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サンタの灰さん

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サンタの灰さん

1 - サンタな灰さんの想い

♥

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2024年12月23日

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いやぁクリスマス・イヴですが12/24になりましたね!

𝑀𝑒𝑟𝑟𝑦 𝐶ℎ𝑟𝑖𝑠𝑡𝑚𝑎𝑠

ということで、1日早いですが、投稿です




クリスマス



いつもは同期組でして、最後の夜は夜桜に呼ばれて一緒にお祝いする2日間

その日だけはみんな任務がなくて仕事がなくて、わいわいはしゃいで日頃の疲れも癒す

「出雲さん!」

「こんばんは六美ちゃん」

「こんばんは!」

「今年もサンタ役ですか?」

「ふふ、そうだよ」

「君たちに喜んで貰えて僕も嬉しいからね」

「今日一日は会長じゃなくてみんなのサンタだよ」

「ふふ、私達だけが独占しちゃっていいのかな?」

「ふん、いいに決まってる。俺ら夜桜家は他のスパイ共たちのために頑張ってるからな」

「ふふふ、凶一郎昨日ぶり」

「そうだな灰。早く入れ、俺の六美にたたせるんじゃない」

相も変わらずシスコンでツンデレで素直じゃない可愛い親友にはいはいといいながらも、僕は幸せでふたりと一緒に中に入る

「お〜!きたか灰!」

「ふふ、君は相変わらず飲んでるね〜りん」

「当たり前だ、ここでしか飲めない美味しいお酒だからな」

「おい、それは俺の部屋にあったやつじゃないのか?不動りん」

「はっケチくせぇ男だなぁ?」

「ほう?やってやろう、表に出ろ」

ふふ、ほんとうにこの2人はいつも喧嘩をして、僕に日常を見せて覚えさせてくれる

感謝だよ

「灰、今年もお前サンタするのか?」

「うん!みんなが幸せなら僕も嬉しいからね!」

「笑顔を見てるとまた来年も頑張ろうってなれるんだ」

と、どこの親目線だよ。な発言にやれやれと思う同期3人

「ほう?俺を出し抜いてみんなの笑顔を奪うというのか?灰」

「そんなつもりないよ、凶一郎笑」

「ふん、どうだか」

そういう凶一郎の口元は笑っている

「正直じゃないなぁ〜凶一郎くんは笑」

「おい💢その君呼びやめろ気持ち悪い」

「へぇ?凶一郎君凶一郎君」

「ちっ」

「…あいつらは相変わらずだな、灰笑」

「ふふ、そうだね聖司」

「ふっ…俺らもお前の心に残れてるか?」

「当たり前だよ、聖司」

「僕は君たちと出会えてよかったなって毎年思ってる」

「君らが居なかったら僕は退屈な人生を歩んでいただろうからね」

「ははっ、まぁこいつらは濃すぎるけどな笑」

「確かにね笑」

「おい、聞き捨てならんぞお前ら」

「そうだぞ!癖が強いのはこのシスコン野郎だけだ」

「お前だって、六美と二刃に弱いじゃないか」

今日はクリスマスだと言うのにまだ止まらぬいつもの日常(と書いて2人と読みます)

「もう、今日はせっかくのクリスマスなんだから喧嘩は禁止だよ?ふたりとも」

「そうだよ!お兄ちゃん、りんさん!」

「はぁい/わかった」

もうこの2人が今日喧嘩することはないのを確認できた僕は、サンタに戻ってプレゼントを渡していく

いつもありがとう。その一言が嬉しくて

凶一郎の親友に、この子らの2人目の兄的存在になれて良かったなって思う


まぁ、翌日にはいつも通りりんと凶一郎が喧嘩をするんだけどね(苦笑)

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