、良かった!笑」
私は末澤さんの素っ気ない態度に少し心配になっていたけど、他のみんなはにこにこしていた。
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