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ありがとうございます!! 素敵すぎました😭
リクエスト作品です。
[124攻、380受のマフィアパロ]
リクエストありがとうございます!!!
124×380
マフィアパロ。
詳しくないので雰囲気だけ…。
あと戦闘描写書けなかったですごめんなさい…。
🔞です。
目隠し、猿轡(タオル)、濁点、////要素有。
途中暗いけど、私の中のハピエン厨が出てきたのでバッドエンドではないです。(ごめんなさい)
380が優しすぎるし124は迷子。
大丈夫な方はどぞ!
「い…った……。」
頭が痛い。
目が覚めると知らないところに居た。
手には手錠、片足は足枷でよく分からない鉄骨と結び付けられてる。
電気が1つもなく、高いとこにある窓から差し込む月の光だけが唯一の光源な為暗い。
少し前のことを思い出してみる。
そうだ、確か今日はあたしが居るマフィアと、裏切り者が行ったとされるマフィアとで抗争があり、あたしもそれに参加させられたんだ。
そこで不意をつかれて後ろから殴られて…。
意識が無くなる直前、見たことある顔が見えた気がするけど思い出せない。
あたしを捕まえてもなんにもならないのに。
あたしの所属するとこは自己責任だ。捕まったら自己責任。誰も助けに来ないし、取引にも応じない。構成員の1人や2人居なくなっても変わらないから。
捕虜になったら捨てられるだけ。運良く生きて帰れたらまた良いように使われる。そんなとこ。
だから捕まえた所で何の役にも立たないのになんで。
コツコツ…
足音が聞こえる。
重厚そうなドアが開き誰かが入ってきた。
「よぉ、久しぶりだな。」
「………は、」
記憶よりも少し低い声。でも間違いない。こいつは昔よく一緒に遊んでた__
「おいおい幼なじみの顔忘れたのか?」
ナムギュだ。
ナムギュとはお互いの親同士がマフィアの幹部をしており、その中でも特に仲が良かったためよく遊んでいた。
でもナムギュの親がマフィアを裏切り出て行った。それに伴い息子であるナムギュも同時に裏切り者扱いされ出て行った。
そこからはお互い会ってないし、親から会うなとすら言われていた。のに、なんで…。
ますます意味が分からない。ナムギュならうちのマフィアの事は知ってるはず。何より面倒事が嫌いなナムギュが、親から会うなと言われてるあたしをわざわざ攫う理由が分からない。
もしかして、あたしの事恨んでる…?
「そう睨むなよ。」
「なんでこんな無意味な事するの」
「無意味?俺にとってはそうじゃないけどな」
やっぱり、あたしの事を恨んでるんだ。
恨まれるような事した記憶は無い。
正直マフィアに思い入れもクソもないから、裏切り者だとかどうでもよかったし、ナムギュとその親に関しても特に思っていることはない。
けどナムギュは違うのかもしれない。
ナムギュにとってあたしは、ナムギュ達を 追い出したマフィアの一員だ。
「…あたしをどうする気。拷問でもする?」
「んなことしねぇよ。…あぁでも、ある意味そうかもな」
薄ら笑を浮かべながらゆっくり近付いてくる。手にはタオルと……目隠し…??
そのままあたしの前まで来ると、目隠しをされ、声を出せないようにタオルを食わせさせられる。
抵抗したけど拘束されてるから無意味だった。
なにも見えない、喋れない。こいつまじで何するつもりなの?
「暴れんなよ?w」
耳元で声が聞こえびっくりする。
そのままこいつはあたしの耳をなめ始めた。
「〜っ?!」
なに、なんでなんで?!なにが起きてるの?なんでこいつ……。もしかしてある意味拷問かもってそういう事?!
耳元ではくちゅくちゅ、ぴちゃぴちゃと音が聞こえる。視界が遮られてる分、そこに意識が集中しすぎてよく分からなくなってくる。
こいつ、まじでどういうつもりなわけ?
「っん、んんっ、」
刃物の音がした。多分、服を切られた。ご丁寧にサラシまで外しやがって、素肌が空気に晒されて寒い。
こいつは右耳を舐めたまま、右手で服の上から胸を触ってくる。
ふっざけんな!!
「っぶねぇな。おい、暴れんなって」
拘束されて、視界も奪われて勝ち筋があるなんて思えないけどとにかく嫌だった。なんでこんなことされてるのかも分からない。
そんな事はお構い無しにナムギュは押し倒してきた。拘束されてる両手は頭の上で固定される。
自由な片足をぶん回して蹴り上げてやろうとすると、 突然身体中に雷が走ったかのような感覚に陥る。
「っん゛ん?!?」
大袈裟な程に身体が跳ねる。なにされたかなんてすぐに分かった。くつくつと笑う声がする。
「お前、わかりやすいなw」
そこから地獄とも言える時間が始まった。
「ふっ、ん゛っ、んんっ////っ゛゛!!?」
「お前さ、胸だけでこんなに感じんの?w」
何分経ったか分からない。あれからずっとひたすらに胸だけを触られている。
視界が遮られてる分全ての感覚に敏感になってるせいか、自分でも驚くぐらい感じてる。
「…ぁ、お前もしかして胸だけでイけんじゃね?ww」
「っ、んんっ!」
辞めろと首を振っても止まってくれない。
指とは違う感覚が降りてくる。それと同時に、今までよりも強い快感が襲ってくる。
「んんんっ!////っふ、ん゛ん゛!!///」
「っはwwすげぇビクビクしてんじゃんw舐められんのそんないい?ww」
そんなわけない!!
睨むことも、口を聞くこともできずされるがままになる。
あ゛、これ、やばい、かも……
「〜〜っっ?!!!////」
「っまじで胸だけでイってんじゃん!ww」
信じられない。胸だけで……。
頭がボーッとする。なにも考えられない。
また刃物の音がする。それと、刃物が皮膚近くを通る感覚。
「ん゛っ?!?!」
下着まで切られ、下を直で触られる。
衣服を全部切られどうやって帰ればいいんだと思うが帰れるかどうかも分からないんだった。
「濡れすぎだろwwそんなに気持ちよかったか?w」
そんな訳ないと首を振るとくつくつと笑い、手を速める。
「嘘付けwこんなに濡れてんのに。身体もビクビクさせてさぁ…。」
「ん゛、っふ…///んん゛…」
ぴちゃぴちゃ、
聞きたくもない音が聞こえる。
旨も触られながら、下も触られてる。
…もう、おかしくなりそう。
「んっ、んん゛っ!!!/////」
「お前、いくらなんでも弱すぎじゃね?w」
ぐったりしてると、タオルを外される。こいつのせいでずっと口を開けっぱだったから唇が涎でベタついてきもちわるい。
「はぁ、ぁ、?っあ゛?!///」
イったばかりなのになんの躊躇いもなく指を入れてくるナムギュ。
「やっぱ声、聞きてぇよなw」
ぐちゅぐちゅ
「ん゛あっ、ま゛っ…て!や゛ら゛っ//ああ゛っ!///」
あたしの中を掻き回しながら、胸を舐める。
「ああ゛、だめっ、!んん゛…////あ゛っ、ぁっ、ぁああああ゛っ!!! 」
もう、つかれた。
「…ぅ、あ……やめ゛っ、ああ゛……!」
イってもナムギュは止まってくれない。
目隠しのせいでどこを触られるか分からないから身体中が敏感になり全ての快楽を拾う。
もう、おかしくなりそうだ。
「や゛っ、やら゛、っっん、ぁあ゛、」
「イけよ、ほら」
「っはぁ゛、あ、ぁ゛!!」
あたしがイく毎に、ナムギュの雰囲気が変わる。どこか焦ってるような、そんな感じになる。
なんで…?
「………もういいか」
「へ、な、にが……っ、あ゛?!?!」
チカチカする。挿入れられた。痛い、痛い痛い。
「きっつ……、お前力抜けよ」
「あ゛、んんっ、」
さっきまであたしの中を掻き回してたとは思えないぐらいゆっくりと動くナムギュ。理解ができない。
初めは痛かったのに、だんだんと快楽に上塗りされていく。
「ま゛っ、////ぁ゛っ、んんっ////」
「…っ、」
次第に早くなってく動き。それに伴い快楽の波も激しくなっていく。
「や゛、むり゛っ、ああ゛、ぁあああっ!!////」
もう何回イったのか分からない。
イったところで動きは止まらない。
だんだんと激しくなってく動きの中で、目隠しが外れる。ずっと暗闇だったから目が慣れたのか初めてナムギュの顔が見えた。
「んっ、…あ゛///…っ、、は、?」
なんでお前がそんな顔してんだよ。
快楽で使い物にならなくなった頭が少しだけ冷静さを取り戻す。
ナムギュは、苦しいような、悲しいような、何かを必死に耐えてるような、泣きそうな。そんな顔をしていた。
こんなことしておいて、なんでお前がそんな顔するんだよ。
そんな顔するぐらいなら、はじめからしなければいいのに。
こいつの思ってる事が知りたい。直感的にそう思った。だから嫌がる事をやめた。
「んぁ゛っ、///な、なむ、ぎゅ////」
「………っっ!!?」
初めて、ナムギュの動きが止まった。
あたしの顔を見て驚いている。いや、不安になってる…?
「な、んで」
「…はぁ、っ、な、にが」
「なんで、そんな……。抵抗しろよ、嫌がれよ!!!」
「あんた、が、はぁ、迷子のこども、みたいだった…っはぁ、から。」
「んだよ、それ意味わかんねぇ……」
色々と意味がわからないのはあたしの方だ。
「俺、は、お前に拒んで欲しかった。否定して欲しかった拒絶して欲しかった!!」
「ずっと苦しかった!親父が裏切ったあの日から!!」
「……ずっとお前が好きだった。ガキの頃から。お前を俺のものにしたかった。」
「……だからこんなことしたの」
「叶わねぇなら、いっその事無理矢理にでも。……でも、救われたかった。」
あたしに被さってるナムギュから涙が零れあたしの頬に落ちる。
怒りがフツフツと沸いてでるのが分かる。
「…ふざけるな」
「……っ」
「あたしの気持ちを勝手に決めつけるな。こんな自分勝手なことしときながら救われたい?ふざけんな。勝手すぎる。」
散々イかされた身体はもう休みたかった。頭なんて冷静になったところでもう働かない。でも、どうしても許せなかった。
あたしは、あたしを決めつける人間が許せない。
「………いいよ。」
「っは?」
でもそれ以上に、こいつの気持ちを考えたらどうしようも無い気持ちになった。
いくらなんでも不器用すぎる。こうする以外にも他にあっただろとも思う。
でも目の前のこいつは昔から全てにおいて不器用だった。
「…最後まで、しろよ。話はそれから 」
そう言って顔を引き寄せキスをする。
そういえばこの最中、1度もキスされてなかったな、なんて思いながら。
「っ!!」
言葉も何も無く再び中に挿入される。
「っあ゛…///ん、んんっ、」
最初はゆっくりだった動きも、早くなっていく。
相変わらず迷子みたいな顔してるけど、違うのはあたしの気持ち。
「ん゛、あっ…ああ゛っ!///…ん゛んっ!////」
「っ、///」
「んぁ、ん、ん゛んっ、ぁあ゛、イっ゛……」
「イ、くっ、」
「あ゛っ、ぁ、あ゛あ゛ぁあああ゛あっ!!」
「〜っ!!///」
荒い息遣いだけが響く。
先に回復したナムギュが拘束具を外してくれる。散々あばれまわったのか赤い跡が付いていた。少しだけ痛い。
あぁ、クソ。身体がだるすぎる。
正直今すぐにでも気絶して寝てしまいたい。
でも、話さなきゃ。
「ナムギュ。」
「……んだよ」
「………逃げよっか。」
「…は?」
ナムギュの話を聞いて思ったのは1つ。
「このまま死んだことにして2人で逃げようか。」
ナムギュは信じられないものを見るような目で見てくる。
あたしからしたら想いを拗らせてこんな事するお前の方が信じられないけど。
「正気か?」
「あんたに言われたくない。」
「……」
「正直、あんたのこと好きかどうかは分からない。けど、好きならこんな事せずに正面から来てほしかった。……立場とか、親とか、境遇とかでそれは無理だろうけど。だから許すよ。あたしはあんたのその想いを救うことは出来ないけど、許すことはできる。」
「……いいのかよ、それで」
「逆に勝手に1人で決め付けて救われようと思ってたの虫が良すぎるし、それで無かったことにされる方が嫌だ。あたしを都合よく使うな。」
「っ……」
「もうさ、いいよ。拗らせまくってこんな事したのはゆるせないけど、あんたの気持ちは許すよ。2人で死んで2人で逃げよう。 」
手を差し出す。この手を取るか取らないかはナムギュ次第。
あたしを無理矢理襲った事に関してはこれからたっぷり返してもらう。
けど、ナムギュの気持ちはわからなくも無いから。
ナムギュは迷った末、あたしの手を握った。
「……とりあえずあんたが切り裂いた服だけど…」
「服なら、これ使えよ」
男物の服が投げ渡される。なんで持ってんの???疑問に思ったが今はやることが多いため渡された服をとりあえず着る。
…でかいな。
「で、とうするんだよ。」
「言ったじゃん、死んだことにするって。偽装は得意でしょ?」
これからあたし達の2回目の人生がはじまる。
多分楽では無いけど、今よりはいいかな、なんてそんな事を思った。