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zm視点
目を開けると白い壁?が見えた
、、、いや、天井だ
今、自分はベッドの上に寝転がっている状態
(傷が痛いな)
ショッピを庇った時に出来た傷から痛みを感じた
だからこそ、生きていると再確認できた
ここはどうやら我々国の医務室のようだ
俺は日常国にいたはずなので、誰かが運んでくれたのだろう
(、、、クロノアさん)
現状の把握の次に考えたのが、クロノアさんのことだった
俺が意識を失う前の記憶を掘りおこす
『今度は我々国に来てください、、、約束です』
kr『、、、分かった、約束ね』
約束、、、守ってくれますよね?
少しづつ、紐解いていく
どうしようもない不安がある
安心しきれない自分がいる
結局俺はあの時から何も変わってなんか、、、
em「ゾムさん!目が覚めたんですね、、、」
「エミさん、、、」
声が聞こえた
ひどく、安心する声
em「今みなさんに連絡いれますね」
「、、、待って」
なんとなく、どこかに消えていってしまいそうで
俺はエミさんを引き留めていた
em「、、、ゾムさん?」
「いなくならないで、一人にせんといて、、、」
縋るように、エミさんに訴えた
こんなに弱っているのは、怪我のせいなんやろか
em「大丈夫ですよ、どこにも行きません」
「ホンマに?」
em「はい」
あぁ、なんて安心する声なんだろう
どうしてこんなにも暖かいんだろう
クロノアさんとは、また違う優しさがある
意識が微睡み始めた
抵抗なんかせず、俺はそのままゆっくりと眠りにおちていく
その最中でも、声は聴こえていた
em「おやすみなさい、ゆっくり休んでくださいね」
そんな言葉が聴こえて、俺の胸はとても暖かかった